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* 保 管 庫 ここにあるのは氏の日記の保管庫です。 何らかの原因で氏のブログが表示できない場合にのみご利用下さい。 通常はオリジナルでご覧下さい。↓此方まで http://plaza.rakuten.co.jp/aikentotozan/diary/ **愛犬ノ-リ-ドの42個の随想集!! 2005.11.10  公園での犬のノ-リ-ドについて、2005年2月から11月までに書いた随想をまとめました。 犬のノ-リ-ドの写真集や法律条例問題を詳述したものもあります。ご参考になれば幸いです。 >※過去日記へのリンクのみの為、未掲載 **Google検索トップの愛犬ブログ 2005.11.09  ブログ開設289日でアクセスが30万をこした。一日の平均アクセスが1、000をこす。 毎日、犬に関することばかりを書きつづって来た。犬に関してはいろんな問題点があるものだとあらためって思う。  楽天のブログだが、訪問者は楽天以外からのほうが圧倒的に多い。 愛犬について悩んでいる愛犬家などが検索エンジン経由でアクセスしているようだ。 検索エンジンの普及発展は情報化社会の情報収集に大きく寄与している。 このブログ【愛犬と登山】の掲載内容も検索エンジンに負うところが大きい。  検索エンジンで世界最大のエンジンはGoogle だ。検索内容が多いだけでなく、広告が目につかないことだ。 他の検索エンジンは広告が煩わしい面がある。  Googleには他の検索エンジンにない貴重な検索方法がある。 かなりのウェブサ-ファ-でも知らない人がいるので、紹介することにした。実に便利な検索方法だ。  Googleには普通の検索ボタンの「Google検索」ボタン以外に、「I’m Feelinng Lucky」ボタンが併設されている。 ほんとに便利で、幸せだと思う。  キ-ワ-ドとして「図書館」を入力し、「I’m Feelinng Lucky」ボタンを押すと、いきなり国会図書館が出てくる。 広告などはない。一発で、そのキ-ワ-ドで最も重要なホ-ムペ-ジが検索できる。  このブログ【愛犬と登山】も 「I’m Feelinng Lucky」ボタン で一発で検索できる。 キ-ワ-ドとして、愛犬と登山を入力すると、このブログに関連している普通のホ-ムペ-ジの 【愛犬と登山】が表示される。 キ-ワ-ドに楽天を追加すると、このブログ【愛犬と登山】が表示される。  次のキ-ワ-ドを入力して、「I’m Feelinng Lucky」ボタンを押すと、このブログの 随想が一発で出てくる。    キ-ワ-ド----------→ タイトル 1 フィラリア治療薬 ----→フィラリア予防はしない!治療薬がある! 2 フロントライン 副作用--→農水省フロントライン副作用の怖い情報! 3 狂犬病予防法 改廃---→狂犬病予防法の改廃に関する随想集 4 犬 塩分--------→犬塩分不要論のお粗末な誤り! 5 手作り食餌 手羽先 ---→ 愛犬の手作り食餌に関する質問への回答 6 ドッグフ-ド 防腐剤---→ ドッグフ-ドの防腐剤は猛毒だ! 7 公園 愛犬 写真集---→ ノ-リ-ドで遊ぶいろんな愛犬達の写真集 8 犬 ワクチン アレルギ- → 日本の愛犬は薬漬けでアレルギ-になる!? 9 断尾断耳 動物愛護法--→尾断耳は動物愛護法違反! 10 その他多数。    愛犬のノ-リ-ドに関する検索、例えば、公園 ノ-リ-ド 法律で検索すると、 普通のホ-ム-ペ-ジの【愛犬と登山】の記事が表示される。 検索エンジンはブログ記事よりも普通のホ-ム-ペ-ジの記事を優先しているようだ。   どういう記事を書けば、検索でトップ表示になるかとの質問があった。それを書き出すと、本一冊になる。 一言で言えば、重要な問題を「濃縮」して簡潔に書くことだ。 **国立公園の一部は犬放し飼い禁止に!? 2005.11.08  環境省は自然公園法の施行令を改正して、「特別保護地区における景観の維持に影響を及ばすおそれのある行為」を禁止することを検討している。  稀少な高山植物のある尾瀬やと特別天然記念物のライチョウの生息地域の立山などの特別保護地区内での次の行為を禁止する。 1 木竹以外の植物を植栽し、又は植物の種子をまくこと 2 動物を放つこと(家畜の放牧を除く)  国立公園の特別保護地区に外来生物などを放つと、50万円以下の罰金又は6ヶ月以下の懲役だ。  犬に関係のある条文は「動物を放つこと」を禁止するという箇所だ。 審査基準には「遭難者の救助に係る業務を行うために犬を放つこと」は許可はいらないとしている。 つまり、犬は放し飼いは禁止だ。動物を放つとは、解放して自由にしてやることだから、 愛犬の場合、リ-ドをして、「放つこと」をしなければよいと言うことだ。  国立公園の特別保護地区内には民家もある。 犬を飼ってもよいが、放し飼いにすると、罰金刑か懲役になる。厳しい罰則だ。  犬の放し飼い禁止の条例には多くの例外規定があるだけでなく、違反しても、罰則規定はない。 つまり、放し飼いをしただけで、罰金刑になることはない。 犬による人身障害などのトラブルを起こし、知事から来た係留命令に違反すると、罰金刑が科される。 つまり、知事の命令違反になって初めて罰金が科される。  今回の自然公園法施行令の改正には気になることが3点ある。  その1 「動物を放つこと」が禁じられる地域は、国立公園や国定公園の特別保護地区だけだ。 国立公園全体ではない。  しかし、国立公園全体が禁止だと、故意に曲解して、犬の入山禁止を主張する不埒な観光登山業者が出て来そうだ。 禁止する法津はない現在でも、「国立公園だから犬は禁止だ」と平然と唱える観光業者がいるからだ。  その2 広大な国立公園に占める特別保護地区の面積は13%だ。 関東地方の登山愛好者がよく行く秩父多摩甲斐国立公園の中の特別保護地区の面積はわずか3%だ。 標識もないので、どこが特別保護地区かは一般の登山者にはわからない。 それでも、違反したら、50万円以下の罰金か、6ヶ月以下の懲役だ。 不合理、理不尽だ。善良な市民を犯罪者に仕立てるための法律かと聞きたい。  その3 「動物を放つこと」が禁止なのに、犬の入山が禁止されていると、拡大解釈以上の故意の曲解をする不埒者が出てきそうだ。 あるいは、遭難救助犬以外の犬は入山禁止だと主張しそうだ。  環境省の出先の小役人は、従来から、国立公園は犬は禁止だと主張していた。 登山中に激論したことがある。コンプライアンス(法令順守)の意識が欠落している。 