心霊大全
骨壺 その2
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匿名ユーザー
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【2ch】
222 名前: 本当にあった怖い名無し Mail: sage 投稿日: 05/11/01(火) 22:04:53 ID: PNQVBQsR0
当時手芸店で働いていました。
その日はあまり仕事が忙しくなく手が空いていたのでレジの所で同僚と話をしていました。
その日はあまり仕事が忙しくなく手が空いていたのでレジの所で同僚と話をしていました。
「最近生地(布)がよく売れるよね~。」
「この前の人は仏壇だか祭壇だかに使うとか言ってたよ。」
「え?仏壇?」
などと話していると手芸店には珍しく男性のお客様がいらっしゃいました。
「この前の人は仏壇だか祭壇だかに使うとか言ってたよ。」
「え?仏壇?」
などと話していると手芸店には珍しく男性のお客様がいらっしゃいました。
「いらっしゃいませ~!」
そのお客様がレジの前にスッと来ました。
そのお客様がレジの前にスッと来ました。
「骨壷を包む布を下さい。」
「へ?骨壷を・・・ですか?」
「は~、もうずいぶん買ったんですけどすぐ燃えちゃうから・・・」
「は?燃えちゃうんですか?」
「ええ、燃えちゃうんですよ・・・」
「へ?骨壷を・・・ですか?」
「は~、もうずいぶん買ったんですけどすぐ燃えちゃうから・・・」
「は?燃えちゃうんですか?」
「ええ、燃えちゃうんですよ・・・」
頭の中ではどうして骨壷を包むと燃えちゃうのかについていろいろ考えを巡らしつつ布の必要量をざっと計算して布を切りました。
「あの~ご存知ですか?○○であった火事なんですけど・・・」
横に居た同僚が割って入ってきました。
横に居た同僚が割って入ってきました。
「ああ!知ってます!可哀相にね~。」
「たしか外国人の奥さんと小さな子供さんが三人焼死したっていう・・・」
「ええ、そうなんですよ。妻と子供が・・・」
「たしか外国人の奥さんと小さな子供さんが三人焼死したっていう・・・」
「ええ、そうなんですよ。妻と子供が・・・」
そのお客様は涙をいっぱいためながら
ぽつりぽつりと話してくれました。
ぽつりぽつりと話してくれました。
「私が出掛けている間に妻と子供は火事に遭い死にました。」
「きっとその所為なんだと思うんですよ、布が燃えてしまうのは・・・」
「いくら新しい布を買ってきて包んでも燃えてしまうんです。」
「きっとその所為なんだと思うんですよ、布が燃えてしまうのは・・・」
「いくら新しい布を買ってきて包んでも燃えてしまうんです。」
なんと声を掛けてよいものやら・・・しどろもどろでお会計を済ませました。
その日帰宅と同時に古い新聞のストック場所に飛んでいき数日前の火事の記事を探しました。
載っていました。