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VIPロックマンまとめ
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VIPロックマンまとめ

Short Stories X -11-

最終更新:

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
726 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:16:47.81 ID:ZKVl9elI0
VIP復活おめでとうございます。
ところで「空気」って、なんて読むんですか? からけ?

ラジオのお時間

 こんにちは! 天空の淑女あらため、全開少女イーグリードでっす!

 みなさん御存知の通り、テレビ「竜巻!お悩み相談室」の放送時間なのですが……
 テレビ局さんの都合で、お休みになってしまいました!
 かわりにラジオによる声のみの出演です~。えーん、しくしく。

 みんな、ごめんねー。ムカツク上司が居てさぁ……

 あ、でもね、でもね、公開録画ですから。
 HNKスタジオまで来て頂ければ、いつも通りの私が観られると思います。

 それでは今日も、エネルギー全開で、いってみよー!


――この番組は、カプコン、
――鷲のマークのエネルギー回復、
――ネット時代を引きこもる、アーマー・ドット・ジェイピー、
――以上の提供でお送りします。



727 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:17:21.59 ID:ZKVl9elI0
「プロデューサー! 抗議の電話が殺到してます!」
「あの女、まぎらわしい物言いしやがって! 文句はケインに言えよ!」
「……チクショウ、なんでこんな人気あるんだ!?」


 えー、それでは皆さんからのお便りを読んでいきまっしょ!
 まずは……ペンネーム甲弾闘姫さん。常連ですねぇ。

『イーグリードお姉ちゃん、こん○○は』
 はい、こんにちはー。

『すっかり寒くなってきました。お空を飛んでいるときとか、寒くないですか?
私は、弱点ってわけじゃないのに、寒さが苦手です。
お姉ちゃんも風邪とかひかないように、お部屋で暖かくしてくださいね』

 ありがとうございます。でもねぇ、寒いって感じること、少ないんですよ。
 体質か、厚着してるせいか知らないけど。
 甲弾闘姫さんは冷え性なのかな? 私みたいにマフラー巻くといいですよ。

『あの、さ、最後に……私のこと、子猫ちゃんって呼んでくれませんか?』

 えー? これ私が言うのー?(笑)
 おっほん。それでは……ウォッホン! いきます!

 またね、子猫ちゃん。愛してるよ♥


732 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:19:25.77 ID:ZKVl9elI0
 ククっ……次のお便り……フヒヒっ……!
 ごめんなさい、頭切り替えます。はい、時空の斬服鬼さんから頂きました。

『不不不……知っているかい?
ウルトラマンが殺したバルタン星人の数は、20億3000万人だよ。
殺しは良くないよね……不不不』

 知らなかったー!
 私なんか今までに食べた幼j……パンの枚数おぼえてないですよ。
 へー、すごい。きちんと数えてるなんて、さすがウルトラですねぇ。


 次のお便り。ペンネーム……えっ? あははは、ヤダー。
 ペンネーム深海のミントさん、だって。あはははは……
 いかん、また放送事故って言われる。もう笑わないよ、うん。

『決して小さくはない全開"少女"さん、こんにちはですよー』
 はい、ガタイは大きいほうです。

『最近ペットでも飼おうかと思うのですが、なにかオススメありますか?』
 ミントさんがペット飼うんかい。(笑)

 そうだね、私は忙しい人だから、散歩が必要ない動物を勧めるよ。
 猫とか、夜一緒に寝るとあったかいな。

 では、ここでCMです。


735 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:21:08.35 ID:ZKVl9elI0

――いざというときのエネルギー補給に。
――鷲のマークのライフ回復【小】!
――お得な【大】サイズもあります。


 「竜巻!お悩み相談室」!

 やってきました、本命のコーナー。
 普段は電話とメール、半々の採用なんですが、今週はメールだけです。ごめんなさいっ!

 では一枚目は、この方っ!
 ペンネーム…………ん? 灼熱、の、タン……ク? さんから頂きました。

 ……???


『⊇ωレニちレ£ T=〃 ξ〃ぅ』
「ちょっと! コレ読めない!」
「うわ! きったねえ字だな!」
「すみません、手違いがあったようです」



738 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:22:36.01 ID:ZKVl9elI0
 もー。しっかりしてよー?
 あ、いやいや、スタッフさんとの会話です。ちょっと手違いがありまして。
 気にしないで! 放送事故って言われると、減給されちゃうから!(笑)



 気を取り直して、お便りを。
 ペンネーム豪速拳の鬱王さんから。

『最近、職場で孤立したので転職を考えてるんだ。
テレビの仕事って、しがらみとか少ないか?』

 あらあら、深刻ですね。私は、しがらみとか無いですよー!
 自由ですからね、こう、ぱたぱたーっと!
 転職より空ですよ、飛んでみると気持ち変わりますよー!

(キャー! イーグリードお姉さまー!)
 あ。公開録画してるんで、ファンの方が集まってきたみたい。
 やっほー、みんな楽しんでるー?

(こっち見たわー! キャー、ワー!)
 ありがとー。こんな感じでね、あっけらかんと生きてれば大丈夫!
 全開少女が保証します!

 でもその場合、月の無い夜道には気をつけてね♥


740 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:24:10.20 ID:ZKVl9elI0
 次のお便り。ペンネーム雪原の女帝さんから。

『好きな人がいるんだけど、振り向いてくれません』

 わー! わかる、その気持ち!
 私もね、私もね、好きな人がいるんだけどさ!
 カワイイの! ちっちゃくて! なのにお邪魔虫がいやがってね!
 死ね! もう死ね! 私の恋路を阻むエヘン虫め!
 のど飴で殺菌されて死ね!!

(打ち捨てられた葉書には
『彼との仲を邪魔しやがるバカ鳥を排除したい』
と、読まれなかった続きがある……)



 失礼、つい淑女にあるまじきエキサイトを。
 次いきます、ペンネーム還暦の苦労人さんから。

『職場でとんでもない部下がいます』
 ほうほう。

『性格は最悪、素行も最悪、いつ裁判沙汰になってもおかしくない問題児です』
 大変ですねえ。


742 :>>737ギャル文字読めるとかスゴイwww :2006/11/11(土) 21:25:52.52 ID:ZKVl9elI0
『なのに顔が良く、テレビ出演やモデルなど目立つ仕事をするため、表立って叩けません』
 そうですかー。

『世の中、顔が全てなのでしょうか。あまりの理不尽に我慢も限界です』
 あー、なるほどねー。

 居ますよ、むかつく上司。何かすると、片っ端から注意してくるの……
 気が付くと、いつもこっちを見ているの。まるで監視されてるみたい。

 でもハンターの仕事は辞めません!
 だって私はコメンテーターやモデルである前に、全開少女ストームイーグリードなのだから!
 私は私のアイデンティティに賭けて、この道を貫きます!

 でも、月の無い夜道だけは気をつけるよ!

(キャー! わー!)
 みんな、ありがとう!

(キャー! いやー!)

(誰かー! 助けてー、痴女よー!)
 ……ん?



(わーい! イーグリードの! 旦那!)


744 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21:26:53.82 ID:ZKVl9elI0
 ……こほん。それでは今日はこの辺で。
「竜巻!お悩み相談室」パーソナリティは、ストームイーグリードでした。
 またねーっ!

(あ、鷲が出てきた!
 見て! 見て! バカには見えないお洋服!
 クワンガーの旦那がくれたんだよ!!)

(そぉい!!)


――この番組は、カプコン、
――鷲のマークのエネルギー回復、
――ネットメディアも引きこもる、アーマー・ドット・ジェイピー
――以上の提供でお送りしました。


お使いお遣い


44 :お使いお遣い<再放送> :2006/11/12(日) 20:13:29.70 ID:43vmG7uE0
お使いお遣い 



肌寒い朝の気温が、出勤する者、学校へ通う者の肌を突き刺す。
冷たさによって空気が白く濁り、道路へと靄のように広がった。
冷気の帳に覆われるのは、煙突のついた今時珍しい家。

可愛らしい家の小さな庭に、二人の人影が立つ。

「ベル。朝からすまないが、買い物に行ってくれないか?」
新聞を手にする女が、犬を模したメットを被る少女の頭を撫でた。
薄紅のエプロンを身に付けた姿が腰を低くし、自分の目線を少女のに合わせる。

「わふっ! 了解です。シグマ様」
一声、吼え、使いに了承するのは犬型レプリロイド――ベルガーダー。

寒さを感じないのか、ショーツの装飾にレースを使用した下着を穿いている。
ガーダーベルト以外は何も纏わず、胸部には包帯のような布を巻いていた。


46 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:15:49.50 ID:43vmG7uE0

「残ったお釣りは、ベルの好きな物を買って良いからね」
シグマと呼ばれた女が、エプロンの衣嚢から小さな財布を取り出す。
小銭と一枚のお札を、少女の柔らかそうな掌に置いた。

「シグマ様に、感謝を」
主人の胸に鼻を摺り寄せ、ベルガーダーは喜びを表した。
嬉しそうに、その行為を受けるシグマ。耳だけが生体部品の、メットから溢れる髪をさらさらと撫で上げる。

「気をつけてな。――あ、これ」
シグマは優しくベルガーダーの身体を剥がし、ポケットから、今度は鈴の付いた首輪を引き抜いた。

少女の細い首にかけてやり、首輪中央のあるスイッチを押す。
羽虫のような音と軽い振動と共に、春のような清清しい暖かさが漏れ出た。

体感温度と、その周囲を暖める場を作り出す首輪。
めっきり寒くなった気候。そして少女の、下着だけという薄着な服装。

不憫に思ったシグマは、同僚に教えられた〝通信販売〟というサービスを使用し、これを購入したのだ。
コートや分厚い服を着れば解決する話なのだが、二人はそんな事など思いつかず、どこか抜けている。

「くぅーん。シグマ様、大好きです」
彼女の歳にしては、どこか幼さを感じさせる顔を喜びに歪め、ベルガーダーは主人に抱きついた。


48 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:19:56.12 ID:43vmG7uE0


二足で立つ犬が、手提げの鞄を右手に持ち、尻尾を揺らしながらマーケットへの道を進む。
シグマの優しい配慮に、ベルガーダーは機嫌良く鼻歌など歌った。

アスファルトを埋めた車道を横にする、ガードレールで線を引かれた狭い歩道。

千切れるほど尻尾を揺らす少女の前方に、犬を連れたレプリロイドが現れた。
茶色の大型犬が、単眼メットの主人に付き添い、両者仲良く散歩をする。

ベルガーダーは彼等が横切る姿を、微笑ましさに目を細めて眺めた。

だが――少女とレプリロイドの肩が触れるかの距離に狭まった時、大型犬がこちらに吼える。

主人はぎょっとし、リードを引く自分の犬を宥めようとするが、垂れ耳の彼は止まらない。
レプリロイドと生物という差はあるが、同じ種族というのを感じ取ったのだろう。
立ち止まり、少女の端整な面に威嚇の声を発し続ける。

「わふっ! わふっ!」
――ベルガーダーの本能も、その声に我慢しきれず、喉を張り上げてしまう。

単眼の光りを大きくし、再び驚愕するレプリロイド。
犬も驚き、尻尾を股に挟むと、主人を引きずるかのような速度で逃げ出した。


49 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:22:58.46 ID:43vmG7uE0
「ふんっ。…………小物が」
鼻を鳴らし、ベルガーダーが吐き捨てる。
だが、自分が極めて躾の無い事をしたのだと、自己嫌悪に顔を翳らせた。

首を振って、気を取り直す。ベルガーダーは、買い物への道を続けた。


マッケートの道中には、様々な光景がベルガーダーの視界に入る。

「なんて、はしたない雄だ……」
電柱に向けて、マーキング行為として放尿する犬。
ベルガーダーの白い頬が、ピンクに染まる。

足を進めれば、繁殖期ではないのに、通りの影で交尾をするつがい。
顔が真っ赤になり、ベルガーダーは目を逸らした。

時期はずれの〝春〟から足早に去るベルガーダーの前に、ゴミ箱を叩き落し、暴れまわる子犬たち。
青いポリバケツから、大量の残飯や、不必要となった存在が地面へ散らばる。

腐敗の進んだ食物にありつく幼き犬と、彼らの足元で動く小さな影。
どこからか現れた、脂ぎった黒い甲虫の姿が少女の頬を引きつらせる。

「……きゅーん。む、虫は苦手だ」
ベルガーダーの耳と尻尾が垂れ下がった。


50 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:26:17.40 ID:43vmG7uE0


「卵……牛乳……お肉……」
手にしたメモを口にしながら、商品をカゴの中に入れてゆく。
肉や野菜などは、ちゃんと鮮度やグラムを吟味し、良質な物を選んでいった。

「シグマ様のシャンプーと……ノミ取り……シャンプーは……」
食品から、生活用品のレーンへ移動するベルガーダー。

最近、動物型レプリロイドの身体を這う、ノミのメカニロイドが発生した。
元はある企業の、苔などを食べて下水路を掃除する商品だった。
しかし、いざ下水道で試験運転をすると、他社が開発する掃除用メカニロイドと一緒に暴走。

通報を受けたハンターが出動したのだが、任務に就いたレプリロイドが、恐れをなして逃げ出すという珍事を起こす。
事件は解決せず、〝アメンホッパー〟と呼ばれたメカニロイドは下水施設を破壊し、ノミ型は都市全域に拡散するという被害を出した。