観光業者の賄賂接待付け届けの好きな連中だ。詳細は 愛犬と登山の法律 に記述してある。  犬が自然環境を破壊した歴史は地球上にない。犬を規制する科学的な根拠もない。 犬を規制して喜ぶのは観光登山業者だ。自然環境破壊を犬のせいにして、自然環境保護者の顔をしている。 カモフラ-ジュだ。偽善だ。犬は自然環境を破壊したことはない。 景観の維持に影響を及ばした史実もない。あると言うなら、証拠を示してもらいたい。  参考随想 国立公園特別保護地区以外はノ-リ-ドでよい! **愛犬との登山を禁止する法律はない! 2005.11.07  国立公園を規定している自然公園法にも森林法にも犬の入山を規制する条文はない。 しかし、観光登山業者が環境省と結託して、犬の入山を規制している観光地もある。 かなり以前、軽井沢で、「環境省のご指導により犬の入山を禁止しています」との立て看板を目にしたことがある。 コンプライアンス(法令順守)の意識 が希薄な観光業者の横暴だ。  最近、話題になっているように、カミツキガメなどの外来生物による生態系の破壊を防止するために 海外から持ち込まれた動植物については、特定外来生物被害防止法が今年5月に成立した。 今後は政令で指定する動植物の輸入、飼育、野外放出が禁止される。  その動きと連動するかのように(ドサクサに紛れて)、環境省は、自然公園法の施行令を改正して、 平成18年1月1日から犬の入山を規制することにしている。 ほんとに自然環境を守るためなら賛成だ。しかし、犬規制は自然環境保護には何の効果もない。 犬が自然環境を破壊した歴史や科学的な証拠はないからだ。  国の特別保護鳥のライチョウが観光地の高山で絶滅又は激減したのは、野犬のせいだと観光登山業者は言っているが、 2400m以上の高山では犬は生きていけない。生存できるだけの食べ物がないからだ。 詳細は 野犬化した犬がライチョウの卵を食べるという怖い話 に記述してある。  ライチョウが絶滅激減した原因は犬ではなく、人だ。つまり、観光開発が進み、 登山者や観光客が激増したことが原因だ。ライチョウの生息地に観光客を誘致しすぎたためだ。 その次の原因は、高山まで立派な道路ができて、野性動物との棲み分けができなくなっていることだ。 サルやキツネなどが人の棄てる食べ物などにつられて、高山に移動している。 住宅地にイノシシやクマなどが出没するのと同じ原因だ。  環境省は観光業者の意向を採用して、犬を規制することにしている。 ほんとの自然環境保護になるかどうかは議論してない。ほんとに自然環境を保護したいなら、犬ではなく、 人の入山を規制するのが正しい。年間何万人までと、観光登山者の総量規制をすべきだ。 しかし、そんな規制をすると、業者からの賄賂接待付け届けが減るので、しない。  犬を規制することにより、環境庁は自然環境保護に熱心だと国民に思わせようとしている。 犬は濡れ衣を着せられている。犬が生け贄にされ、真犯人は野放しだ。 環境庁が実施しようとしている犬の規制の具体的な内容については、明日の随想に記述する。 観光業者が拡大解釈して、国立公園は、犬は入山禁止だと言い出しそうな内容だ。  つまり、規制地域は、特別保護地区だけなのに、国立公園全体だと平気でウソを言いそうだ。 次に、その特別保護地区で「動物を放つ」ことが禁止なのに、即ち、犬の場合は、ノ-リ-ドが禁止なのに、 愛犬との登山も禁止だと、拡大解釈するおそれがある。  法律や政令は拡大解釈ができないように制定すべきなのに、今回の施行令の改正はいい加減な条文が気になる。 賄賂接待付け届けが期待できる観光登山業者が喜ぶように施行令を制定しようとしている。明日の随想で詳述する。 **断尾断耳は愛犬に必要なことか? 写真20枚! 2005.11.06  国際社会は断尾断耳を禁止する方向に進んでいる。 断尾断耳が禁止されている国はドイツ、オランダ、デンマ-ク、スウェ-デン、ノルウェー、 フィンランド、ニュ-ジ-ランドとイスラエルだ。  禁止運動の盛んな国はイギリス、オ-ストラリア、スイス、ルクセンブルグ、キプロス、 ギリシャだ。それに、最近アメリカ(カリフォルニア州)が加わった。  日本はJKC(日本ケンネルグラブ)などには全くその動きはない。 動物愛護団体なども断尾断耳の問題には素知らぬ顔だ。  日本は犬の文化に関しては後進国だ。犬で儲けようとする商売には熱心だが、 犬の立場に立って、犬の幸せを考えているような人や団体は少ない。  日本全国の世帯で犬を飼っている世帯の割合は18,8%だ。 欧米諸国が30%前後の国が多く、中には40%近い国もあることと異なる。 日本では、まだまだ愛犬たちが増えそうだ。 その中で、人間の身勝手な都合だけで、断尾断耳の愛犬が増えるのは好ましいことではない。  飼っている場所は室内が60%だ。単身世帯では70%に達するようだ。 室内で飼う愛犬が断尾断耳の犬である必要があるかどうかを、犬を買う前に静かに考えてみることが大切だ。  公園で会う愛犬達の中に、断尾断耳の愛犬が多い。 自分が断尾断耳されていることも知らないで、愛嬌を振りまいて、近寄ってくる愛犬を見ると、 人間とは残酷なことをするものだと思うことがある。  最近、撮影した断尾断耳の愛犬達の20枚の写真を掲載してある。 写真から何を感じ取るかは、人それぞれだろう。 将来生まれてくる愛犬達の幸せにつながることであることを願っている。     参考随想 断尾断耳は動物愛護法に違反! ※以下写真 **消臭ドッグフ-ドと虚偽・誇大広告 2005.11.05  「我慢しないでやせる」などの広告は誇大広告に当たるとして、経済産業省は特定商取引法違反(誇大広告等の禁止)で、ダイエット飲料の「鈴蘭沙棘(すずらんさじー)」を販売していた通信販売業者のアサヒ産業(名古屋市)に3カ月の業務停止命令を出した。 同省は同社提出資料からは、効果の合理的な根拠が認められないとし、同法に基づき特定商取引法違反と判断した(日経新聞等11/3)。  科学的な合理的な根拠もないのに、飲むだけでやせると広告して、年間に約80億円も通信販売していたとのこと。 中国産グミ科植物の「魔法の果実」は、その果汁を飲んでも痩せないのだ。 全国的に通信販売を展開していたのだ。痩せたい願望につけ込む詐欺商法だ。  犬の世界のドッグフ-ドやサプリメントにも詐欺商法のあだ花が咲き誇っている。 消臭ドッグフ-ドもその一つだ。「緑茶消臭成分」を原料に混入してあるので、 犬の糞尿の匂いが「和らぐ」と広告している。匂いが消えるとは書いてない。  