ムエンゴ
- 味方打線からの援護(点)が受けられないこと。
- 先発投手が好投しているにもかかわらず、打線が全力で投手を見殺しにしている状態。
- 楽天野球でおなじみのイーグルスでは毎試合のように見かけられる、ありがたくない光景。
- しびれるような投手戦? いいえ、ただの貧打です。
- さらには2011年度より「飛ばない」とされる統一球が採用され、貧打に拍車をかけている。
- 近年では3失点どころか、無失点でさえ勝ち星がつかないケースもそう珍しくない。
つまり相手チームに2点ほど先制されたら負けフラグ濃厚ということである。
- ある投手が登板したとき、9イニングあたり何点の援護を受けられるのか?
それを数値化したものを「援護率」という。- 2010年はパのパ・リーグ規定投球回達成者16人中、16位岩隈(3.46)、13位ラズナー(3.89)、12位田中(4.10)と、
堂々のランクイン。
ちなみに援護率1位の杉内(当時鷹)は6.97と岩隈の約2倍。
- 2011年はシーズン当初こそ3点は取れていたが、2進法打線と言われるほどのトンネルに突入。
特に5月6日‐14日まで7試合連続1得点以下、66イニングタイムリーなしの壮絶なムエンゴに陥った。
- お前らもうちと打たん会
- このような状態を揶揄して、わしせんでは下記のようなレスが度々見かけられる。
- 例1
- マー「7回3失点の何がアカンのですか」
クマ(8回2失点)「いかんだろ」
永井(8回2失点)「ですよねー」
川井(6回無失点)「点とられすぎ」
ラズ(6回2/3無失点)「ソレジャカテルワケナイデース」
- 例2
- 岩隈「今日俺、2点も援護もらったんだが」
田中「まじすかwありえないっしょwwww」
永井「いいなぁ…エースに勝たせたい気持ちが前面に出てますねぇ」
塩見「・・・(涙目)」
- 例3
- 大エース様が9回を無失点に抑えても勝てないチームがあるらしい。
- ノーアウト一・三塁でクリンナップに回って無得点のチームが(ry
- 沢村賞を目指す若者に9回1失点で黒星という試練を課すチームが(ry
- 援護の有無は各ピッチャーの持って生まれたモノだとする説がある。
- 大量失点してもそれを味方が打ち消してくれる展開に恵まれる投手を援護属性、
逆にいくら好投しても見殺しにされる場合は無援護属性と呼ぶ。
- 特にイーグルスには後者が多く……というか、前者っていたっけ?
- 例年、両リーグで必ず一人は筆舌に尽くしがたいほどの無援護に見舞われる大変気の毒な投手がいる。
詳しくは「ゾウのグリン」「俊介ちゃんを救う会」「カロカロクン オトモダチ」でググってみよう。
- ちなみにカタカナで「ムエンゴ」と書かれるのは、ドミンゴ・グスマンが由来。
- ドミンゴといえば2008年開幕戦の連続セーブ失敗(ドミンゴwwwww)が有名だが、その後汚名返上とばかりに
見違えるような好投を続けたにもかかわらず、まったく援護がないまま黒星を重ねていった。
- その様を目にした人々の間で、いつしか「ドミンゴ」は響きの似た「ムエンゴ」と言われるようになったという……。
- ちなみにイーグルス打線が苦手にしているピッチャーのタイプは以下の通り。
- 初先発となる助っ人外国人、又はルーキー(いわゆる「初物」)
- サウスポー(特に帆足と武田勝と内海哲也と大隣憲司)
- 速球が魅力の本格派
- 多彩な変化球の持ち主(特に金子千尋)
- コントロールがよく、緩急を巧みにつく投手
- 荒れ球でグイグイ押してくるタイプ
- ローテの谷間のよくわからない投手
- 最近炎上が続き、これが二軍落ちの分かれ目という投手
- こうした投手にはお手上げ状態である。
- 無論、これらの要因が重なったら推して知るべし。
「球速がある」が「荒れ球」な「ローテの谷間」で出て来た「サウスポー」の「ルーキー」とか、もはや無理ゲー。- そこ、ほぼ全員じゃねぇかとか言わない。
- じゃあ誰なら打てるんだ、という問いに対して出た答えが「エースなら」。
- Kスタ限定杉内を5試合連続で敗戦投手にしたり、2009年のダルに無敗を誇ったりしたため。
もちろんそれ以外の条件ならry
- だが実際、「わくわくさんと帆足」「ダルと勝さん」「杉内と大隣」なら前者の方がまだ何とかなりそうな気がしなくもない
――などと言っていたら移籍ラッシュが起こり、勢力図が塗り替えられてしまった。
- オリのエース千尋たんはどうなるのかって?そんなん知らん!わからん!
最終更新:2012年10月16日 10:28