【王国】
―大喪令―
「女王・【万世統治】・ザヴィア・ザンティピーは
教団による戦禍にて崩御さる。
王国全人民は喪に服すとともに、
「報仇雪恨」の言葉と共に教団に対し、
奪われた民の命、王の命、積み上げてきた努力、奮闘、文化、文明、そして誇り、全てを
教団殲滅と、王国発展のために捧ぐ事。
さらに、教団司教を討取った者に、"王たる者の資格あり"とする。」
概要
幾多の戦争にもめげず、生き残った人々が、自ら立ちあがるために築き上げた国。
そんな人々を導くべく、一人の王と、それを信じる能力者達が立ちあがった。
砂漠と能力者の街の中間に位置し、戦争のため積みあげた城壁や、
インフラの整いきらない景観は、かえって中世の街並みを彷彿とさせる。
全体的に中世ファンタジーのような雰囲気があり、王国周辺には強い魔力をはなつ古代遺跡やダンジョンなどもあると言う。
とはいえ現代の言語や貨幣、ケータイの電波は届くという、現代と中世が融合したような都市国家だ。
王国行政府主要役人
役職 |
名前 |
愛称・二つ名 |
指揮兵団 |
国王 |
(現在王位は空白) |
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宰相 |
【四堅覇者】 |
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近衛兵 |
一兵卒・宝物庫番 |
【変刀三刀】 |
"少年将軍"/"(バイク将軍?)" |
(元左将軍だが一時的に降格中) |
右将軍・麦稜公・剣術師範 |
【鏡心一閃】 |
"姫将軍"/"(アイドル将軍?)" |
右軍正規兵・麦稜屯田兵団 |
上卿侍従長(政務補佐) |
【蓮燃朱焔】 |
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風斬将軍・城門校尉 |
【刃皇】 |
"風斬将"/"(パンツ将軍?)" |
城門警備隊および選抜精鋭兵"黒衣兵" |
炎剣将軍・歩軍校尉 |
【焔魔精燦】 |
"不良(元)将軍" |
歩軍遊撃隊(ならずもの部隊) |
※愛称・二つ名は変更可能!
設定すると「その愛称で民たちからそう呼ばれ親しまれているor恐れられている」という事になります。複数の愛称・二つ名所持可能!
(かつて所属していたメンバー)
王国一般市民
※王国一般市民には、王国スレにその身分になった由を書きこむ、あるいはキャラメイクの時点からなれます。
衛兵や、下級文官、牢番や宝物庫管理人程度であればご自由に加入可能です!
王国に悪意を持ったスパイや工作員も、住民になりすまして潜入可能です。
王国NPC(ノンプレーヤーキャラクター)
王国スレ内で自由に登場させていい(登場させたい)キャラクターたち。
彼らは原則として、戦闘でプレーヤーにダメージを負わせるような事はできません(自分に対してなら可能)。
また、NPCが空いてならば、確定描写、確定敗北も可能です。極端な話、殺害しても問題ありません。
誘拐、洗脳も自由に行えますが、彼らを利用して相手プレーヤーに有利になるような戦闘ロールは不可能です。
○【誠実実直】ゼーオッター副官
宰相の下に付き、主に事務仕事等を担当している秘書的な青年将校。
中性的な顔立ちで、宰相にぴったりと張り付き、警護と事務仕事をしている。
性格のきつい宰相にいつも叱責されているが、宰相が激怒したり、危険な行動をとったら身を呈してそれをなだめる胆力がある。
剣の腕は、一般兵士並み。王国と宰相に忠誠心があるが、最近の禁教令に複雑な感情を持っている……。
○【仕立屋紳士】バロン
制服を制定しようとしていた王国に、
【刃皇】縁者の明星陽暮が強引に連れてこられた人物。
漆黒の燕尾服に、深紅の瞳の紳士。
慇懃なほどの丁寧な言葉遣いをし、少々ポイントのズレている所もあるが、仕事の腕は確か。
かつては王国の一等地で、王国府の衣服制作を一手に握っていたが、王国の禁教令に反対して子どもたちを他国に逃がして以来、王国を追われて行方不明になっている……。
○王国精鋭兵部隊"黒衣兵"
かつて
【黒衣剣士】を慕っていた48人の精鋭剣士団。
【黒衣剣士】を真似て、黒のロープに黒の狼耳のついた軍帽を身にまとい、やや短めの剣で攻撃をする。
3人1組の連携攻撃が得意。
現在は風斬将軍【刃皇】の命令で動く。
○【遊撃隊長】セニア・エルボン
歩軍遊撃隊の部隊長を務める、大剣使いの小柄な少女。
ならず者の例に漏れず性格に難があり、数々の問題を引き起こしてきた問題児。
しかし一度炎剣将軍にボコボコにされたらしく、現在はその将軍によく懐いている。
目上の者が相手でもタメ語を使い、軽いノリで話すお調子者。
○【佞媚宦官】デパス・プロザック
【王国闘技大会】前後から王国の事務や宰相の取次等を担当するようになった宦官。
白い豚のような容姿に、スキンヘッド、低身長と、異様な外見をしているが、
だらしない表情をしているため他人の警戒心をときやすい。
「男性ではない」ため宰相やメイドの寝所の出入りを赦されているなど、王国の聖堂内のどこにでも現れる。
したがって、王国の機密の全てを知りつくしている。
性欲がないため、金銭欲と権力欲が過剰に強く、しばしば商人たちから多額のワイロを貰っている。
ワイロ次第では国すら売り渡しかねなない悪宦官である。
呪いを受けた宰相に薬として「聖女の生き血」を飲ませているが……??