少女は、時折自分のボディに現れるノミ型が嫌う液体――シャンプーを内包する、薄緑のパッケージを手にしてカゴへ放り込んだ。

「くぅん。きゃんでぃー……」
紙片に書かれた内容を完遂し、犬耳の少女は菓子売り場に向かった。
主人の言い付け通り、自分の好きな物を購入しようとする。ベルガーダーが持つのは、赤い包みに包まれたスティック付きの飴だ。

「お、お饅頭……! 買いたい……だが、私は療養中だ……」
少女の横手で騒ぐレプリロイドが、頭をがくがくと上下させ悶える。
銀髪の人物に合わせて、両手で掴む和菓子のパックが震えた。


51 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:29:40.72 ID:43vmG7uE0

「食べたい……あぁっ!! 食べたい!! なんたる……なんたる悲劇……!」
ベルガーダーは奇異な目で彼女を一瞥しながら、レジへと会計しに行った。

レジスターを打つ店員。少女の見覚えある、同じ職場のレプリロイドだった。
「貴様は……」
意外そうな目をするベルガーダーは、カゴを会計台に載せながら口を開く。

「いらっしゃいませー……あ。いぬっころ」
何の特徴もない制服を着る、桃色の頭髪を持つ女が驚きに目を見開いた。

「あるばいと、と言うやつか」
ベルガーダーが挨拶として小さく頷き、女の副業を尋ねた。
女は少し困った顔をする。

「ん……まぁ、パートだ」
小首を傾げる犬型の少女に、歯切れ悪く答える。
ハンターは依頼や仕事を疎かにしなければ、副業を禁止はしないのだが、それでも推奨はしないと手引書には明記している。
女の同僚――自分より権限を持つレプリロイドに見られて、あまり気持ちが良いものではない。

「ハンターの仕事があるだろう」
そんな彼女の心情など知らず、ベルガーダーは怪訝な顔をした。


54 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:33:32.84 ID:43vmG7uE0
「諸事情だ」
返ってくるのはつれない一言。
会計を待つ客はいないのだが、長話をする訳にもいかないので、女は顎で会計していいかと訴えた。

「そうか。では、会計を依頼する」
ベルガーダーは気分を害さず、自分の質問の答えを特に気にしなかった。



両腕に買い物袋と手提げバックをぶら下げ、少女は帰路につく。
行きの道に、ベルガーダーは度々不快な思いをしたので、帰りは別の通りを選んだ。

山から下りてきた水流が、海に向かって流入する。
小さな丘のような、段地となる道を歩くベルガーダーの前に、川の横手に空いた広場がひらける。

下では、赤と青の少年少女が朝からフリスビーで遊んでいた。
少女が黄色の円盤を投げ、少年が飛び上がってそれを受け取る。そして、相手に投擲。
笑いあい、二人はその動作を繰り返し行っていた。

他の者には何とも映らない光景だが、ベルガーダーの犬の血は、それを奪えとAIに言い放ち騒ぎ出す。

「そーれぇ!」
空と同じ色をした少年が、夕日より赤い少女に投げる。


55 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:35:11.96 ID:43vmG7uE0

宙を舞う円盤が、くるくると回転し、
「わふっ!」
牙によって受け止められた。

二人の呆然とする視線を受けながら、ベルガーダーは綺麗に着地する。

「――失礼」
そして、羞恥の赤に頬を彩りながら、立ちすくむ少年の手にフリスビーを返した。
少女はお辞儀をすると、二人の前から逃げるように疾走する。

「……誰だ、あれ?」
「えと……シグマ隊長の家族……だったはず」
駆けるベルガーダーの背中で、少年たちの惚けた声が虚しく流れた。



「おかえり、ベル。道中、大丈夫だったか?」
玄関で出迎えた女の労いは、少女の胸に優しく染み渡る。
頭を撫で、シグマが買い物袋を受け取った。


57 :お使いお遣い :2006/11/12(日) 20:38:16.90 ID:43vmG7uE0

「わふっ! 問題ありません、シグマ様」
ベルガーダーは力強く吼え、主人の笑みを広げさせた。

「さっ、寒いだろ。暖かくして、昨日借りてきた映画をみよう」
「わふっ! どこまでも、あなたに遣えます。シグマ様」
シグマは部屋の奥へと向かい、犬型の少女が続く。
軍人のように背筋を伸ばし、ベルガーダーは主人の後を追った。

「ですが……お付き合いすると言っても……」
だが、リビングに入る時、少女はシグマに気づかれぬよう耳を垂らした。

大型のテレビの前に位置する、ガラスで出来た小さなテーブルに、映像ディスクが置いてある。
ベルガーダーの双眸に、映画のタイトルが飛び込んだからだ。



「やっぱり……ホラー映画というのは、好きにはなれないのです。……きゅーん」

<了>

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