以前、ガンに関する健康食品を販売している悪徳業者が「ガンが消える」と宣伝しているのであり、 ガンが治るとは言ってないとテレビで言い逃れしていた。人を騙す手口が似ている。  犬の糞尿の匂いを和らげる「緑茶消臭成分」とは茶に含まれているカテキンだとのこと。 カテキンには血液中のコレステロ-ルや脂肪を低減する効果や歯の殺菌作用などがあることは知られているが、 糞尿の臭いに関する科学的な研究報告はない。  もし、カテキンに、消臭効果があるなら、お茶を沢山飲むと、 人の糞尿の臭いも少なくなるということになる。そのような科学的な研究報告はない。  それなのに、ドッグフ-ドに入れてあるから、犬の糞尿の臭いが和らぐと、平気で商品を販売している。 科学的合理的な根拠を示してないので、特定商取引法の虚偽広告・誇大広告に該当すると見るのが常識だ。  しかし、犬の世界は法律や行政から見放されている。 人の食べ物については食品衛生法(厚生労働省)で、 家畜の飼料については飼料安全法(農林水産省)で厳しく規制しているが、 犬は家畜でないので、つまり、人は犬を食べないので、犬の食べ物については野放しなのだ。  せめて、特定商取引法で愛犬の世界も取り締まることを経済産業省に望みたいが、その動きはないようだ。 愛犬の食べ物に関する業界はブラックマ-ケットだ。法律の光明のない暗黒の世界だ。 そのことを知らない愛犬家が多い。 愛犬の食べ物も、人や家畜の食べ物と同じように法律で保護されていると思っている。 知らないと怖くないのだ。安心しきっている。  愛犬家は自分で自分の愛犬を守るという意識が大切だ。 本やテレビの情報を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えることが大切だ。 参考随想 1 臭いの消えるドッグフ-ドは詐欺商品!? 2 犬用消臭剤では臭いは消えない!? **ノ-リ-ドのために子犬をしつけた写真集 46枚! 2005.11.04  ノ-リ-ドのできる愛犬にするには、どのようにしつけたらよいかという質問が多い。 一言でいうと、社会性の豊かな犬にすることだ。 特に、人に対して信頼感のある愛犬にすることだ。飼い主だけでなく、すべての人に対して友好的であり、 無闇に警戒心を持たない犬にすることだが大切だ。  一般的に、犬は子供を嫌がる。だから、子供好きな犬にするには、幼犬の頃から、しつけや訓練が必要だ。 公園などで初めて会った子供とも仲良く遊べる犬は、ノ-リ-ドにしても、他人に危害を加えるおそれはない。 飼い主としては安心だ。  愛犬のパピヨンのパナは生後50日の時から、公園に連れて行き、 ノ-リ-ドで子供達や大小各種の犬たちと遊ばせた。 2歳をすぎた今でも、公園などに連れていくと、他の犬ともな遊ぶが、犬よりも子供達と遊ぶのを好む。  犬嫌いの人には動物特有の感覚で識別しているらしく近寄ろうとはしない。 公園などで実地に訓練して習得した社会性だ。近隣に犬嫌いがいるが、決して近づかない。 避けている。一、二度、嫌な目にあったのかも知れない。  愛犬のパナが幼犬の頃、公園などで撮影した写真46枚を、楽天の写真容量の関係で別に保存してある。 下線のある太い文字をクリックしてください。  ノ-リ-ドのために子犬をしつけた写真集 46枚 参考随想 ノ-リ-ドのできる愛犬にするには?! **犬に野菜・ビタミンCは必須ではない!?  2005.11.03  犬は太古の昔、オオカミの子供を手なずけて、進化させた、いわば、人工的な動物だ。 日本ケンネル・クラブに登録されている犬種だけでも200種近い。 その全部が、自然界には、本来いない動物だ。 人に飼われているうちに、人と同じような雑食性の動物に進化してきた。  しかし、犬は本来、オオカミと同じで、肉食動物だ。つまり、野菜や果物を食べない動物だ。 ビタミンCはオオカミや犬にも必要な栄養素だが、自分の体内で生合成できるので、 必ずしも、外部から摂取する必要はない。  雑食動物の人はビタミンCを外部から摂取しないと、体調不良になる。 欠乏の兆候としては、歯ぐきの出血、肌荒れ、頭痛、肩こり、筋肉痛などが起こる。 欠乏が長期に続くと、壊血症になり、倦怠感、疲労感、関節の痛みを感ずるようになる。 完全に欠乏すると、生命の維持はできなくなる。  愛犬のパピヨンのパナは幼犬の頃から、2歳をすぎた現在まで、野菜や果物を全く食べてない。 食べさせようと、いろいろと食餌の工夫などをして努力したが、徒労に終わった。 鶏の手羽先主体の肉食だけで、2年以上を元気に過ごしている。 食餌に満足していて、普通の犬が喜ぶジャ-キ-さえ見向きもしない。 好きなおやつが殆どゼロに近い。だから、おやつでつって、しつけをしたり、 芸を仕込むようなことはできない。言葉で褒めちぎる方法を採っている。  ビタミンは周知のように、脂溶性のA、D、E,Kと水溶性のB1,B2、B6,B12、Cなどがあるが、 そのすべてが、鶏の手羽先に含まれていることになる。 KとCは含まれてなくても、犬は自分の体内で生合成できるので、食餌として食べさせる必要はない。   人の健康に関する本や愛犬の食餌に関する本などには、ビタミンに関する情報が満載で、 豊富に含まれている食材が数多くあげられている。愛犬に何を食べさせた方がよいか迷う。 しかし、実際は単純だ。鶏の手羽先に愛犬に必要なビタミンは全部含まれていると言うことだ。  自然界は、ある意味ではきわめて単純な仕組みなのだとあらためて思う。 鶏の手羽先は犬にとっては、人工的な「総合栄養食」以上の立派な食べ物ということだ。  ドッグフ-ドにしろ、サプリメントにしろ、ビタミンなどいろんな効用のありそうなものを人工的に添加して販売しているが、 自然界の食べ物が最良の食べ物だ。   人も犬も自然の恵みで得られる食材が最も良好で、安全な食べ物だ。 工業的に合成されたアスコルビン酸(ビタミンC)の錠剤を飲むよりも、 レモンやミカンでビタミンCを摂取した方が自然の摂理にかなう。 他の栄養素も一緒に摂取できる。天然の産物から摂取すると、過剰摂取の弊害も少ない。  健康で長生きしてもらいたいので、愛犬のパナには原料不明の人工物のドッグフ-ドを食べさせる気にはなれない。 たまには、人の食べ物の味の付いた牛肉や豚肉も食べさせるが、骨付きの鶏肉が大好きなようだ。 ガリガリ食べるので、歯磨きにも良いと思っている。 **犬の平均寿命とドッグフ-ド 2005.11.02  東京農工大と日本愛玩動物協会の共同調査によると、1991年から2003年までの12年間で、 犬の平均寿命が3.3年伸びて、11,9年になったようだ。  