まとめ
設定:剣と魔法の世界
舞台:異世界レイス
文明:首都には錬金術師が集まる大学がある
錬金術自体は発展途上で一般人には浸透していない
そのため魔法が錬金術(科学)より発達している
種族:エルフ・ドワーフ
ホビット・獣人族
モンスター・魔族
人間
世界的問題:古き神々の暴走でモンスターの遺伝子崩壊、雌が生まれず
他種族の雌を苗床とするために襲撃するようになった
VIP発の簡単な下敷き的SS
太古、いまだ神々が大地を散策していた遥かな昔、
のちに『深影の大陸』と呼ばれる地にてある文明圏が存在していた。
この文明圏は魔術、更には錬金技術も境地に達していたとされ、その栄華を極めたという。
だがある時を境にこの文明圏は一気に衰退し滅亡する。
獣達が姿を変えモンスターとなり、大陸全土で知恵を持つ種族全てを見境無く襲い始めたのである。
この発端については、彼等の高度な錬金術が原因であるとされているが、
詳しい経緯は史料不足により明らかにされてはいない。
旧約神典では『彼等が錬金術により神々の領域を侵したために神々が下した罰』、
レヌリア建国神話では、
『錬金術に溺れた欲深き王達が神々へと宣戦布告し、獣は神々の尖兵となって彼等に襲い掛かった』、
またの他の文献では『彼等を恐れて神々の方から宣戦布告した』とするものもある。
知恵を持つ種族の女達を苗床、男達を餌としてその数を爆発的に増やしていくモンスター達、
この未曾有の脅威に対して人々も奮戦したものの、
圧倒的な数の前に次第に追い詰められていき、最終的に自滅的な戦法を余儀無くされたという。
今日では失われた錬金術の技が何度も使用されたといい、
その威力は都や山脈が一瞬にして蒸発したほどだとされている。
そしてモンスターの登場から30年後には、この文明圏はほぼ跡形も無く地上から姿を消してしまい、
大陸はモンスターによって完全に征されてしまうこととなる。
この点が、現在における文明圏の調査を困難にしている原因でもある。
『深影の大陸』には依然、未発見の史跡がある程度は残っていると予想はされてはいるが、
今なお溢れる大量のモンスター、
そして狂気に満ちた深い森に覆われているために実地調査は不可能であり、その実像は謎に包まれている。
最終更新:2011年07月10日 20:14