マー

名前:マー(本名:エンデュミオ)
年齢:外見的には20歳前後。実際は百数十年生きている
性別:男
種族:魔族と人のハーフ。西方の亡国出身。
職業:楽師/錬金術師/剣鈴遣い
属性:闇&光(相反する力を宿す為か、呪文に耐性がある)
武器:ある程度の体術、援護魔法、錬金術の応用、剣鈴と呼ばれるモノ、儀礼剣術(精神修養)
好き:美しいもの、平和、冒険譚、大切な人、鮭
嫌い:人に害を加える魔族、戦争や人の死、弱者を虐げる者、わさび
備考:第一期、賢者の石編にて登場。
経歴:戦乱の時代に生まれ、禁忌の種族であるが故、その存在を危険視する魔王達によって故郷を滅ぼされ、楽師として身を隠し、独りで生き抜いてきた。旅する内に一人の女性と出逢い婚約を誓うが、またしても魔王の手にかかり、恋人は時間を止められ眠り続ける呪いを受けてしまう。それ以来、彼女を救う方法を探して世界を廻り、あらゆる秘法を試すも効果は無く、もはや残された一縷の希望は、伝説上の存在である賢者の石のみであった。年の功というべきか、様々な体験をしており、魔族側の勢力にもかなり詳しい様子。いつか魔王に復讐すると心に誓っているが、今の自分では到底かなわないと自覚してもいる。人として生き、人として死ぬつもり。数世紀に一度しか生まれない伝説の魔の祓い手、“剣鈴遣い”の資質を持ち、幼少の頃より神具に選ばれ力を継承するが、皮肉にも身に宿る悪魔の血のせいで、完全なる力を解放できない。実は高度な錬金術を扱えるのだが、なぜかその事を隠している。また、東方の國ジパングとは過去に何かしら因縁があるらしいが…?

  • 基本的に物腰が柔らかで明るく紳士的、お人好しで苦労性な性格の好青年だが、意外と抜けているところがあったり(おそらく天然だろう)、物事に夢中になると周りが見えなくなりがちである。やたらと酒と朝に強い。大切なモノを奪っておきながら自らを同族とのたまう魔族に対しては、非情なまでの冷酷さをかいま見せる。剣鈴を解放(激昂)すると口調も変化。 例:私→俺、貴方→貴様
  • 歌や楽器が得意。特殊な効果を持つ旋律を奏でたりする事ができる。
  • 援護系の魔術を使えるが、媒体が必要な上、ほとんどが効果は一時的なもの。
  • 体術も人並み以上に修得しているが、達人と呼べる程ではないレベル。
  • 護身用として鞘当てを主とした儀礼剣術を駆使するが、本来は精神修養的な意味合いが強い。
  • 武器であるところの剣鈴は、凄まじい威力を誇る神具の一つなのだが、その解放には特定の条件下で、なおかつ3分ほどの詠唱が必要となる。=味方の時間稼ぎがないと隙をつかれてすぐにやられる。
  • 過去に魔王に傷を負わせた経験を持つ一人だが、身体に聖と魔が溶け合った混沌の血を宿す特異体質である為、魔王の血の干渉(魂魄と肉体を蝕みやがて僕となる)を受ける事がない貴重な存在。 
  • かつてジパングに滞在していた時期があり(そこで恋人と出会いを果たす)、西洋と東洋、異なる術式体系を組み合わせた特殊な魔法を使う事が出来るが、使い勝手が悪くリスクが大きいので好まない。
  • 実はグレイが操る精霊や神族であるロージェノムらの存在に気づいており、上位存在と交信する術を持っているのだが、失われた禁術である為にそれを隠している(あえて気取られないようにしているふしも…?)。錬金術に関しても同様であり、一般的な範疇を超える力は滅多に行使しようとはしない。人前では使いたがらないものの、リムラートの失われた遺産を少なからず受け継いでいるようである。
  • 独り暮らしが長いこともあって、料理全般が得意。しかし、味音痴なところがあるので要注意。
  • 普段は付けていないが、恋人の名が彫り込まれた天魔石の婚約指輪を持っている。

西の果てに広がる不毛の地に存在していた、魔導皇国リムラート
外部との交流は少なく、独自の文明を発達させてきた其処では、
“人魔共存”の名目の下、完全なる不老不死と理想郷の実現の為、
時空を操る術を見いだす禁忌の研究が、密かに行われ続けていた。
しかし、その存在を危惧した神族の遣いと魔王軍の強襲によって、
一夜にして滅亡の運命を辿ってしまう。過ぎし力求めるは罪也や…
結局その秘法の多くは一度も使われる事無く歴史の闇に葬られた。
されど、その災厄から生き残った者が居た…それが、マーである。
高度な錬金術を使えるのも、今は失われた技術を覚えているから。
魔王を裏切った高位魔族の父と、精霊遣いの巫女である人間の母…
誰かを救えるだけの力など、まだ幼かった彼にはあるわけもなく…
ただ二人が目の前で殺されるのをただ見ているしかできなかった。
かけがえのない、家族、友人、故郷…命以外の何もかも奪われた。
絶望し悲嘆に暮れながら、血の涙を流す少年は生きる道を選んだ。
胸にあるのはただ空虚。それでも此処で死ぬ訳にはいかなかった。
“剣鈴”―――世界を変える力。救い、滅び、どちらにでもなる。
生まれながらにしてそれに選ばれたのには、何か意味があるはず。
そう信じて進み続けてきた。独り、懐かしい歌を口ずさみながら…

楽師として身分を隠し、各地を巡るうちに、荒んだ心は癒された。
そして旅の果てに恋に落ちた彼は、幸せという言葉の意味を知る。
このまま、二人で共に歩めたのなら、他にはもう何も要らないと…
まるで夢のような時間。平穏な日々が続くと信じて疑わなかった。
使命さえ捨てられると思っていた。そう、あの日が訪れるまでは…
再び彼の前に現れた魔王…その力は以前にも増して圧倒的だった。
剣鈴を解放し立ち向かうマー。だが傷負わせるも敗北してしまう。
魔王によって、恋人は二度と目覚めることのない呪いをかけられ、
またしても彼の放浪は始まった。長い、永い、救済の旅路が―――

『賢者の石を手に入れて欲しい』
異国の酒場でその張り紙を見つけた時、まさに藁にも縋る思いで、
彼はルーフェイ達に護衛を依頼する。愛しい人の笑顔に逢う為に…

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最終更新:2008年03月05日 10:18
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