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耳袋

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耳袋

根岸鎮衛(著)
鈴木棠三(編)

庶民派奉行がコツコツ書き留めた珍談・奇談

渡辺京二「逝きし世の面影」で、当時(江戸時代)の人の日記などが随所で引用されているんですが、当然ながらいずれも古書。その中から比較的手に入りやすいものを買ってみました。

根岸鎮衛は下級の御家人から勘定奉行にまで出世し、南町奉行を長年勤めた人。ワハハな話が満載の筈だったんですが、現代語訳無しなのがつらいところ。
wikipedia根岸鎮衛より抜粋
鎮衛の著として有名な耳袋(耳嚢)は、鎮衛が佐渡奉行在任中の1785年(天明5年)頃から亡くなる直前まで30年以上に亘って書き溜めた世間話の随筆集である。同僚や古老から聞き取った珍談・奇談が記録され、全10巻1000編もの膨大な量に及ぶ。内容は、公方から町人層まで身分を問わず様々な人々についての事柄などについてである。
下級幕吏出身のくだけた人物で、大岡忠相や遠山景元とはまた違った意味で講談で注目を集め、平岩弓枝の「はやぶさ新八御用帳」シリーズをはじめ、小説・テレビ時代劇で題材とされている。
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