○【天風疾駆】ティーニャ・アシェル
右軍正規兵隊兵長。王国が王国になる以前から此の地で最底辺の民として、盗みを生業に生活してきた少女。
王国建国直後に盗みをやってるところを右将軍に見つかり、手加減を知らなかった当時の彼女にボコボコにされ、最終的にスカウトされ兵としての訓練を受ける事になる。
そして盗みによって鍛えた身軽さと元々の身体能力の良さから、恐ろしい速さで成長し右将軍から正規兵隊の長を任された。
年齢は十代中後半、亜麻色のショートカットで女性らしい体つき。自由奔放で自分の認めた人間以外には従わない猫っぽい性格。
○【剛健気風】タツマサ・リュウドウ
麦稜屯田兵を纏め上げる兵長。真面目だが口下手な無精髭を生やした大男。
開墾や農耕の知識を多く持ちあわせており、その他建築などの多くのことに秀でた人物。
剣術以外には駄目駄目な右将軍に変わって開墾の指揮を取り、右将軍に其れ等の知識を叩き込んでいる。
もともと帝国の人間らしいが、様々な国を訪れ放浪していたため、豊富な知識と経験を持つ。
農民兵達からはマサさんと呼ばれ親しまれているが、人付き合いが苦手なために禁教令によってバーリィウェルに移民してきた教団の信者達との関係に四苦八苦している。
(死亡したNPC)
○【狼女兵士】"言葉しらず"クロクロッグ・ヴェアルウィーズナー
"黒衣兵"の副兵長。珍しい純粋亜人・ルーガルー(狼女)の女兵士。
ただ、自身が亜人である事は、まだ偏見の強い王国内では秘密にしてある。(【四堅覇者】【刃皇】にはバレている)
またその二つ名の通り、他者とコミュニケーションが不得意で、兵の訓練でも連携等は特に苦手としている。
ただし、兵の中で最も剣の才能がある。無理に秘密を暴こうとすると、牙をむき出しにして無差別に襲いかかることもある。
神秘的なプロモーションをしており、≪王国制服制定≫時にはモデルとして登用され、その功績もあり副兵長に昇進。
ただし、コミュニケーションが苦手な彼女にとっては少々重荷。
【呪いの魔術師・セブンの乱】にて護衛していた宰相をかばって死亡する。
(※ 王国所属の方、あるいは、王国スレでロールし、そこで出たNPCなら、ここでそのNPCを公開可能です(王国加入の方なら未登場NPCでも公開する事が可能です)。
王国スレでに使ってほしいNPCがいましたらこちらに追記してください(あくまで彼らは原則的に王国スレ限定で登場できます)。
ただし、ここで紹介されたNPCは確定ロールを許可されていますので、死んだり他者に操られたりする可能性があります。ご了承ください。)
歴史
かつては教団の教皇庁直轄地・聖都「シュプレーム」として栄えていた城市である。
数百万規模の人口を抱え、都市名を冠する大聖堂を中心部に構える一大都市は、数少ない聖遺物である『聖杭(聖人を磔にした杭)』が祀られていた観光名所として有名であった。
しかし砂漠の民
『同胞団』と
【教団】の凄惨な宗教戦争の舞台となり荒廃。シンボルであった聖遺物も戦禍の中で汚され、この地は両勢力から置き去りにされた。
(詳しい経緯は
Arrival──襲撃、宗教都市)
残された人々は、能力者の街からやって来た初代国王【万世統治】と女将軍【四堅覇者】に導かれて、独立を目論む。
しかしその動きを良しとしない
【帝國】は進行を開始。三万の兵力対、ろくな武器を持たない二千の民と、僅かな能力者による状況で独立戦争が勃発。
能力者達の活躍により、帝國の先発撹乱部隊を退けると、三万の本体は突如矛先を変え、【王国】はの襲撃はまぬかれた。
(詳しい経緯は
王国独立戦争)
非常に不安定な状況ではあるが、王国は独立に至ったのである。
王国史
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≪王国成立前≫ |
能力者の街の裏路地で【万世統治】と【四堅覇者】が出会い、主従の契りを結ぶ。
シュプレーム戦争の後、【四堅覇者】がこの地に国を作る事を決意。
各地放浪し、力になる能力者を募兵。
【変刀三刀】、【皎刃白貌】(現【鏡心一閃】)に出会い、それぞれ「王国将軍・剣術師範」に任命。
シュプレームに【万世統治】を奉戴し、これを女王として、【王国】を建国する。
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≪王国独立戦争後≫ |
戦後処理の進む街で、戦争に参加した能力者たちが出会い、各々の理由で戦う。
【変刀三刀】、【皎刃白貌】、左将軍と右将軍に昇進。
【同胞団】首長【艦混放魂】と宰相【四堅覇者】、秘密裏に会談。
【不殺同盟】の長(当時)【月光官能】(ツキシロアスカ)、と宰相、会談。
【真双戒剣】 と【我が心、紅蓮と共に在り】 、王国領内で技比べ。
女王【万世統治】と宰相、王国政治を会談。宮中八策を提議。
各勢力の集う『統一議会』への参加を決定。女王の名代として宰相が出席する。
その統一議会で、【同胞団】と【王国】の通商条約が締結。
砂上船の運航が決定する。
謎の刀匠【創断獅肢】が現れ、【皎刃白貌】のレイピアを鍛える。
後に刀匠は宰相とも会談する。
王国新法令全9条を交付。
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≪鉱山イベント・王国の閉鎖鉱山に住まう妖魔を退治せよ!≫ |
【悪魔契約】 【獄門討頸】【森寵七武】【混沌刃鞭】が参加。
王国鉱山に住むう妖魔を征伐した。
彼らの活躍により王国の鉱山は稼働し始める。
特に功績のあった【森寵七武】 の名前から、鉱山はイーノ鉱山と名付けられる。
鉱山で取れた王国の算出品「魔化緑の鉄鉱石」は、後に刀匠に届けられる。
この間にも、多くの剣士が王国を訪れる。
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≪王国ドラゴン事変≫ |