人の平均寿命とは、生まれたばかりのゼロ歳児の平均余命のことだ。 その乳児が何年生き続けるかを示す数字だ。医療体制が不十分な国では、乳幼児の死亡率が高いので、 平均寿命は極端に低くなる。乳幼児も含め、すべての人の年齢を平均するからだ。  一方、平均余命とは、各年齢の人が、その後生存できると期待される年数のことだ。 たとえば、0歳は男女平均で82歳、30歳は53歳、60歳は25歳だ(平成15年)。  つまり、0歳の人は82歳まで、30歳の人は83歳まで、60歳の人は85歳まで生きる可能性がある。  即ち、平均寿命よりも、自分の年齢に平均余命を加算した年齢の方が高くなる。  一般に、犬の寿命は大型犬で12年、中小型犬で15年と言われている。その実生活で体験する中小型犬の寿命と、 上記の犬の平均寿命に差があるのは、犬の場合も平均寿命は0歳の平均余命を表示しているからだ。  人の場合も、自分があと何年生きるだろうかを考える時は、自分の年齢に、その年齢の平均余命を加算したほうがよい。 老齢な人ほど平均寿命よりも数字が高くなる。何か得したような気分になる。  国際的に見ても、日本の平均寿命が高いのは、乳幼児の死亡率が低いからだ。医療体制が良いと言うことだ。 老人が長生きできるようになったのも、医療の進歩とその活用のおかげだ。ありがたい話だ。  日本が豊かになり、食生活で贅沢できるようになったから、日本の平均寿命が伸びたと主張する人はいない。  ところが、犬の世界では、ドッグフ-ドが普及したから、犬の平均寿命が伸びたと主張する人が多い。 特に、ドッグフ-ドに関係のある人に多い。 それを証明する科学的なデ-タがあるのかと聞きたい。ないだろう。  犬の平均寿命が伸びたのも、人の場合と同じように、医療体制がよくなって、 それを活用する愛犬家が増えたことによるものと見るほうが正しい。 犬の飼育が小型犬に人気が集まり、室内で飼うなど飼育環境の向上も平均寿命を伸ばす要因になっているものと見ている。  ドッグフ-ドが犬の平均寿命の伸びに貢献しているとは見てない。 長寿犬の飼い主は異口同音に愛犬がドッグフ-ドを食べないので、人と同じものを食べさせているという。 ドッグフ-ドを止めて、手作り食餌にしたら、愛犬の皮膚病や涙やけが治ったという愛犬家も多い。  現在、獣医界で解決すべき緊急課題は犬のアレルギ-疾患の治療法の確立だ。 多くの愛犬が皮膚アレルギ-(アトピ-性皮膚炎)に悩まされている。原因の一つは、 ドッグフ-ドの防腐剤と見ている。毒性の強い防腐剤が使われている。 詳細は」「ドッグフ-ドの防腐剤は猛毒だ! 」 に記述してある。  愛犬のパピヨンのパナには健康で長生きしてもらいたいので、ドッグフ-ドは食べさせてない。 鶏の手羽先主体の手作り食餌だ。喜んで食べる。食べた後は満足そうな表情をする。 原料不明のドッグフ-ドではなく、何を食べさせているかがわかる手作り食餌は安心感がある。 健康で獣医知らずで、長生きすると、生涯コストで見ると安くもつく。 **鶏の骨ハサミで切れば犬に良い食材! 2005.11.01  鶏の骨は犬がかみ砕くと、縦に裂けて先端がとがることを、わざわざ実験した物好きがいる。 その結果で鶏の骨は犬には食べさせてはいけないと結論づけている。  鶏の骨を油で揚げたり、ゆでたり、電子レンジで加熱したものなどを、ハンマ-でたたいて割ったりしている。 やっぱり、先がとがっていると期待の結果が出たと喜んでいる。  先のとがった骨の写真がいくつも掲載されている。こんなとがったものを犬に食べさせると、 犬の胃に刺さって、大変だから、犬には鶏の骨を食べさせてはいけないと、愛犬家に警告している。  実験者は大発見したつもりだろう。初めて見る先のとがった鶏の骨を見て、 しめた、うまくいったと思っているようだ。 これで、鶏の骨は犬の食材には不適だとブログに書けると喜んだようだ。  鶏の骨は食べさせないで、犬にはドッグフ-ドだけ食べてもらいたいとの思いがあるのかも知れない。 最近は、ドッグフ-ドの販売量が伸び悩んでいるので、何とかして、 販売量の落ち込みを取り戻したいと意図している商売熱心な会社の社員かも知れない。  鶏の骨が縦にわれて、先がとがるのは昔から広く知られていることだ。周知の事実だ。 誰も否定しない。愛犬のパピヨンのパナにケンタッキ-などの鶏の骨を食べさせると、 両端をかみ砕いて食べて、中央部分は残すのが普通だが、骨が少ないと、中央部分も砕いて食べる。 かなり尖っているものを細かくかみ砕いて美味しそうに食べている。  この鶏の骨の実験者は、自分では気がきいたことをしたと思い込んでいるようだ。 だから、ブログに鶏の骨は食べさせてはいけないと自慢げに公表している。   しかし、滑稽だ。間が抜けている。「鶏の骨はわれると尖る」、だから、 「犬には食べさせてはいけない」と短絡的に結論づけている。 八方破れの飛躍した論理だ。浅はかだ。  鶏の骨がわれると、とがるなら、尖らないようにすればいいだけの話だ。 100円ショップで販売している中国製の剪定ハサミでも、鶏の手羽先の骨は切れる。 高価だが、日本製の剪定ハサミはよく切れる。カニハサミでもよい。  愛犬のパナの食餌の手羽先は電子レンジで骨の髄が血の色がなくなるまで加熱した後で、 1センチほどの長さに切っている。切らなくても、良さそうだが、食べやすそうなので切っている。 人に比べ犬には何倍のカルシュ-ムが必要だ。そのための栄養源として、鶏の骨は入手しやすい食材だ。  豚のリブの骨を与えることもあるが、体重3kgもない小型犬なので、かみ砕くのは時間がかかる。 豚の骨を沢山入手できるなら、圧力鍋で処理して、冷凍保存しておくと愛犬が喜ぶ。 柔らかくなっているので、小犬でも喜んで食べる。立派なおやつになる。  大きな動物病院の犬の食道閉塞事故の原因物質は鶏の骨ではなく、犬用のガムだ。 胃の中でも溶けないからだ。鶏の骨は犬の胃の塩酸と酵素で容易にドロドロに溶ける。 胃壁に刺さって問題を起こすようなことは滅多にない。詳細は「愛犬のおやつによる食道閉塞事故!? 」 に記述してある。    参考随想 1 肉と鶏の骨だけの手作り食餌、野菜ゼロ!? 2 加熱した鶏の骨も愛犬の食餌に最適!? 3 推奨した鶏の骨の食餌にお礼続々! 4 愛犬は鶏の骨が大好きだ!? 5 鶏の骨付き肉で愛犬の皮膚病が治った!? 6 手作り食餌で愛犬の表情が豊かになる!! 7 手作り食餌は愛犬の塩分不足に注意!
