響きライブラリー
チックコリア
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「響き」ライブラリー
チック・コリア
不思議ちゃん。
チック・コリア
「The Ultimate Adventure」

2006.4.16
やっと来た。21世紀のジャズ。
こんなアルバムが出て嬉しいよ。新主流派とかクロスオーバーとか呼ばれてた皆さんが今またこうして(文字どおり)新しいメインストリームを提示してくれるなんて素敵じゃないですか。ギミックなし。リキミなし。サプライズなし。気付いたら終わってます。
こういうの聴くと、我々若いもんは(といっても私は微妙な年齢ですが)「ニッチ探しに陥っていないか」と常に自分達に問いかけながら、正々堂々と自分達を世に問うような音楽をつくらんといかんなあなんて思うわけです。やるやんかおっちゃんら、なんて言ってね。
ジャケットが、ハービーハンコックの昔のアルバムをおちょくったみたいになってしまったのはご愛嬌としておきましょう。
邦盤より洋盤がおすすめ
日本版は「日本版限定ボーナストラック」がついているので、アルバム通しで聴くと、最後の最後で読後感、じゃなくて聴後感が台無し、という可能性があります。いつもなら速攻で洋盤を買うところなのですが、このアルバムは数トラックで1つの組曲になってる曲が多くて、日本版だったらその辺の解説があったりするんだろうなあなんて後ろ髪引かれながらもやっぱり洋盤を買いました。正解だったと思います。
メンバー
- 鍵盤
- チックコリア (Piano, Rhodes, Synthesizers, Percussion, Palmas)
- ドラム
- スティーブガット (Drums, Palmas)Vinnie ColaiutaTom Brechtlein(Drums)
- ベース
- Carles Benavent (Bass, Palmas)
- ギター
- Frank Gambale (Guitar)
- 管楽器
- Hubert Laws (Flute)Jorge Pardo (C Flute, Soprano Sax and Alto Flute, Palmas) Tim Garland (Tenor Sax, Bass Clarinet)
- パーカッション
アイラートモレイラ (Percussion, Voice)Rubem Dantas (Percussion, Palmas)Hossam Ramzy (Percussion)
曲目
- 1/2/3
- Three Ghouls, Part 1/2/3
- 4
- City of Brass
- 5
- Queen Tedmur
- 6/7
- Stephen, Part 1/2
- 8
- King & Queen
- 9/10/11
- Moseb the Executioner, Part 1/2/3
- 12
- North Africa
- 13/14
- Flight from Karoof, Part 1/2
- 15/19
- Planes of Existence, Part 1/2
- 16/17
- Arabian Nights, Part 1/2
- 18
- Gods & Devils
- 19
- (15のPart 2)
DATA
- 収録
- 2005 L.A.マッド・ハッター・スタジオ
- レーベル
- Stretch Records
チック・コリア
「Return to Forever」
デビュー作にして代表作
曲目
- 1
- Return to Forever
- 2
- Crystal Silence
- 3
- What Games Shall We Play Today?
- 4
- Sometime Ago/La Fiesta
DATA
- オリジナル盤発売日
1972/02/02