ヘリオポーズ級駆逐艦
ヘリオポーズ級駆逐艦は、
サンヘドリン海軍が保有する汎用駆逐艦。ミサイル運用中心の大気圏内用“DDG(A)”とエネルギー兵器運用中心の大気圏外用“DDG(B)”が存在する。
概要
サンヘドリン海軍のミサイル駆逐艦で、
キマイラ艦シリーズの一つ。防空レーザー・システムおよび先進長距離対地武器システムを搭載しており、防空艦の任務だけでなく対地攻撃など、様々な任務を遂行している。
本級は継続的な改良を続けており、防空レーザー・システムによる優れた防空能力、巡航ミサイルや大口径レールガンによる対地精密攻撃能力に加え、後期建造艦では
HMAを搭載。さらには大気上層攻撃能力も保有しつつあり、あらゆる種類の戦闘に対応できる優秀な戦闘艦となった。
なお、2188年現在、
サンヘドリン海軍が保有する駆逐艦は本級のみである。
船体
船体形状
後述するように、兵装はすべて船体内に格納されているために、複雑な曲面によって構成されている。
また艦の全幅は艦尾へ行くにしたがって広くなっている。しかし艦底面は分割されておらず、トリマラン形状は取っていない。
装甲船殻
重合金系複合装甲を内部と外部に二重配置し、その隙間には兵装が収められている。
上部構造物
船体中央後部寄りに、デッキハウスと呼ばれる艦橋構造物がある。デッキハウス基部にはデッキベースと呼ばれる基幹部があり、デッキハウス自体はデッキベース後部からベース上部に乗るように、半アーチ型に伸びている。デッキハウスの断面は六角形で、完全装甲化されている。
推進機関
本級では信頼性の高いトカマク型プラズマ融合炉を採用している。主の4500ギガワット3基と補助の6000メガワット4基の超伝導熱交換発電機によって作られる最大1.2テラワットの電力を先進電磁誘導ブースター2基を介して、一基の重力波機関と四基の
プラズマドライブを直接駆動し、70ノット以上で艦を推進する。
兵装
ミサイル
実弾砲
光学兵器
大気上層防空システムとしては、口径2000mmの赤外線レーザーを用いた戦術長距離レーザー砲を一基装備している。また中距離防空レーザーを6基、対艦兵装として
逆コンプトンガンマ線レーザー砲を2基装備している。近接防空火器では近距離対空パルスレーザー砲を10基持つ。
近接防空
ガーディアンCIWS、近距離対空パルスレーザー、マイクロミサイル、
LAMの中から適切なものを選択できる。
搭載物
諸元
最終更新:2013年08月12日 23:17