#showrss( ここにRSSのURLを入力 ,recent,0,1,1,,) //RSSのURLの例 http://www3.asahi.com/rss/index.rdf * 保 管 庫 ここにあるのは氏の日記の保管庫です。 何らかの原因で氏のブログが表示できない場合にのみご利用下さい。 通常はオリジナルでご覧下さい。↓此方まで http://plaza.rakuten.co.jp/aikentotozan/diary/ **愛犬ノ-リ-ドの42個の随想集!! 2005.11.10  公園での犬のノ-リ-ドについて、2005年2月から11月までに書いた随想をまとめました。 犬のノ-リ-ドの写真集や法律条例問題を詳述したものもあります。ご参考になれば幸いです。 >※過去日記へのリンクのみの為、以下略 ※添えられている写真2点はノーリードと表記されているが、リードを修正で消している形跡が容易に分かる **Google検索トップの愛犬ブログ 2005.11.09  ブログ開設289日でアクセスが30万をこした。一日の平均アクセスが1、000をこす。 毎日、犬に関することばかりを書きつづって来た。犬に関してはいろんな問題点があるものだとあらためって思う。  楽天のブログだが、訪問者は楽天以外からのほうが圧倒的に多い。 愛犬について悩んでいる愛犬家などが検索エンジン経由でアクセスしているようだ。 検索エンジンの普及発展は情報化社会の情報収集に大きく寄与している。 このブログ【愛犬と登山】の掲載内容も検索エンジンに負うところが大きい。  検索エンジンで世界最大のエンジンはGoogle だ。検索内容が多いだけでなく、広告が目につかないことだ。 他の検索エンジンは広告が煩わしい面がある。  Googleには他の検索エンジンにない貴重な検索方法がある。 かなりのウェブサ-ファ-でも知らない人がいるので、紹介することにした。実に便利な検索方法だ。  Googleには普通の検索ボタンの「Google検索」ボタン以外に、「I’m Feelinng Lucky」ボタンが併設されている。 ほんとに便利で、幸せだと思う。  キ-ワ-ドとして「図書館」を入力し、「I’m Feelinng Lucky」ボタンを押すと、いきなり国会図書館が出てくる。 広告などはない。一発で、そのキ-ワ-ドで最も重要なホ-ムペ-ジが検索できる。  このブログ【愛犬と登山】も 「I’m Feelinng Lucky」ボタン で一発で検索できる。 キ-ワ-ドとして、愛犬と登山を入力すると、このブログに関連している普通のホ-ムペ-ジの 【愛犬と登山】が表示される。 キ-ワ-ドに楽天を追加すると、このブログ【愛犬と登山】が表示される。  次のキ-ワ-ドを入力して、「I’m Feelinng Lucky」ボタンを押すと、このブログの 随想が一発で出てくる。    キ-ワ-ド----------→ タイトル 1 フィラリア治療薬 ----→フィラリア予防はしない!治療薬がある! 2 フロントライン 副作用--→農水省フロントライン副作用の怖い情報! 3 狂犬病予防法 改廃---→狂犬病予防法の改廃に関する随想集 4 犬 塩分--------→犬塩分不要論のお粗末な誤り! 5 手作り食餌 手羽先 ---→ 愛犬の手作り食餌に関する質問への回答 6 ドッグフ-ド 防腐剤---→ ドッグフ-ドの防腐剤は猛毒だ! 7 公園 愛犬 写真集---→ ノ-リ-ドで遊ぶいろんな愛犬達の写真集 8 犬 ワクチン アレルギ- → 日本の愛犬は薬漬けでアレルギ-になる!? 9 断尾断耳 動物愛護法--→尾断耳は動物愛護法違反! 10 その他多数。    愛犬のノ-リ-ドに関する検索、例えば、公園 ノ-リ-ド 法律で検索すると、 普通のホ-ム-ペ-ジの【愛犬と登山】の記事が表示される。 検索エンジンはブログ記事よりも普通のホ-ム-ペ-ジの記事を優先しているようだ。   どういう記事を書けば、検索でトップ表示になるかとの質問があった。それを書き出すと、本一冊になる。 一言で言えば、重要な問題を「濃縮」して簡潔に書くことだ。 **国立公園の一部は犬放し飼い禁止に!? 2005.11.08  環境省は自然公園法の施行令を改正して、「特別保護地区における景観の維持に影響を及ばすおそれのある行為」を禁止することを検討している。  稀少な高山植物のある尾瀬やと特別天然記念物のライチョウの生息地域の立山などの特別保護地区内での次の行為を禁止する。 1 木竹以外の植物を植栽し、又は植物の種子をまくこと 2 動物を放つこと(家畜の放牧を除く)  国立公園の特別保護地区に外来生物などを放つと、50万円以下の罰金又は6ヶ月以下の懲役だ。  犬に関係のある条文は「動物を放つこと」を禁止するという箇所だ。 審査基準には「遭難者の救助に係る業務を行うために犬を放つこと」は許可はいらないとしている。 つまり、犬は放し飼いは禁止だ。動物を放つとは、解放して自由にしてやることだから、 愛犬の場合、リ-ドをして、「放つこと」をしなければよいと言うことだ。  国立公園の特別保護地区内には民家もある。 犬を飼ってもよいが、放し飼いにすると、罰金刑か懲役になる。厳しい罰則だ。  犬の放し飼い禁止の条例には多くの例外規定があるだけでなく、違反しても、罰則規定はない。 つまり、放し飼いをしただけで、罰金刑になることはない。 犬による人身障害などのトラブルを起こし、知事から来た係留命令に違反すると、罰金刑が科される。 つまり、知事の命令違反になって初めて罰金が科される。  今回の自然公園法施行令の改正には気になることが3点ある。  その1 「動物を放つこと」が禁じられる地域は、国立公園や国定公園の特別保護地区だけだ。 国立公園全体ではない。  しかし、国立公園全体が禁止だと、故意に曲解して、犬の入山禁止を主張する不埒な観光登山業者が出て来そうだ。 禁止する法津はない現在でも、「国立公園だから犬は禁止だ」と平然と唱える観光業者がいるからだ。  その2 広大な国立公園に占める特別保護地区の面積は13%だ。 関東地方の登山愛好者がよく行く秩父多摩甲斐国立公園の中の特別保護地区の面積はわずか3%だ。 標識もないので、どこが特別保護地区かは一般の登山者にはわからない。 それでも、違反したら、50万円以下の罰金か、6ヶ月以下の懲役だ。 不合理、理不尽だ。善良な市民を犯罪者に仕立てるための法律かと聞きたい。  その3 「動物を放つこと」が禁止なのに、犬の入山が禁止されていると、拡大解釈以上の故意の曲解をする不埒者が出てきそうだ。 あるいは、遭難救助犬以外の犬は入山禁止だと主張しそうだ。  環境省の出先の小役人は、従来から、国立公園は犬は禁止だと主張していた。 登山中に激論したことがある。コンプライアンス(法令順守)の意識が欠落している。 観光業者の賄賂接待付け届けの好きな連中だ。詳細は 愛犬と登山の法律 に記述してある。  犬が自然環境を破壊した歴史は地球上にない。犬を規制する科学的な根拠もない。 犬を規制して喜ぶのは観光登山業者だ。自然環境破壊を犬のせいにして、自然環境保護者の顔をしている。 カモフラ-ジュだ。偽善だ。犬は自然環境を破壊したことはない。 景観の維持に影響を及ばした史実もない。あると言うなら、証拠を示してもらいたい。  参考随想 国立公園特別保護地区以外はノ-リ-ドでよい! **愛犬との登山を禁止する法律はない! 2005.11.07  国立公園を規定している自然公園法にも森林法にも犬の入山を規制する条文はない。 しかし、観光登山業者が環境省と結託して、犬の入山を規制している観光地もある。 かなり以前、軽井沢で、「環境省のご指導により犬の入山を禁止しています」との立て看板を目にしたことがある。 コンプライアンス(法令順守)の意識 が希薄な観光業者の横暴だ。  最近、話題になっているように、カミツキガメなどの外来生物による生態系の破壊を防止するために 海外から持ち込まれた動植物については、特定外来生物被害防止法が今年5月に成立した。 今後は政令で指定する動植物の輸入、飼育、野外放出が禁止される。  その動きと連動するかのように(ドサクサに紛れて)、環境省は、自然公園法の施行令を改正して、 平成18年1月1日から犬の入山を規制することにしている。 ほんとに自然環境を守るためなら賛成だ。しかし、犬規制は自然環境保護には何の効果もない。 犬が自然環境を破壊した歴史や科学的な証拠はないからだ。  国の特別保護鳥のライチョウが観光地の高山で絶滅又は激減したのは、野犬のせいだと観光登山業者は言っているが、 2400m以上の高山では犬は生きていけない。生存できるだけの食べ物がないからだ。 詳細は 野犬化した犬がライチョウの卵を食べるという怖い話 に記述してある。  ライチョウが絶滅激減した原因は犬ではなく、人だ。つまり、観光開発が進み、 登山者や観光客が激増したことが原因だ。ライチョウの生息地に観光客を誘致しすぎたためだ。 その次の原因は、高山まで立派な道路ができて、野性動物との棲み分けができなくなっていることだ。 サルやキツネなどが人の棄てる食べ物などにつられて、高山に移動している。 住宅地にイノシシやクマなどが出没するのと同じ原因だ。  環境省は観光業者の意向を採用して、犬を規制することにしている。 ほんとの自然環境保護になるかどうかは議論してない。ほんとに自然環境を保護したいなら、犬ではなく、 人の入山を規制するのが正しい。年間何万人までと、観光登山者の総量規制をすべきだ。 しかし、そんな規制をすると、業者からの賄賂接待付け届けが減るので、しない。  犬を規制することにより、環境庁は自然環境保護に熱心だと国民に思わせようとしている。 犬は濡れ衣を着せられている。犬が生け贄にされ、真犯人は野放しだ。 環境庁が実施しようとしている犬の規制の具体的な内容については、明日の随想に記述する。 観光業者が拡大解釈して、国立公園は、犬は入山禁止だと言い出しそうな内容だ。  つまり、規制地域は、特別保護地区だけなのに、国立公園全体だと平気でウソを言いそうだ。 次に、その特別保護地区で「動物を放つ」ことが禁止なのに、即ち、犬の場合は、ノ-リ-ドが禁止なのに、 愛犬との登山も禁止だと、拡大解釈するおそれがある。  法律や政令は拡大解釈ができないように制定すべきなのに、今回の施行令の改正はいい加減な条文が気になる。 賄賂接待付け届けが期待できる観光登山業者が喜ぶように施行令を制定しようとしている。明日の随想で詳述する。 **断尾断耳は愛犬に必要なことか? 写真20枚! 2005.11.06 ※「ウエルッシュコーギー」 11/29  国際社会は断尾断耳を禁止する方向に進んでいる。 断尾断耳が禁止されている国はドイツ、オランダ、デンマ-ク、スウェ-デン、ノルウェー、 フィンランド、ニュ-ジ-ランドとイスラエルだ。  禁止運動の盛んな国はイギリス、オ-ストラリア、スイス、ルクセンブルグ、キプロス、 ギリシャだ。それに、最近アメリカ(カリフォルニア州)が加わった。  日本はJKC(日本ケンネルグラブ)などには全くその動きはない。 動物愛護団体なども断尾断耳の問題には素知らぬ顔だ。  日本は犬の文化に関しては後進国だ。犬で儲けようとする商売には熱心だが、 犬の立場に立って、犬の幸せを考えているような人や団体は少ない。  日本全国の世帯で犬を飼っている世帯の割合は18,8%だ。 欧米諸国が30%前後の国が多く、中には40%近い国もあることと異なる。 日本では、まだまだ愛犬たちが増えそうだ。 その中で、人間の身勝手な都合だけで、断尾断耳の愛犬が増えるのは好ましいことではない。  飼っている場所は室内が60%だ。単身世帯では70%に達するようだ。 室内で飼う愛犬が断尾断耳の犬である必要があるかどうかを、犬を買う前に静かに考えてみることが大切だ。  公園で会う愛犬達の中に、断尾断耳の愛犬が多い。 自分が断尾断耳されていることも知らないで、愛嬌を振りまいて、近寄ってくる愛犬を見ると、 人間とは残酷なことをするものだと思うことがある。  最近、撮影した断尾断耳の愛犬達の20枚の写真を掲載してある。 写真から何を感じ取るかは、人それぞれだろう。 将来生まれてくる愛犬達の幸せにつながることであることを願っている。     参考随想 断尾断耳は動物愛護法に違反! ※以下写真 **消臭ドッグフ-ドと虚偽・誇大広告 2005.11.05  「我慢しないでやせる」などの広告は誇大広告に当たるとして、経済産業省は特定商取引法違反(誇大広告等の禁止)で、ダイエット飲料の「鈴蘭沙棘(すずらんさじー)」を販売していた通信販売業者のアサヒ産業(名古屋市)に3カ月の業務停止命令を出した。 同省は同社提出資料からは、効果の合理的な根拠が認められないとし、同法に基づき特定商取引法違反と判断した(日経新聞等11/3)。  科学的な合理的な根拠もないのに、飲むだけでやせると広告して、年間に約80億円も通信販売していたとのこと。 中国産グミ科植物の「魔法の果実」は、その果汁を飲んでも痩せないのだ。 全国的に通信販売を展開していたのだ。痩せたい願望につけ込む詐欺商法だ。  犬の世界のドッグフ-ドやサプリメントにも詐欺商法のあだ花が咲き誇っている。 消臭ドッグフ-ドもその一つだ。「緑茶消臭成分」を原料に混入してあるので、 犬の糞尿の匂いが「和らぐ」と広告している。匂いが消えるとは書いてない。  