【影縫之刀】と【剣帝】が王国領内で邂逅している時、謎の武装ゴブリンが襲撃する。
武装ゴブリンは近代兵器を身につけ、謎の連携で二人の剣士を襲撃。
なんなくその襲撃を退けた二剣士だが、三~四キロほど離れた山の麓に気配を察する。
そこには武装した妖魔兵千体が展開していた。
それを操っていたのは、狂気の無名無能力者の科学者。
新興したばかりの王国の能力者を狙っての企みであった。
だが、無数の軍勢と防御兵器を、たった二人で攻略する剣士たち。
しかし科学者は最終手段として、二頭の巨龍を差し向ける。
同時刻、王国に妖魔兵が出現。宰相と右将軍【皎刃白貌】がこれに対応する。
【皎刃白貌】は事情があり剣を喪失していたものの、木刀のみでゴブリン兵を退け王国を防衛。
一方【影縫之刀】も奇跡的な力で竜を征する。
操られていた『蒼海』『紅炎』の二竜は力の一部をルビーとサファイアに変え、王国への謝罪とした。
後に【影縫之刀】は王国にその宝玉を持って宰相と面会。
宰相に請われて【影縫之刀】は王国の将軍にに就任。征龍将軍・城門校尉に任命される。
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≪不死の黒衣兵奇襲戦≫ |
【皎刃白貌】は神殺機関の騒乱から帰還。【剣帝】に遭遇。
すると、謎の武装兵が王国に侵入。特殊な光で再生し続ける不死兵が乱入してきたのだ。
宰相は一時的に総帥権を【皎刃白貌】に託し、臨時に「守城大都督」に任命する
三将軍が一同に会し、王国を防衛。
【皎刃白貌】は【剣帝】と共に敵の黒幕を発見。これを撃退する。
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≪劇団喜楽の砂漠興行 ≫ |
同胞団との通商条約で出来た砂上船の王国ステーション発着場の落成に、
【劇団喜楽】が招待された。興業がおこなわれる中、神殺機関が騒乱を引き起こした。
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≪公開処刑事変≫ |
【変刀三刀】は王国領内で独立戦争時敵だった【繋紡銃牙】と遭遇。
【繋紡銃牙】は不遜な態度をとりつつ、余裕の態度で牢獄へ投獄される。
宰相が尋問するも、【繋紡銃牙】はただ不遜な態度を取るばかり。
宰相は彼に不穏な物を感じ、公開処刑を言い渡す。
処刑当日。 【繋紡銃牙】とそのチームが宰相の暗殺犯をあぶり出しに成功した刹那、
神殺機関の【混沌起源】らが乱入。乱戦になる。
【影縫之刀】らの活躍によりこれを撃退。
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≪公開処刑後処理≫ |
王国は【神殺機関】を仮想敵とし、臨戦状態に。増税、徴兵は強まる。
すべての騒乱を引き起こしたきっかけの【繋紡銃牙】を第1級犯罪者として指名手配。
墓地にて【繋紡銃牙】と宰相は会談するも、お互い分かりあう事はなく、解散する。
このあたりから、宰相の増税や旧教団勢力への弾圧もあり、宰相への不満が民衆に蔓延しだす。
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≪不殺同盟リーダーの来訪≫ |
【焔獅氷鷲】が王国に来訪し、【影縫之刀】にリーダー交代の知らせを聞く。
後に女王にその件を報告する。
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≪獣人将の離脱≫ |
【影縫之刀】がリタイアし、征龍将軍位が空位に。
一時的に【黒衣剣士】となって復帰するも、後にまたリタイアする。
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≪姫将軍の成長≫ |
"アイドル将軍"として名を馳せている【皎刃白貌】が【鏡心一閃】へと成長する。
王国内で狼藉していた【視戎絶剣】と戦闘。そのまま配下とする。
また、【黒衣剣士】と邂逅。技比べをし、互角の力を見せる。
部下の【視戒絶剣】に、秘密裏に防衛部隊の設立を命じる。
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≪七星調査≫ |
他国で「七星」が暴走しているとの報告を受けた宰相は、獣人将と姫将軍に調査を命じる。
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≪宰相負傷≫ |
兵の教育係にと突然立候補しに訪れた【除騒弾施】。
宰相と会談中、銃が暴発し、宰相は左目を射抜かれる。
左目は失明し、脊椎を強く打ったせいか、半身が不随となる。
【除騒弾施】は国外追放となる。
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≪"英雄"の来訪≫ |
王国内では英雄として人気の【森寵七武】が、【角帝震哭】を伴い来訪。
教団についての調査を行っている。
しかし教団の「旧教義派」が王国内で根強い事に二人の気持ちは沈む。
【森寵七武】は【特別強襲部隊-D.O.T.A】に【角帝震哭】を誘う。
その後、二人は技比べを行う。
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≪アイドル将対獣人将≫ |
【鏡心一閃】と【黒衣剣士】が、兵の訓練のため「本気の模擬戦」を挑む。
薄氷の差で勝ったのは獣人将。
その後、獣人将は王国を去る……。
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≪謎の赤髪儒子【蓮燃朱焔】≫ |
宰相が右腕たりうる文官を欲していたころ、農園巡察していた宰相に近づくものがいた。
前々から宰相補佐の任をしていた【蓮燃朱焔】は、無能のフリを辞め、本格的に宰相の片腕となるべく力を発揮する。
