心霊大全

しゃべるぬいぐるみ

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【2ch】

117 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ Mail: 投稿日: 04/05/12(水) 10:59:00 ID: hTWOFqR1

では次私いきます
これは私がまだ小学2年ぐらいのときです。その時異様にクラスの中で流行っていた
声を録音して再生できるぬいぐるみ(別名しゃべるぬいぐるみ)が欲しくて父親にねだり
ゴリラの縫い包みをある日もらいました。
ほぼ毎日それで自分の声を録音しては再生して遊んでました。遊びだして数週間後、夜
寝ていると激しい暑さで起きてしまいました。物凄い熱気で汗が滝のように
流れているのですが二段ベッドの上の段で寝ている弟は大丈夫そうでした。なぜか
私の周りだけ異常なほど暑いのです。よく理由がわからないまま、寝ぼけていたこともあり
母親の寝室に行きその日は寝ました。明くる日、学校から帰った後、
またお気に入りの縫い包みで遊ぼうと録音ボタンを押し自分のしゃべり声を録音しました。
そして再生すると・・

「ううあああああぁぁぁぁぁ ううぅぅ」
といううめき声が。しかもすごい叫びごえがったので内蔵のスピーカーの音が割れて
ビリビリという破裂音のように混じって聞こえました。しかも10秒ぐらいしか録音
できないはずが延々と叫び声が続いていました。
びっくりした私は怖くなってベランダから縫い包みを放り投げました。
その夜両親にその話をすると母親は「故障か何かに決まってる」と
取り合ってくれませんでしたが父親はなぜか黙っていました。
そしてあれから十数年たった最近、ふと思い出し父親にあの時のことを話してみました。
すると彼は「実はあの縫い包みは知り合いの人から譲ってもらったんだが元の持ち主は
事故で死んだその家の女の子だった」とのことでした。父が知り合いに私がしゃべる縫い包みを
欲しがっているというとくれたそうです。その家の女の子は大の縫い包み好きで溢れるほどあったので
大切に使ってもらえるなら・・ということで私に渡りましたが・・
ベランダから川に捨ててしまいました・・。
ああほんと思い出があるものは恐ろしいです。
怖くなくてすみません
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