以前、ガンに関する健康食品を販売している悪徳業者が「ガンが消える」と宣伝しているのであり、 ガンが治るとは言ってないとテレビで言い逃れしていた。人を騙す手口が似ている。  犬の糞尿の匂いを和らげる「緑茶消臭成分」とは茶に含まれているカテキンだとのこと。 カテキンには血液中のコレステロ-ルや脂肪を低減する効果や歯の殺菌作用などがあることは知られているが、 糞尿の臭いに関する科学的な研究報告はない。  もし、カテキンに、消臭効果があるなら、お茶を沢山飲むと、 人の糞尿の臭いも少なくなるということになる。そのような科学的な研究報告はない。  それなのに、ドッグフ-ドに入れてあるから、犬の糞尿の臭いが和らぐと、平気で商品を販売している。 科学的合理的な根拠を示してないので、特定商取引法の虚偽広告・誇大広告に該当すると見るのが常識だ。  しかし、犬の世界は法律や行政から見放されている。 人の食べ物については食品衛生法(厚生労働省)で、 家畜の飼料については飼料安全法(農林水産省)で厳しく規制しているが、 犬は家畜でないので、つまり、人は犬を食べないので、犬の食べ物については野放しなのだ。  せめて、特定商取引法で愛犬の世界も取り締まることを経済産業省に望みたいが、その動きはないようだ。 愛犬の食べ物に関する業界はブラックマ-ケットだ。法律の光明のない暗黒の世界だ。 そのことを知らない愛犬家が多い。 愛犬の食べ物も、人や家畜の食べ物と同じように法律で保護されていると思っている。 知らないと怖くないのだ。安心しきっている。  愛犬家は自分で自分の愛犬を守るという意識が大切だ。 本やテレビの情報を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えることが大切だ。 参考随想 1 臭いの消えるドッグフ-ドは詐欺商品!? 2 犬用消臭剤では臭いは消えない!? **ノ-リ-ドのために子犬をしつけた写真集 46枚! 2005.11.04  ノ-リ-ドのできる愛犬にするには、どのようにしつけたらよいかという質問が多い。 一言でいうと、社会性の豊かな犬にすることだ。 特に、人に対して信頼感のある愛犬にすることだ。飼い主だけでなく、すべての人に対して友好的であり、 無闇に警戒心を持たない犬にすることだが大切だ。  一般的に、犬は子供を嫌がる。だから、子供好きな犬にするには、幼犬の頃から、しつけや訓練が必要だ。 公園などで初めて会った子供とも仲良く遊べる犬は、ノ-リ-ドにしても、他人に危害を加えるおそれはない。 飼い主としては安心だ。  愛犬のパピヨンのパナは生後50日の時から、公園に連れて行き、 ノ-リ-ドで子供達や大小各種の犬たちと遊ばせた。 2歳をすぎた今でも、公園などに連れていくと、他の犬ともな遊ぶが、犬よりも子供達と遊ぶのを好む。  犬嫌いの人には動物特有の感覚で識別しているらしく近寄ろうとはしない。 公園などで実地に訓練して習得した社会性だ。近隣に犬嫌いがいるが、決して近づかない。 避けている。一、二度、嫌な目にあったのかも知れない。  愛犬のパナが幼犬の頃、公園などで撮影した写真46枚を、楽天の写真容量の関係で別に保存してある。 下線のある太い文字をクリックしてください。  ノ-リ-ドのために子犬をしつけた写真集 46枚 参考随想 ノ-リ-ドのできる愛犬にするには?! **犬に野菜・ビタミンCは必須ではない!?  2005.11.03  犬は太古の昔、オオカミの子供を手なずけて、進化させた、いわば、人工的な動物だ。 日本ケンネル・クラブに登録されている犬種だけでも200種近い。 その全部が、自然界には、本来いない動物だ。 人に飼われているうちに、人と同じような雑食性の動物に進化してきた。  しかし、犬は本来、オオカミと同じで、肉食動物だ。つまり、野菜や果物を食べない動物だ。 ビタミンCはオオカミや犬にも必要な栄養素だが、自分の体内で生合成できるので、 必ずしも、外部から摂取する必要はない。  雑食動物の人はビタミンCを外部から摂取しないと、体調不良になる。 欠乏の兆候としては、歯ぐきの出血、肌荒れ、頭痛、肩こり、筋肉痛などが起こる。 欠乏が長期に続くと、壊血症になり、倦怠感、疲労感、関節の痛みを感ずるようになる。 完全に欠乏すると、生命の維持はできなくなる。  愛犬のパピヨンのパナは幼犬の頃から、2歳をすぎた現在まで、野菜や果物を全く食べてない。 食べさせようと、いろいろと食餌の工夫などをして努力したが、徒労に終わった。 鶏の手羽先主体の肉食だけで、2年以上を元気に過ごしている。 食餌に満足していて、普通の犬が喜ぶジャ-キ-さえ見向きもしない。 好きなおやつが殆どゼロに近い。だから、おやつでつって、しつけをしたり、 芸を仕込むようなことはできない。言葉で褒めちぎる方法を採っている。  ビタミンは周知のように、脂溶性のA、D、E,Kと水溶性のB1,B2、B6,B12、Cなどがあるが、 そのすべてが、鶏の手羽先に含まれていることになる。 KとCは含まれてなくても、犬は自分の体内で生合成できるので、食餌として食べさせる必要はない。   人の健康に関する本や愛犬の食餌に関する本などには、ビタミンに関する情報が満載で、 豊富に含まれている食材が数多くあげられている。愛犬に何を食べさせた方がよいか迷う。 しかし、実際は単純だ。鶏の手羽先に愛犬に必要なビタミンは全部含まれていると言うことだ。  自然界は、ある意味ではきわめて単純な仕組みなのだとあらためて思う。 鶏の手羽先は犬にとっては、人工的な「総合栄養食」以上の立派な食べ物ということだ。  ドッグフ-ドにしろ、サプリメントにしろ、ビタミンなどいろんな効用のありそうなものを人工的に添加して販売しているが、 自然界の食べ物が最良の食べ物だ。   人も犬も自然の恵みで得られる食材が最も良好で、安全な食べ物だ。 工業的に合成されたアスコルビン酸(ビタミンC)の錠剤を飲むよりも、 レモンやミカンでビタミンCを摂取した方が自然の摂理にかなう。 他の栄養素も一緒に摂取できる。天然の産物から摂取すると、過剰摂取の弊害も少ない。  健康で長生きしてもらいたいので、愛犬のパナには原料不明の人工物のドッグフ-ドを食べさせる気にはなれない。 たまには、人の食べ物の味の付いた牛肉や豚肉も食べさせるが、骨付きの鶏肉が大好きなようだ。 ガリガリ食べるので、歯磨きにも良いと思っている。 **犬の平均寿命とドッグフ-ド 2005.11.02  東京農工大と日本愛玩動物協会の共同調査によると、1991年から2003年までの12年間で、 犬の平均寿命が3.3年伸びて、11,9年になったようだ。  