宰相は彼に侍従長を任命する。
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≪風斬将任命≫ |
【黒衣剣士】の推挙で王国にやってきた【刃皇】。【蓮燃朱焔】が対応し将軍に任命。
しかし宰相はその将器を推し量り、【黒衣剣士】のかつての配下兵"黒衣兵"を【刃皇】と戦わせる。
【刃皇】はそれに、あらゆるものを塵と化し疾風のような剣技を見せる。
その武と、兵に対する堂々とした態度に、宰相はその偉業をたたえ"風斬将軍"の地位を任命し、人材推挙の命令を下す。
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≪風斬将、炎の部下を得る≫ |
【刃皇】は能力者の街で出会った我流の炎剣士 【焔魔精燦】を見いだす。
その強大な力を見せ、【焔魔精燦】を補佐官に登用した。
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≪王国、制服制定≫ |
王国にはたりないものがある! カッコカワイイ制服である!! と【鏡心一閃】専属メイド・レイラの提案で、軍の近代化、国の権威者の明示のためにも欠かせない重要アイテムを取り揃えるべく、国内にふれが出される。
【けもみみサロン】(準os参照)提供のけもみみ軍帽、宰相のしとめたグリーン・バジリスクのジャケットやマント、ケープがまずは制定の運びとなる。
宰相【四堅覇者】と副官、提案者であるメイドのレイナ、風斬将【刃皇】とその親族の破天荒な少女、薄幸の亜人少女、けもなー全開のサロン社長【空耳制御】に助手、そして謎多き仕立て屋バロンと、様々の人々がにぎやかに交錯する平和なひととき。
このとき、教団大司教【月光官能】メイより宰相に、ご挨拶と、交渉がしたい旨がサロン社長を通じて伝言された。
また社長の「正体」(所属と先代月光の縁者であること)もあきらかにされる。
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≪王国の開墾と、貴族領主・麦稜公の誕生≫ |
王国にて、農民より城外の開墾願いが出る。宰相は伴とともに、その地を検分する。
黒土のよい肥沃な地だが、もし開墾をするとなると、貴族領主となるべき人物が必要。
そこへ右将軍【鏡心一閃】と合流。
右将軍の、想像以上の事務仕事の有能さを見、この地を治めてみないかと提案。
思案の後、【鏡心一閃】は貴族領主としてこの地"バーリィウェル公(麦稜公)"として就任した。
現在王国場外3キロ南地方に、農民兵の入植が行われている。
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≪王国大会議≫ |
風斬将【刃皇】の発議により、王国としては初の大会議が招集される。
【刃皇】は、さらなる人材の拡大と王国の発展を見込み、「闘技大会」を発案する。
しかし、宰相はくしくも【教団】からの宣戦布告ともとれる秘密の檄文を入手しており、その防衛に懸念を覚える。
また、 風斬将補佐(当時)【焔魔精燦】より、近いうち教団の重要人物が会談を求めている事を知る。
しかし、会議は全員一致で「闘技大会」の開催を支持。
将軍たちはそれぞれ属性を持った剣を天に掲げ、会議は無事終焉した。
会議の後、宰相【四堅覇者】は【焔魔精燦】を執務室に呼び出し、
「炎剣将軍・歩軍校尉」を任命。彼女は不良・アウトローを中心とした荒くれ者の遊撃隊を指揮する事になった。
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(この辺りより板移動後のしたらばでのスレでの出来事)
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≪二将、激突≫ |
2014年6月
王国にて、将軍位についている【鏡心一閃】が郊外で一人修行していると、もう一人の将軍【刃皇】に遭遇。
【刃皇】は二人の共通の知人を引き合いに出し、闘いの意味を問い、挑発。
二人は互いの技量を見せつけ合い、答えを出す闘いがはじまる。
将軍たちが決して一枚岩ではない事が示されながら、【刃皇】の知られざる過去が語られる。
闘いそのものは【刃皇】が有利に終わるものの、精神的には引き分けとなる。
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≪女王の旅立ち≫ |
2014年6月11日
王国初代女王【万世統治】が、自ら新しい道を歩むため出奔し、離脱する(リタイア)。
これにより王国は「王不在」の状態となる。
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≪少年将の帰還≫ |
2014年6月
王国最高位軍人・左将軍【変刀三刀】が、長い妖魔遠征を終えて帰還する。
王国では彼の帰還をねぎらい、大規模な酒宴が催される。
【刃皇】はケーキを作るなど意外な才能を発揮。
炎剣将【焔魔精燦】は口の軽い部下とたそがれつつ、上司である【刃皇】と話し、将として、己として、決意を新たにする。
また、宰相【四堅覇者】は王国闘技大会の概要を【刃皇】から受け取る。
彼に大会事務の一切を任せつつ、優勝者のプライズを「私」つまり「宰相位にある者との結婚」と定め、宴会中の人々を沸かせる。
王国闘技大会がただの武道大会ではなくなるような予兆が広がる……
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≪禁教令発令≫ |
2014年6月下旬~7月
教団での内紛に【刃皇】が関与していた報告を受け、宰相【四堅覇者】はこの事実が国民に知られる前に【教団】の禁教を発表。
同時に王国内の教団指導者を「別件」で拘束する。
