アットウィキロゴ
weekend_sgt @ ウィキ
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

Round.3 レースレポート

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
 --- Super GT Championship Round.3 スペシャルステージ・ルート5 40Laps 決勝レポート ---


GT-R対決

今季初ポールポジションを獲得したgroove_holixの背後には新鋭の影があった。第一戦、第二戦ともに速さを見せながらもトラブル続きだったF1-720-1000が自己最高となる2番グリッドを獲得。自身初のポディウムはおろか、優勝まで手が届くポジションを得たのだ。

 3周のフォーメーションラップを経て幕を開けたレースの序盤、F1-720-1000は果敢にプッシュしgroove_holixにプレッシャーを与え続ける。戦略の違いからLAP15で最初のピットストップを行うまで、2台のGT-Rはテールトゥノーズの接戦を演じていた。

中盤以降の落ち着いた展開が一転、レースが大きく動いたのはラスト5周。ミディアムタイヤのスティントを終えハードタイヤに交換したばかりのgroove_holixがターン9でバックマーカーと接触し深刻なダメージを負ってしまう。このアクシデントによりF1-720-1000は1分以上のマージンを得ることになり、優勝は確定的と思われていた。しかし、タイヤ義務を果たすために最後のピットストップを行った際、あろうことか前輪にソフト、後輪にハードを装着するというミスを犯す。もう一度ピットインしてハードタイヤを装着し直さざるを得なくなり、優勝は呆気なく彼の手をすり抜けて行ってしまった。

 groove_holixはファイナルラップのターン3で軽い接触を伴いながら1位走行中のmizu312をオーバーテイクし、そのままチェッカーを受ける。激闘を繰り広げたmizu312とatitude0702の勝負は0.012秒差でmizu312に軍配が上がり、F1-720-1000はその2台の5秒後方、4位でのフィニッシュとなった。

 手痛いミスで優勝を逃したF1-720-1000。しかし内容を振り返れば、優勝を狙えるドライブ能力を証明したレースでもあった。実力伯仲の今シーズン、チャンピオンシップの主役の一人に名乗りを挙げた新鋭の今後に注目が集まりそうだ。



序盤戦を終えて

 このRound.3を以ってシーズンの3分の1を消化し、ここから中盤戦を迎えることになる。現在のチャンピオンシップの状況を整理すると1~3位は昨シーズンと同様の顔ぶれだが4位にmizu312、5位にF1-720-1000といったルーキーが続く。

特にmizu312は出走2戦ともに順風満帆とは言えない中で表彰台を獲得。“潰れない強さ”は傑出している。これはウエイトハンデの搭載によって全員のラップタイムが接近していく中盤戦において重要な能力のひとつであり、通常と異なる戦略を好む彼のスタイルとレース展開がうまく噛みあえば大躍進も十分にあり得る。今シーズンの趨勢を左右するキーマンの一人であることは間違いないだろう。

一方、昨シーズンのRound.3終了時と比較してgroove_holixは16ポイント、atitude0702は17ポイントも多くポイントを獲得しており、想像以上の好スタートを決めた格好だ。しかしウエイトハンデ上限が100kgから200kgに変更された今季のレギュレーションでは、いずれ失速することは免れない。高速サーキットの続くここからの3戦をいかに凌ぐかが終盤の勝負を分けることになる。



タイヤ戦略の偏りを生んだサーキット特性

 247周。これはRound.3を完走した9人がソフトタイヤを装着して消化した周回数の合計だ。ミディアムタイヤの80周に比べて3倍以上という極端な偏りは、コンパウンド間の性能差の大きさとアクシデントによって予定外のピットストップが発生しやすいサーキット特性によるものとみられる。

 最も偏りが顕著だったのはHamilton_sennaだ。ソフトタイヤを4セット使用し、周回数は38周を数えた。タイヤレギュレーション違反による失格を回避しうる最大限の周回数であり、履き捨てが主流化しているハードタイヤはいざしらず、ミディアムタイヤの使用も1周のみというのは決して当初の戦略通りではなかっただろう。

 データの全くない開幕戦はともかくとして、直前にタイヤスペックが変更された第2戦、そして戦略自体が機能しにくくトラブルをケアしなければならない第3戦(しかも、ただでさえ2ストップと3ストップのどちらが有利か不透明)と、戦略を決めきれない要素を多く含むレースばかりだった。こういった状況が生む“迷い”に翻弄されたドライバーは少なくなかったのではないだろうか。

 第四戦・インディでは状況は一変し、2ストップ戦略がスタンダードとなる公算が高い。コンパウンド間の性能差は平均的なコースだが、ピットロスが40秒を超えるためピットストップを多くする戦略をとりづらいからだ。戦略の違いがないのなら、コース上のパフォーマンスこそが結果を左右する。バトルが起こりやすいインディアナポリスならではの熱戦が期待できそうだ。


◆参考データ
PSID PIT スタート RS周回数 RM周回数 RH周回数 予選 決勝 順位変動
groove_holix 3回 SOFT 24Laps(2) 15Laps(1) 1Laps(1) 1位 1位 0
mizu312 2回 MEDIUM 18Laps(1) 21Laps(1) 1Laps(1) 7位 2位 ▲5
atitude0702 3回 SOFT 30Laps(2) 6Laps(1) 4Laps(1) 3位 3位 0
F1-720-1000 4回 SOFT 28.5Laps(2.5) 10Laps(1) 1.5Laps(1.5) 2位 4位 ▼2
factionsyan 4回 HARD 35Laps(3) 1Laps(1) 4Laps(1) 12位 5位 ▲7
Hamilton_senna 5回 SOFT 38Laps(4) 1Laps(1) 1Laps(1) 5位 6位 ▼1
sugi_315 3回 SOFT 20Laps(2) 13Laps(1) 7Laps(1) 10位 7位 ▲3
s652787 3回 SOFT 25Laps(2) 11Laps(1) 4Laps(1) 8位 8位 0
S_ISHIYAMA 11回 SOFT 29Laps(10) 2Laps(1) 2Laps(1) 11位 9位 ▲2
  • factionsyanは予選に出走せず最後尾スタート。
  • 予選4位のepiwater、予選6位のzero_1155、予選9位のmesevは回線切断によるDNF。
  • F1-720-1000は前輪ソフト後輪ハードで走行したスティントがあるため、半分の値をソフトとハードに加算している。
※順位系の記録は暫定リザルトに基づいています。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー