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【2ch】

64 名前: 本当にあった怖い名無し Mail: sage 投稿日: 05/11/30(水) 04:11:07 ID: IftbGk350

ちょっとお邪魔します。
数年前実際に体験した話。


高校3年生の夏のこと。
自分の部屋にクーラーが無いため、その日は居間で受験勉強していた。
目標のとこまで済ませた時にはもう夜中の3時を過ぎていたと思う。

さすがにこれ以上やると明日に響くと思って、勉強はそこで切り上げ。
両親はすでに寝入っており、私のほかに起きているものはいない。
居間の電気を消すと家は本当の真っ暗闇になる。

真っ暗な中、ふらふら壁を探りながら自分の部屋へ向かった。
入り口の引き戸を開けて、すぐ左にある蛍光灯のスイッチを押す。

蛍光灯特有の、点灯前の点滅が

チカッ チカチカッ

としたその瞬間、何か黒いものが振り子的な動きで ブ ワ ァと目の前に迫った(浅間山荘の事件で使われた鉄球を正面から見たみたいな感じ)。

それにビックリしてそのまま後ろに倒れて、天井のほうに視線がいった。そしたら



手足をものすごい勢いでばたつかせた赤ん坊が 上から落ちてきた。
逆光のせいか、顔は真っ黒に見えた。


そいつが落ちてきた。
俺の腹の上に。


その後俺はまぶたくっつくかと思うくらい目を閉じて、そのままの姿勢で硬直していたよ。金縛りとかそんなんじゃなく、ただ動くのさえ怖かったんよ。


そしてその姿勢のまま朝を迎えた。もう赤ん坊はいなかった。


おしまい

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