混乱する国内は様々な反応で溢れる。
脱出を試みる者もあれば、それを見つけ処断する【変刀三刀】、見逃す【焔魔精燦】。
子どもたちの脱出に尽力するNPCバロンは失脚し、お尋ね者に。
宰相はその後、捕えた教団指導者を粛清し、「禁教令の実施は闘技大会後」を宣言する。
その言葉を聞いて【鏡心一閃】は大会を優勝し、法の撤回を試みる事を決意する。
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≪折れた妖刀と置かれた氷剣≫ |
2014年7月
○【折れた妖刀と置かれた氷剣】
【単視短命】が王国を来訪し、練兵場に迷い込む。
右将軍【鏡心一閃】の旧知でもあった。彼女は剣匠を探していると言うが、見つからずに困っていたようだ。
右将軍は王国の現状を説明し、彼女を闘技大会に出るよう促す。
訓練の後、模擬戦をする事に。ただし、右将軍は相手が得意の剣が折れている事を知り、自らの氷剣を遣わない事に決める。
互角の力を発揮しつつ、最後には右将軍の奥義が勝る。
【単視短命】は闘技大会の時には戻ってくる事を約束し、剣匠を探しに王国を去っていく。
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≪奇策と秘密会談≫ |
2014年7月
○【奇策と秘密会談】
王国御用商人でもある【空耳制御】が宰相【四堅覇者】に贈物をしに来訪。
贈物を受け取る事に警戒する宰相だったが、その中身は、教団の大司教でもある【月光官能】と元【月光官能】のツキシロアスカだった。
【空耳制御】ら【不殺同盟】のメンバー達は戦争を回避するために、来る戦争時に協力しようと持ちかけるための奇策でもあったが、宰相は彼らの言葉と行動を信頼できず、逆に「宣戦布告」を宣言してしまう。
これにより、【王国】と【教団】の溝は新派・旧派を問わず決定的となり、【不殺同盟】との同盟も怪しくなる。
【空耳制御】は罪人として王国内に指名手配され、三人は追われる身となる。
ここに、【王国】vs【教団旧派】(悪側)vs【教団新派】(正義側)の三つ巴の構図となったようだ。
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≪鍛冶巫女と将軍たち≫ |
2014年7月
炎剣将【焔魔精燦】イズミが王国市内を巡回していると、噴水の広場にて露天鍛冶屋をひらいていた巫女【宝神焔器】に出会う。
実は【焔魔精燦】の剣は【宝神焔器】の第1作目の品だったらしい
さらにその秘めた能力を解放せんと、イズミは剣に込められた【焔魔】と対話。新たな力と、新しい姉妹剣を巫女から譲られる。
さらに別日。少年将【変刀三刀】にも遭遇。
少年の立場を一眼で巫女は見抜くと、剣を作成しこれを譲る。
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≪風斬将、二将と語らう≫ |
2014年7月
宰相との会談で、他の将軍に軍政にたいし意見を聞くよう言づてられていた【刃皇】。
酒場にて、酒に逃避する【変刀三刀】。そこへ【刃皇】がやってくる。昔話などしながら二人の親交は深まる。
【刃皇】は闘技大会での警備を依頼。少年将は快諾する。
別日、【鏡心一閃】にも出会う。宰相の伝言を伝えつつ、「己との戦いはどうか」と尋ねる。闘技大会当日は選手として出場する彼女を遠回しに励ます【刃皇】。
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≪【王国闘技大会】≫ |
2014年7月~8月
【刃皇】発案により、王国にて大規模な闘技大会が実施。
来たるべき戦争に備え、兵の増強と鼓舞、有能な人材を発見するために実施された。
予算は当初の4倍にもなったが、収支はようやく黒字になったらしい。
第1試合。
○【刃皇】vs【龍ノ息吹】
白熱する闘いだが、【刃皇】の戦術と覇気により、【龍ノ息吹】は敗北。
○【爆進氷刃】vs【鏡心一閃】
同系統の能力者同士の戦い。だがどういうわけか一切の攻撃をかわし、渾身の一撃も受け止めるほどの力を持った【爆進氷刃】が完封勝利する。
○【混沌刃鞭】vs【単視短命】
荒れ狂う鞭の群に、手数の違いを見せつけられ、【単視短命】は敗北。
第2試合
○【刃皇】vs【速度変換】
地中に潜りさかんに攻撃を仕掛ける【速度】にたいし、闘気を解放しアナウンサーすら失神させる勢いを出した【刃皇】に、【速度】は降参する。
○【爆進氷刃】vs【混沌刃鞭】
【混沌】は挑発気味に試合をリードするものの、会場を凍らせるほどの圧倒的な吹雪攻撃により、降参する。
決勝戦
○【刃皇】vs【爆進氷刃】
奇襲で【刃皇】の先を取ろうとするも通じず、死闘は続く。
しかし、闘気を解放した【刃皇】の力が勝り、勝利する。
閉会式では【刃皇】が優勝商品である【宰相】の受け取りを拒否。
宰相はこの試合を通じ、【単視短命】と【龍ノ息吹】の実力を評価し、将軍へと招聘しようと使者を送る。
表向きは何事もなく大会は運営され、熱狂のまま大会は閉会した……はずだった。
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≪闘技大会のその裏≫ |
2014年7月~8月
闘技大会の開催によって、警備が薄くなったスキを突き、
【片割大鋏】コアクス姉妹や【古き魔の創造羅列】の教団少数派の先兵などが紛れ込む。
コアクス姉妹には城内の警備を託されていた左将軍【変刀三刀】がバイクを飛ばして対応。
教団過激派には新参将軍【焔魔精燦】が対応する。
両組とも白熱する死闘を演じ、【変刀】は【片割】を撃退、【焔魔】は【古き魔】を打ち取る。
しかし両者は深い傷を負う。
また、一回戦に敗北した王国将軍【鏡心一閃】。敗北が受け入れられず城内を放浪する。
