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日本文化史研究

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日本文化史研究

内藤 湖南
出版社/著者からの内容紹介
(上)日本文化は、中国文化圏の中にあって、中国文化の強い影響を受けながらも、日本独自の文化を形成してきた。著者の日本文化を見る視点は、1つは中国の歴史の専門家として、もう1つは、日本人としての立場から、その本質をするどく洞察する。また、歴史への考察はもとより、書道・水墨画など幅広く日本文化を論じ、歴史家としての知識とその見透しの確かさ、秀れた芸術家としての資性との融合から生れた日本文化論の名著(全2巻)。
(下)日本文化は、中国文化圏の中にあって、中国文化の強い影響を受けながらも、日本独自の文化を形成してきた。著者の日本文化を見る視点は、1つは中国の歴史の専門家として、もう1つは、日本人としての立場から、その本質をするどく洞察する。本巻には、「日本文化の独立」「香の木所について」ほか、現代日本を知るには、応仁の乱以後を知れば十分だと喝破する論文「応仁の乱について」など、余人では主張しえない秀れた8論文を収める。

ちょっと鼻持ちならんが言ってることは面白い

2007.11
文化の面に絞って、しかも東洋史・支那史の視点から日本文化を見るという、在りそうで無さそうな本。公演の記録が多いので文章は平易。

DATA
  • 出版社: 講談社学術文庫 (1976/10)
  • ISBN-10: 4061580760
  • ISBN-13: 978-4061580763
  • 発売日: 1976/10
  • 出版社: 講談社学術文庫 (1976/11)
  • ISBN-10: 4061580779
  • ISBN-13: 978-4061580770
  • 発売日: 1976/11
著者紹介
1866年秋田県生まれ。名は虎次郎。秋田師範学校を卒業。小学校訓導、雑誌「日本人」、大阪朝日新聞の記者などを経てのち、京都帝国大学教授に就任し、東洋史学講座を担当する。1934年死去。『内藤湖南全集』全14巻がある。

ウイッシュリスト


清朝史通論

内藤 湖南
欧州や日本の侵入がどのように描かれているのか、あるいは満州の「清朝」についてどの様に描かれているのか興味ありあり。

東洋文化史

(中公クラシックス)
内藤 湖南
上著は清朝、こちらは通史。
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