#31 美馬学
- 小柄な体格から繰り出される、MAX150km/h超のストレートとスライダーが売り。
東京ガス時代はクローザーを任され、広州アジア大会では日本代表にも選出された。
- 即戦力の抑え候補として、2010年ドラフト2位指名で入団。
- そしてルーキーイヤーで開幕1軍、しかも「抑え候補」ではなく「守護神」としてである。
- 開幕第2戦で4点リードの8回に登板し、1回被安打1で無失点の好投。この年の新人一番乗りの登板を果たす。
- 4月23日(対公)、同点の9回を三者凡退に切り抜け、R.ルイーズのサヨナラHRでプロ初勝利が転がってくる。
- 星野監督には肝っ玉の強さを評価されている。
- 当時猫にいたホセに対し、ビーンボ-ルまがいの投球で乱闘騒ぎに。珍しく本気で怒るホセに全く物怖じしなかった。
- ちなみにこの試合では、失点したものの直後に勝ち越してもらいプロ2勝目をゲット。
- だが6月に右ひじを痛めて登録抹消。一時は手術も検討したが、別の治療法を提案され、手術を回避したという。
- 2012年春の教育リーグで、なんと先発として登板。結果は5回1失点とまずますのもの。
手術を繰り返してきたスペ体質のため、負担の少ない先発に転向したと思われる。
- しばらく2軍のローテをつとめた後、4月26日(対オリ)に一軍初先発。
この試合では5回3失点で勝ち負けはつかなかったが、3試合目に7回1失点で先発としての初勝利をあげる。
- 前年の投球回が26.1だったため、新人王資格を満たしていたりする。
期待に胸膨らます住民もいたが、残念ながら8勝どまりに終わる。
- 上背がなく球に角度がつかないからか、痛打や飛翔を浴びることが多い。
だが先発転向1年目でローテをほぼ一年つとめ、チームへの貢献ははかりしれない。
- 2013年は春先に早々と4勝を挙げるが、飛翔も多く、交流戦で巨人に初回KOされて2軍落ち。
- その後1軍に復帰しローテを守るも勝ちに繋がらない試合が多く、優勝決定後のシーズン最終盤に右肘を痛め再度2軍落ちする。
- ところが、CS2ndの3戦目の10月19日に1軍復帰し即日先発登板。
- (アドバンテージ込の)2勝1敗で迎えた大事な試合の先発だっただけに不安視する声も多かったが、
なんと鴎打線を4安打に抑えプロ初完封勝利を挙げる。
- 日本シリーズでも3戦目の東京D、7戦目のKスタには中4日で先発。G阿部の打球を足に受け負傷降板も5回2/3を無失点に抑える好投。
幸い影響はなく大一番の7戦目でも再び6回を1安打無失点に抑える好投を見せた。
- 日本シリーズでは11回2/3を投げ自責点0、
完封したCSと合わせるとポストシーズンは実に20回2/3を無失点という完璧な投球で日本シリーズMVPに選出された。
- すごい下半身の持ち主。そして身長168cmとちっちゃいものクラブ期待の新人である。
- 何度も故障を繰り返しており、右ひじにはチタン製ボルトが埋まっている。
グローブに刺繍された「感謝」の言葉は、故障中支えてくれた周囲に向けてのものだそうだ。
- 髪を伸ばしはじめたら「(ゴルフの)石川遼に似ている」と言われたらしい。
- 井坂亮平は高校・大学を通じての先輩。
- 2011年2月キャンプの朝の声出しで,身長を「夢の170cm」にしたいという。今のところ正確には169.5cmだという。
片山から「毎日牛乳飲むんですか」と囲み記者会見のときにつっこまれ、「はい」と照れ笑いしながら答えていた。
片山、それ身長高いヤツのイヤミにしか聞こえないから。
- チームメイトからはミニチュアダックス、略して「ダックス」と呼ばれているらしい。まさおが広めたのだとか。本当にひどい。
最終更新:2013年11月07日 00:35