たまたま練兵場に紛れ込んでいた【一剣同体】が遭遇。精神的に追い詰められていた右将軍と争いになる。両者特に深い傷を負う事もなく引き分ける。しかしその後友人である【単視短命】と会い、自らを取り戻す。
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≪呪いの魔術師・ゼブンの乱≫ |
2014年8月
闘技大会が終わった直後の時制。
大会の後夜祭の直前、宰相【四堅覇者】は謎の「呪い」を操る能力者に襲われる。
宰相を庇った名前有りNPC兵士クロクロッグは殺害される。
城内警備を担当していた炎剣将【焔魔精燦】が真っ先に駆けつける。しかし蓄積ダメージもあり、一蹴される。
【何者か】は【冥き影】を王国中に召喚し、あちこちを破壊せしめる。
【爆進氷刃】【変刀三刀】が【何者か】に反応し対峙する。
また【影】には【一剣同体】【宝神焔器】【鏡心一閃】【混沌刃鞭】が闘う。
【速度変換】は傷を負った宰相を輸送する。
【変刀】は眼を負傷し催眠魔法で昏睡状態に。
【爆進】は駆け巡り翻弄するものの、相手の魔力はますます強力になる。
そこへ【森寵七武】が乱入。【何者か】に対し【爆進】と連携し闘うが、【何者か】は【変刀三刀】を操り対抗する。
闘ううち【何者か】は『アレイスター・クロウリーⅦ世』、通称【ゼブン】を名乗り、悪魔と契約した凡人魔術師と称する。
【鏡心一閃】は王国兵をまとめ上げ、【影】を撃破していく。【単視短命】がそれに付き添う。
【ゼブン】は並みいる能力者を蹴散らし、聖堂を破壊しついに術式が完成しようとしたところを、「邑将」を使った【鏡心】が、本来ならば切れるはずのない呪いの一閃を切り裂く。
王国はあと一歩のところで防衛されたが、その被害は尋常ではなかった。
王国四将軍は全員手負いとなり、軍事的に隙が生まれる形となった……。
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≪宰相、≪神殺≫に欺かれ、王国軍事介入を許す≫ |
2014年8月
戦後処理を行う宰相【四堅覇者】。論功行賞を行う。
ゼブンを直接攻略した【鏡心一閃】に敗因を問い、診療所への視察を命じる。
また【変刀三刀】は、将軍の身で有りながら警護失敗と自分のケジメのために目を傷つけたことから宰相の怒りを買い、一兵卒に降格させる。
しかし宰相は「呪い」の後遺症のためか、効果不明の【聖女の生き血】を求める事になる。NPC宦官デパスの思い通りに操られながら、≪神殺機関≫の変装した【殲滅指揮】が民間軍事会社に化け、次の戦争に介入する事の契約を結ばされてしまう……。
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≪第1次王教戦争・【聖都奪還戦】≫ |
2014年9月
教団旧派【混沌縹渺】が中心となって発動したイベント戦。
時間軸は【ゼブンの乱】の三日後。
■経緯
≪教団旧派≫が王国の制圧作戦を実行する。その背後には≪調律者≫と呼ばれる一群の暗躍があるようだ。
教団旧派の動きに呼応したのは、『聖王の騎士団』。
彼らの首領・【聖王】は教団大司教【滅在雷刃】(直接は不参加・教団スレ1>>253など)の意識に触れ戦争を知り、この戦争に介入したようだ。
一方≪王国≫側も、≪神殺機関≫をそれとはしらず傭兵契約をし、王国将軍が怪我で身動きが取れない隙に、彼らの目的、「神殺し」を実行するため戦争に介入した。
教団側の勝利条件:大聖堂を制圧
敗北条件:教団側の敗北多数、撤退命令の発布
■マッチメイク
教団側 王国側
【一剣同体】(≪調律者≫) vs【聖銀貫刎】(神殺)
【盤古降臨】(≪聖王の騎士団≫)vs 【黒虐灯光】(神殺)
【媒介召喚】(≪聖王の騎士団≫)vs【殲滅指揮】(神殺)
【胡蝶乱舞】(教団) vs【炎刃千界】(神殺)
【鷲之双眼】(教団・新月協会) vs【月光官能】(教団新派)
【銃刀武神】(ヘルパー能力・教団)vs【鏡心一閃】(王国所属)【単視短命】(王国闘技大会出場者)
【混沌縹渺】(教団) vs【炎天輪舞】 (神殺)
■進行
教団旧派・ケテル10聖人所属の【混沌縹渺】の大号令によって、教団の信徒たちと、【媒介召喚】による一万のゴーレム軍団が進軍する。
王国将軍のことごとくが負傷し戦闘不能の中虚をつかれた形だが、神殺機関は事前に王国に潜伏しており、この機会を待っていたかのように各地で王国住民の被害を顧みず戦闘を開始する。
【単視短命】は成り行きで王国兵らと協力して防衛に参加する事に。
また、ゴーレム軍団を王国にはなかったはずの近代兵器群で対抗したのは【殲滅指揮】であった。
各地で激戦が繰り広げられ、【胡蝶乱舞】【銃刀武神】は死亡。
さらに【殲滅指揮】は戦闘で人類最悪の兵器を用い、巨大な火柱が相手の炎の魔人を四散させるとともに、王国の北城壁は消失。王国の被害は甚大な物に。
結果的に教団側の敗北が濃厚になり、【混沌縹渺】は撤退を宣言。大きな被害をこうむったが、王国は防衛に成功した。、
被害を顧みない神殺側の防衛に対し、教団はこの地の「奪還」が目的であり、建造物をなるべく破壊しないよう指令もあったのも敗北の原因と言える。
この戦闘の結果、王国は著しく国力を低下させ、さらに≪神殺機関≫の関与が知られてしまう事になった。
また、教団旧派の動きが活発になった事、≪聖王の騎士団≫が教団と一時の協調路線を歩んだ事も、この世界に衝撃を与えている。
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≪「王」の死と、新たなる王への資格≫ |
2014年9月
聖都奪還戦を受け、王国宰相【四堅覇者】は、すでに出奔していて不在であった女王を「死亡」したと宣言する。
同時に、教団の司教の首を討ちとった者に新王の候補とする事を法令で発令する。
不穏な空気が広がっている
