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【銀三日月】

「案外、見えるもんだ」

名前――――― 木方 仇政
性別――――― 男
年齢――――― 17歳
身長/体重――――― 175cm
出身――――― 【帝國】

概要

【帝國】出身の剣客であり【王国】軍元最高位軍人左将軍、現王国一般兵宝物庫番。
とある出来事により、戦闘能力を回復させた【変刀三刀】
王国宰相に誘われて【王国】へと加入。王国独立戦争にて、王国の民に助けられたことで王国に忠誠を誓う。
左将軍の位についたが、片目を奪われ、更に自ら片目を潰した事で視力を失い、左将軍から格下げとなった。

能力

【銀三日月】
隻腕且つ盲目の剣士。
視界に頼る事が出来なくなったことにより発達した自身の"異常嗅覚"によって視覚に頼らずあらゆる物を知覚する事が出来る。
その名の通り嗅覚が異常に発達し、隠れた気配や遠くの敵、更には様々な臭いの動きにより他者の感情をも読み取れる。
応用して嘘やフェイントも看破できるが、妖術の類では無く飽く迄臭いによる推察の為、思考を読み取るまでは及ばない。
左腕は切断されており、そこに山犬の霊が宿った大太刀を帯刀する。
自身の意思により実体化させることで大太刀となるが、正確な大きさの基準は無く、所有者がそうあれかしと望めばより長く重くすることが可能。
勿論、振るうには人智を超えた腕力を要する。
そしてそれに見合った高い切断力と頑強さを有し、意図して振るえば巨大な斬撃を飛ばすことが出来る。


過去

両目を失い、修行の為【王国】を去る馬車の中、突如それは転倒し、彼は馬車の中から放り出される。
それまで乾燥した砂漠地帯を歩んでいたはずなのに、どういう事か其処は随分と湿気の多い空間だった。
【帝國】に酷似した環境、その中で彼は何時の間にか剣を持ち、唐突に何人もの剣客に一対一での戦いを強いられた。
その戦いの殆どが圧倒的な敗北だった。一太刀も浴びせる事の敵わない、大敗だった。
盲目であることもさることながら、敵対する剣客が皆異常なまでの実力を誇っていたからだ。
何時も何時も。殺害の寸前で、何処かへと転送され、また別の剣客と戦う。何度も何度も、それは繰り返された。
そして幾度めかも分からぬ転送の後。其処で戦ったのは、自身と同じく片腕の剣客だった。
やはり自分よりも圧倒的な技量を持つ剣士との戦いの最中―――― 彼の『心眼』は開いた。
結果は敗北、大敗ではあったが、一太刀だけ、掠り傷を負わせることが出来、確かに血の臭いを感じ取った。
その直後、転送されたのは山の中。其処で相対したのは、今度は巨大な山犬だった。
異様なまでの怨念と共に彼に襲い掛かる山犬を、三日三晩相対し、これの首を刎ねそれと同時に打刀『雪駆』はへし折れる事と成る。
だがその生まれ変わりかと、山犬の中から現れたのは、一本の大太刀。それを手にすると、彼の意識は急速にまた、何処かへと引っ張られていく。
最後に相対したのは、懐かしい剣を振るう者。帝國維新を駆けた大剣豪であり、自分の師であり、親である男と剣を結んだ。
結果はまたも大敗。これまで通り、技量と経験の差による敗北。
彼の頭を、ぽん、とその男が叩いた時。彼がいたのは、揺られる馬車の中。目的地へと辿り着いていた。

容姿

両目が潰れている為、濃緑の布で目を覆っているのが特徴。また額から左眼の下にかけて荒い刃物で斬られた痕が奔っている。
服装は詰襟の軍装を好み、革の編み上げ靴を着用。また右腕、肘から先は存在している間は鋭い爪と銀色の犬のような毛によって覆われている。
目元が隠されている為表情は読みにくいが、口元に関してはよく感情を表す為、ある程度の喜怒哀楽を感じ取る事は出来るだろう。

  • 大太刀『銀三日月』
彼が行った『何処か』において、握っていた刀。銘は草宗景天と刻まれている。
その刀には、『何処か』において斬り伏せた山犬の霊が宿り、通常時は彼の右腕となって帯刀される。

戦技

  • 『異常嗅覚』
視力を失う事によって手に入れた絶技。『異常嗅覚』によってあらゆる存在を嗅ぎ分け感知する。
生命体に存在する僅かな臭いの変化を確実に嗅ぎ取り、それにより感情の変化等を読み取ることが出来る。
場合によっては、健常者よりも『視』えるが余りにも強い臭いを嗅ぐと簡単に乱されると言う欠点も持ち合わせる。

  • 剣技
嘗ての形振り構わない戦い方は鳴りを潜め、心眼による対応力、そしてその並外れた膂力とを用いた剣術を駆使する。
彼は特定の流派を収めている訳では無く、師はいたが教わったのは基本ばかりの為、その技の殆どが基本形からの発展型と成っている。
だが侮るなかれ、彼はその基本を「片手一本によって」会得している程の技術と腕力から繰り出されるそれは正に必殺と言っても過言では無い。

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最終更新:2014年10月01日 20:11
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