ヒューリンサイド

マルグレーテ・トリエル公爵


  • 年齢不明(おそらく500歳以上)。一人称は私。長年フェイヨンの森に住むエルダナーンたちの名も無き女王として生きてきたが、100年ほど前にフェイヨンがルーンミッドガルに服属したさい、エルダナーンとヒューリンを纏め上げることの出来る人材として担ぎ出され、フェイヨンの委任統治を任される。そのため、ほとんど現在の地位に執着がない。また、信仰を持たないため、ヒューリンとフォモールに差を見出すことが出来ないでいる。

関係表


  • フォモール:ルーンミッドガル正教以外の神を信じる「ヒト」であると考えている。
  • ヒューリン:ルーンミッドガル正教の神を信じる「ヒト」であると考えている。ようするに、彼女からすればフォモールもヒューリンもほとんど違いがない。
  • ブランデンブルク伯:彼の信仰に拘らない姿勢を高く評価している。個人的感情が幾分含まれている。
  • ザクセン侯:実際に会ったことはないが、定期的に文通をしており、お互いの相手に対する印象は悪くない。

劇中での行動


  • ヒューリンとフォモールの対立を、単なるヒト同士の権力争いに過ぎないと考えており、フェイヨンがフォモールに占領されたさい、身を引いてエルフの隠れ里に隠遁する。委任統治者となったのはあくまで「エルダナーンとヒューリンとの調停のため」であり、ヒト同士の争いは無関係である、という考えからである。


ルドルフ・ブランデンブルグ辺境伯爵


  • 61歳。一人称は己(おれ)。下級貴族の家に生まれるが、20代の後半の折、アルベルタの委任統治を代々任されてきたブランデンブルグ家の養子となる。武才、商才に優れ、アルベルタ人民からの信頼は厚い。晩婚だったため、三人の子供はまだ一人も成人に達していない。

関係表


  • フォモール:利用するだけの相手。ある程度の事情は知っているが、お互いに接触を持ったことはない。
  • 国王:王権は尊重しているが、ルーンミッドガルそのものよりも、アルベルタのほうが重要だと思っている。
  • ファルツ侯:保守派(ファルツ)と革新派(ブランデンブルク)であるため、仲最悪。
  • トリエル公:青年時に親交(淡い恋愛関係?)を交わしており、トリエル公個人とはプライベートな友好関係が続いている。フェイヨンとアルベルタの関係自体は、良くもなく、悪くもなく。
  • ザクセン侯:有能だが若年のザクセン公から尊敬の念を受けている。モロクとアルベルタは友好関係を結んでいる。
  • ゲフェン市民議会:ブランデンブルク伯はゲフェンの政治システム(ブルジョワ民主主義)を高く評価している。市民議会側は利害関係以上には踏み込んでこないが、悪感情も持たない。ゲフェンとアルベルタは、交易を中心として友好関係を構築している。
  • アガレス:彼が「知恵の七柱」の一員であることを知っている。

劇中での目的


  • フォモールとルーンミッドガルを衝突させ、両者を疲弊させた後、アルベルタをルーンミッドガル王国から独立させる。
  • ベストパターンは、「ファルツ侯からフォモール討伐を掻っ攫う」>「アルベルタ討伐軍討伐失敗(故意)」>「不覚ながら被害甚大にして増援はできません」>「フォモールとルーンミッドガル軍激突、両者疲弊」>「隙を見て独立」…というもの。実際にはこの作戦は失敗に終わった。

オットー・ザクセン侯爵


  • 28歳。啓蒙君主。有能だがほとんど話に出てこないのでデータ薄。

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最終更新:2006年12月28日 01:56
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