人の平均寿命とは、生まれたばかりのゼロ歳児の平均余命のことだ。 その乳児が何年生き続けるかを示す数字だ。医療体制が不十分な国では、乳幼児の死亡率が高いので、 平均寿命は極端に低くなる。乳幼児も含め、すべての人の年齢を平均するからだ。  一方、平均余命とは、各年齢の人が、その後生存できると期待される年数のことだ。 たとえば、0歳は男女平均で82歳、30歳は53歳、60歳は25歳だ(平成15年)。  つまり、0歳の人は82歳まで、30歳の人は83歳まで、60歳の人は85歳まで生きる可能性がある。  即ち、平均寿命よりも、自分の年齢に平均余命を加算した年齢の方が高くなる。  一般に、犬の寿命は大型犬で12年、中小型犬で15年と言われている。その実生活で体験する中小型犬の寿命と、 上記の犬の平均寿命に差があるのは、犬の場合も平均寿命は0歳の平均余命を表示しているからだ。  人の場合も、自分があと何年生きるだろうかを考える時は、自分の年齢に、その年齢の平均余命を加算したほうがよい。 老齢な人ほど平均寿命よりも数字が高くなる。何か得したような気分になる。  国際的に見ても、日本の平均寿命が高いのは、乳幼児の死亡率が低いからだ。医療体制が良いと言うことだ。 老人が長生きできるようになったのも、医療の進歩とその活用のおかげだ。ありがたい話だ。  日本が豊かになり、食生活で贅沢できるようになったから、日本の平均寿命が伸びたと主張する人はいない。  ところが、犬の世界では、ドッグフ-ドが普及したから、犬の平均寿命が伸びたと主張する人が多い。 特に、ドッグフ-ドに関係のある人に多い。 それを証明する科学的なデ-タがあるのかと聞きたい。ないだろう。  犬の平均寿命が伸びたのも、人の場合と同じように、医療体制がよくなって、 それを活用する愛犬家が増えたことによるものと見るほうが正しい。 犬の飼育が小型犬に人気が集まり、室内で飼うなど飼育環境の向上も平均寿命を伸ばす要因になっているものと見ている。  ドッグフ-ドが犬の平均寿命の伸びに貢献しているとは見てない。 長寿犬の飼い主は異口同音に愛犬がドッグフ-ドを食べないので、人と同じものを食べさせているという。 ドッグフ-ドを止めて、手作り食餌にしたら、愛犬の皮膚病や涙やけが治ったという愛犬家も多い。  現在、獣医界で解決すべき緊急課題は犬のアレルギ-疾患の治療法の確立だ。 多くの愛犬が皮膚アレルギ-(アトピ-性皮膚炎)に悩まされている。原因の一つは、 ドッグフ-ドの防腐剤と見ている。毒性の強い防腐剤が使われている。 詳細は」「ドッグフ-ドの防腐剤は猛毒だ! 」 に記述してある。  愛犬のパピヨンのパナには健康で長生きしてもらいたいので、ドッグフ-ドは食べさせてない。 鶏の手羽先主体の手作り食餌だ。喜んで食べる。食べた後は満足そうな表情をする。 原料不明のドッグフ-ドではなく、何を食べさせているかがわかる手作り食餌は安心感がある。 健康で獣医知らずで、長生きすると、生涯コストで見ると安くもつく。 **鶏の骨ハサミで切れば犬に良い食材! 2005.11.01  鶏の骨は犬がかみ砕くと、縦に裂けて先端がとがることを、わざわざ実験した物好きがいる。 その結果で鶏の骨は犬には食べさせてはいけないと結論づけている。  鶏の骨を油で揚げたり、ゆでたり、電子レンジで加熱したものなどを、ハンマ-でたたいて割ったりしている。 やっぱり、先がとがっていると期待の結果が出たと喜んでいる。  先のとがった骨の写真がいくつも掲載されている。こんなとがったものを犬に食べさせると、 犬の胃に刺さって、大変だから、犬には鶏の骨を食べさせてはいけないと、愛犬家に警告している。  実験者は大発見したつもりだろう。初めて見る先のとがった鶏の骨を見て、 しめた、うまくいったと思っているようだ。 これで、鶏の骨は犬の食材には不適だとブログに書けると喜んだようだ。  鶏の骨は食べさせないで、犬にはドッグフ-ドだけ食べてもらいたいとの思いがあるのかも知れない。 最近は、ドッグフ-ドの販売量が伸び悩んでいるので、何とかして、 販売量の落ち込みを取り戻したいと意図している商売熱心な会社の社員かも知れない。  鶏の骨が縦にわれて、先がとがるのは昔から広く知られていることだ。周知の事実だ。 誰も否定しない。愛犬のパピヨンのパナにケンタッキ-などの鶏の骨を食べさせると、 両端をかみ砕いて食べて、中央部分は残すのが普通だが、骨が少ないと、中央部分も砕いて食べる。 かなり尖っているものを細かくかみ砕いて美味しそうに食べている。  この鶏の骨の実験者は、自分では気がきいたことをしたと思い込んでいるようだ。 だから、ブログに鶏の骨は食べさせてはいけないと自慢げに公表している。   しかし、滑稽だ。間が抜けている。「鶏の骨はわれると尖る」、だから、 「犬には食べさせてはいけない」と短絡的に結論づけている。 八方破れの飛躍した論理だ。浅はかだ。  鶏の骨がわれると、とがるなら、尖らないようにすればいいだけの話だ。 100円ショップで販売している中国製の剪定ハサミでも、鶏の手羽先の骨は切れる。 高価だが、日本製の剪定ハサミはよく切れる。カニハサミでもよい。  愛犬のパナの食餌の手羽先は電子レンジで骨の髄が血の色がなくなるまで加熱した後で、 1センチほどの長さに切っている。切らなくても、良さそうだが、食べやすそうなので切っている。 人に比べ犬には何倍のカルシュ-ムが必要だ。そのための栄養源として、鶏の骨は入手しやすい食材だ。  豚のリブの骨を与えることもあるが、体重3kgもない小型犬なので、かみ砕くのは時間がかかる。 豚の骨を沢山入手できるなら、圧力鍋で処理して、冷凍保存しておくと愛犬が喜ぶ。 柔らかくなっているので、小犬でも喜んで食べる。立派なおやつになる。  大きな動物病院の犬の食道閉塞事故の原因物質は鶏の骨ではなく、犬用のガムだ。 胃の中でも溶けないからだ。鶏の骨は犬の胃の塩酸と酵素で容易にドロドロに溶ける。 胃壁に刺さって問題を起こすようなことは滅多にない。詳細は「愛犬のおやつによる食道閉塞事故!? 」 に記述してある。    参考随想 1 肉と鶏の骨だけの手作り食餌、野菜ゼロ!? 2 加熱した鶏の骨も愛犬の食餌に最適!? 3 推奨した鶏の骨の食餌にお礼続々! 4 愛犬は鶏の骨が大好きだ!? 5 鶏の骨付き肉で愛犬の皮膚病が治った!? 6 手作り食餌で愛犬の表情が豊かになる!! 7 手作り食餌は愛犬の塩分不足に注意!

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