心霊大全

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匿名ユーザー

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【2ch】

342 名前: 本当にあった怖い名無し Mail: 投稿日: 05/11/22(火) 09:40:25 ID: IcyaAS2JO

小学校低学年の頃、家は墓の近くで
弟とよく墓石に乗って遊んでたよ。
ある夜、いつものように子供部屋の2段ベットで
寝息をたてていたとき、弟に起こされた。
『外から声が聞こえる』と
そんなはずはないと思いつつも窓を開けてみると
そこには、袈裟を着た坊主が大勢
並んでいてお経を称えながら歩いてた。
その列の先頭に並んでた坊主の顔が今でも
記憶によみがえる。口は曲がり、目は白目と黒目が反転してた。

突然弟が俺を押しのけてその集団に前に飛び出して
俺をかばう様に両手を広げて叫んだ
「斬るならば俺を斬れ!俺の命で済むのなら・・安いもの!」

人間って真にビビルと悲鳴を上げたり喚いたりしないんだなー
その時も無言のまま弟の腕を掴みベットに引きずり込んで二人で抱き合って寝たなー。
おさな心に危険を察知して身を守ろうとしたんだと思う。

翌朝、昨日のことを親父に話すと
『きっと、浮かばれない人が坊主の姿を借りて出てきたんだろう』
とのこと。
それ以来そんな経験はしてないが、今でもその時の光景が今でも鮮明に思い出される。
携帯から失礼しました。
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