ワイナリー訪問その10
Santa Barbara > Toccata(トッカータ)


The Toccata Tasting Room(2011年8月訪問)
 Lucas & LewellenがToccataというブランド名でイタリア品種のワインを手掛けており、そのワインを飲ませるテイスティングルームがSolvangの街中にある。家族でSolvang観光をしている際、ちょっと空き時間ができたので寄ってみた。


 かつてはMandolinaという名前だったらしいが、カリフォルニアの別のワイナリーが似た名前を使っていたためToccataに変えたのだそうだ。

 テイスティング料金は忘れてしまった。Lucas & Lewellenのウェブサイトによると、2012年4月現在、$8と$12の2種類があるらしい。

 なお、Lucas & Lewellenブランドの方はフランス品種のワインに特化しており、こちらのテイスティングルームもSolvangにあって、料金は一緒。Lucas & LewellenかToccataのいずれかでテイスティングすると、もう一方のテイスティング料金が半額になるそうだ。たぶん同日付けのレシートか何かを示せばいいという仕組みだろう。自分のときは、そういうシステムが無かったか、気づかなかったせいで、Lucas & Lewellenの方には足を運ばなかった。

 で、飲んだのは以下。

PINOT GRIGIO Los Alamos Vineyard 2010
Rosato Los Alamos Vineyard 2009
DOLCETTO Los Alamos Vineyard 2008
BARBERA Los Alamos Vineyard 2007
Classico Los Alamos / Valley View 2006
Riserva Los Alamos Vineyard 2004

 最初の2つは色も薄く、水っぽく、酸っぱく、なんだかなーという感じ。ドルチェットはダシも効いているがやはり酸っぱさが中心で、バルベーラも後味が酸っぱ渋い。ClassicoとRiservaはまだしも果実味が感じられたが、そこまで感心はせず…という感じ。

 というわけで、残念ながらあまり心に響かなかった。イタリア品種を手掛けるワイナリーとしては、後日訪れたPalminaMosbyの方が好きだ。



ワイナリー訪問その173
The Toccata Tasting Room(2012年6月再訪)

 米国滞在中最後のワイナリー巡りをした日、最後にSolvangを観光した。そのついでに、Summer Passが使えるということもあってToccataのテイスティングルームを再訪。

 Summer Passで、確か3種類くらいのテイスティングの中からどれでも選んで良いということだったので、その中で一番高い本来$12の”Lista Superiore”を注文した。

2008 Pinot Nero Goodchild Vineyard SBC ($24)
2010 Dolcetto ($19)
2009 Sangiovese ($24)
2008 Nebbiolo Barbera Los Alamos Vineyard SBC ($26)
2007 Nebbiolo Los Alamos Vineyard ($35)
2009 Toccata Riserva Los Alamos Vineyard ($32)

 全体的に、不思議と初回の訪問時よりも好印象だった。特に、ピノネロ、ネッビオーロ・バルベーラ、ネッビオーロが悪くなかった。

 この後、Lucas & Lewellenも再訪しようとしたが、紙一重のところで閉店に間に合わず。そういうわけで、結局ここToccataでのテイスティングが米国滞在中最後のテイスティングとなった。


ワイナリーのWebサイトはこちら:http://www.llwine.com/visit-toccata

最終更新:2014年01月05日 10:03