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王国施設
○王宮聖堂
元教会施設であり、前述した「聖遺物」が置かれていた建物。
大理石でできた体育館ほどの大きさの建物。
ドーム状の屋根に、五本の塔が立っている。
この場所が気に行ったのか、よく女王の姿が塔の上で見られる。
式典やイベントなどは、この聖堂のステージで行われる。
○聖堂執務室
聖堂から四方に廊下が伸びており、事務室となっている。
王国行政府のメンバーには個人室が与えられ、そこで仕事にいそしんでいる。
宰相の【四堅覇者】が、資料とにらめっこしているのもこのあたり。
○王国練兵場
聖堂背面の広場は、徴兵されてきた王国民の中でもとりわけ優秀な兵たちが、近衛兵として訓練をほどかされている場所となっている。
二人の剣術師範がそれぞれ別個に調練にいそしんでおり、兵の訓練度は日増しに上昇しているようだ。
○正面鉄門・城壁
王都・シュプレームはその街を城壁で囲んでいる。
中世の赴きも感じられる。
シュプレームに入るには、正面の鉄門と、後門から入る二つの方法がある。
正門城門の城郭上には、衛兵詰所と城門校尉(城内の警備長官)の執務室があり、怪しい人物などはこの部屋で詳しい尋問をうける事になる。
○地下牢獄・尋問室
シュプレーム時代は、地下礼拝堂、霊安室として使われていた施設。
現在は牢獄と重要な捕虜の取調室として使用されている。
頑強な石壁に囲まれている施設だが、牢自体は鉄製であり、急場で取り付けられたものである。一般人であれば脱出するのは困難だが、何らかの能力者であれば脱獄は容易であろう。
また、まだまだ兵の質は低いため、牢番も必然的にガラが悪い者が多くなりがちだ……。
○王国宝物庫・倉庫
王国聖堂の北側に配置されている宝物庫。
かつて聖遺物と呼ばれた物が倉庫保管されている時の施設を利用している。鋼鉄製の頑丈な扉に守られているが……。
王国ガイド
○王国の地理
西に砂漠地帯があり、その先には
『同胞団』の集落がある。
東の街道へ進めば、普段の能力者スレの人々が戦っている「能力者の街」がある。距離は、馬車でおよそ一日程度の距離。
かつては空港などもあり観光地として整備されたが、二度の戦争でそれらの施設は破壊されたまま放置されている。
この街に来るには、乗合馬車を利用するのが一番かもしれない。
北には高い岩山が広がっており、西の砂漠や北の山には魔法期文明の古代遺跡があるようだ(古代の昔の神殿跡にこの街は建てられたらしい)。
南には運河として利用されていた川があり、海外へ荷物を運ぶ場合、いまだローテクな方法で積み荷を運んでいる姿もある。
○王国城外開墾地・"麦稜"バーリィウェル
王国南の土地は肥沃な黒土地帯のため、農民がかねてから開墾をしたいと願い出ていた。
思案の末宰相はこの地の入植を許可。麦が良く実る事を期待し、バーリィウェル(麦稜)と名付ける。
貴族領主には右将軍
【鏡心一閃】を任命。「バーリィウェル公(麦稜公)」としてこの地の荘園を運営している。
○天候など
砂漠地帯が近いため、乾燥している。
季節によっては黄砂が舞い込む事も。
○遺跡など
王国周辺・北方の山岳・森林地域に、遺跡が大量に隠されているらしい。
特に貴重な美術品や宝石類が多数いる一方、天然の肉食動物の巣になっている可能性も高い……。
王国では現在、≪遺跡探題≫という事務所を設けて、遺跡探査のサポートを行っている。
○王国鉱山 ≪イーノ鉱山≫
王国北方にある鉱山跡を、四人の能力者が探査および妖魔討伐をし、ついに稼働する事になった鉱山。
古代魔法文明期の遺跡に隣接していたせいか、魔化された鉄が産出する(緑色の輝きがする……鑑定待ち)。
四つの鉱山の内、
【森寵七武】の探索した鉱山が最も鉄を産出し、採掘しやすい事から本格的な調査が始まった。イーノ鉱山の名は、探索者の彼の名前から取られることになった。
○砂上船発着所・王国ステーション
同胞団との通商条約に基づき建設が進められていた、砂漠をわたる砂上船の発着場。
王国の西方にあり、大きめの石畳が敷かれている広場には、露店などがにぎわっている。
砂上船の発着は三時間~四時間に一度、同胞団の近くのオアシスまで中継している。
ここの落成時には、
【劇団喜楽】による記念公演が執り行われた。
そのさい、神殺期間の数名がいさかいを起こした。
妖魔問題
最近、王国周辺に、妖魔と思しき怪物たちが確認されている。
いわいるゴブリン、コボルト、トロル、ボガードと呼ばれるような怪物たちであり、古代魔法文明時代からひっそりと暮していた魔者たちであるが、近年人を襲い始めているという。
王国は少し前まで「聖都」として栄えており、そのシンボルであった≪聖遺物≫の魔力のため、これらの妖魔は退けられていたと言うが、聖遺物なき現在、こうした悪魔達が姿を現したと考えられている。
強い軍事力も、魔力の保護もない王国にとって、これらの存在は頭を痛めている……
時に漂泊中の能力者に、住民や王国府がこれらの妖魔の討伐を依頼する事もあるかもしれない。
王国内教団勢力の反発
先に行われた統一議会にて、王国と
≪同胞団≫に通商条約が結ばれる取り決めがなされた。
その時の条件として、同胞団の敵である王国内の教団勢力の力を押さえる事を、宰相は確約。
もともとこの国は聖都として教団の直轄地であったため、教団関係者であった住民はさまざまな既得権を得ていたが、宰相は近年、それらの特権を次々と制限しはじめたため、王国内教団派からは不満の声が上がっている。
一部の有力豪族は住民税の支払いや徴兵の拒否などの強硬姿勢もあり、宰相を悩ませている。
彼らはそれなりに資金力もあり、最近では独自に刺客を雇って王国政府の進める親同胞団政策に関する事業を妨害するためにテロを起こすのではないかと噂にもなっている。
(反王国派住民から依頼された、という事で、王国へのテロをするなどというロールも可能です!)
国宝! 王国管理品など
国宝
いずれも、【王国ドラゴン事変】の際、
【剣帝】と
【影縫之刀】が入手したもの。【影縫之刀】が龍の意向を受けて、王国に奉還した。
洞窟内にいたマッド科学者に操られていた伝説クラスの龍を二人の剣士が洗脳解除した際、王国へ迷惑をかけたと2体の龍がその場で生成したもの。それぞれ強力な魔力が込められており、武具として加工すれば強力なアイテムとなりうるが、遣い手が相当な腕がないと使用はできないと言われている。
【紅炎の宝玉】 |
果実ほどある大きさのルビー。"紅炎"と呼ばれる伝説的な龍の魔力が宿っている。現在は【創断獅肢】が所持。【影縫之刀】が正式に手渡したので二度と戻ってくることはない |
【蒼海の龍玉】 |
【紅炎の宝玉】と対をなす大粒のサファイア。"蒼海"と呼ばれる龍の魔力が宿っている。王国宮殿の宝物庫に保管されている |
その他
→【王国ドラゴン事変】で出現した、妙に統制のとれた妖魔の使用していた武具。人間が遣うには小さすぎて武器にはならない。貴重品なので一応保管してある。
→王国独立戦争時に、【森寵七武】が対戦しそのまま鹵獲したもの。
運転方や管理が難しく、並みの人間には起動させる事もできないため、しかたなく外の倉庫に保管してある。
生体部分の恐竜が時々起きるので、エサをやっている。
→王国の制服をしたてたバロン卿がプレゼントした金貨。
遥か古代に使われていたのではと言われているオーパーツとも言われているが、その価値は未知数。
宰相や副官らに渡されたが、王国に奉還した。
※王国の宝物庫は厳重に警備されているとはいえ、警備がやや頼りない。
能力のある盗人ならば、難易度は高いが、これらのアイテムを盗み出す事も出来るかもしれない……
遺跡探題
王国領内の遺跡の発掘をサポートするべく建てられた事務所。
簡単な登録と探査税(二万円程度。保険料込)を支払うと、遺跡探査グッズ(浮揚松明×6、基本地図作成キット、簡易食料、リュック、ロープ、フック等)を貸し出してくれる。
帰還したら、遺跡で得た宝物の換金を請け負う。基本的に拾得物の半分は王国に納めなければならない。
また、貴重品などは話し合いで自分で所持出来る。
(受付などはNPC処理で結構です!)
王国への入国法、国政に携わるには
基本的に入国・出国には問題がなく、国民には希望すればいつでも成る事が出来る。
王国の出入口には門番がおり、簡単な入国審査を受ける事になるが、ただし門番の程度は必ずしも優秀な人物や、公平な人物が担当しているわけではなく、トラブルが起きる事も少なくはない。
国政に携わり、爵位や役職を得るには、構成員の推挙が必要となる。
緒勢力との関係
◎良好
【不殺同盟】
戦災対策ファンドを通じて、シュプレーム復興から金銭面で援助していた。
独立戦争時も
【不殺同盟】経由で情報を知った能力者が多数参戦する。
○良
【能力者救済機関 -Lead- 】
独立戦争時、【個人軍隊】が押しかけ救済をしに来る。Leadのリーダーと女王とはラーメンを食べた事のあるほどの間柄。
ただし、宰相の【四堅覇者】はその理想を危険視し、距離を置くよう提案している。
△微妙
『同胞団』
かつてこの地に侵攻してきた勢力。
砂漠を隔てた強力な隣国のため、微妙な政治的駆け引きでけん制し合っている。
王国内に教団勢力を内包しているため、100%の和平は難しいものの、統一議会にて同胞団との通商条約が結ばれようとしている。
現在交渉中だが、上手く進めば、砂上船の発着場や砂漠キャラバン隊の指定宿、ラクダギルド等が設立される予定。
×悪し
【教団】
かつてこの地は【教団】の直轄地であったため、その地から独立した【王国】は気まずい間柄である。
ただし【王国】内の住民で【教団】の教義を信仰している者も少なくない。
×最悪
【帝國】
独立戦争の相手国。帝國的には、この地を足がかりにし能力者の街へ侵攻する野心もあるため、なんとか排除したいと考えている。
ただし、王国行政に携わる中にも帝國出身者がいるため、帝國出身者が排斥されているわけではない。
×
【神殺機関】
≪公開処刑事変≫にて露わになった、王国に仇なす者達。
彼らに対抗するための防衛のために、国民は重税や徴兵に苦しんでいる。
称号・爵位授与者
【王国独立戦争】に参加した、王国の国政に携わっている以外の能力者には、"騎士"の称号の授与を予定している。
【王国の閉鎖鉱山に住まう妖魔を退治せよ!】
によって、鉱山クエスト成功者に与えられた称号は次の通り。
≪妖魔討伐者・デーモンスレイヤー≫
【森寵七武】
≪最速探査者・スピードディティクト≫
【獄門討頸】
≪妖魔征服者・ベルセルク≫
【混沌刃鞭】
≪遺構発見者・ディスカバー≫
【悪魔契約】(特にロール中は授与されていませんでしたが、私(四堅覇者)が今作成しました)
- つくりましたー。まだまだ作りかけなので、ガンガン書き足していってほしいです! -- 【四堅覇者】 (2012-04-29 04:35:17)
- すみません。ずっと【黒衣剣士】の名があったので消しました。本当に申し訳ありません -- 個人 (2013-12-31 20:57:33)
- 【蓮燃朱焔】さんと、王国史を更新しましたー -- よんけん (2014-02-15 04:33:18)
- 【焔魔精燦】さんを片腕(将軍補佐)として任命しました。ただ、主要役人 か一般市民のどちらに区分すれば良いのかわからなかったため、一応、という形で一般市民の方に書きました -- すめらぎ (2014-03-26 17:26:05)
- 雑談スレにて【焔魔精燦】さん本人から一般市民で良いとのことで、報告致します -- すめらぎ (2014-03-27 00:52:19)
最終更新:2014年09月13日 23:46