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マンボ・シヌィエンド

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マンボ・シヌエンド

ライ・クーダー、マヌエル・ガルバン
内容(「CDジャーナル」データベースより)
あの{ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ}で辣腕を振るったライ・クーダーの、待望の自己名義での新作アルバムが登場。キューバの伝説的なギタリスト、マヌエル・ガルバンとの夢の共演盤だ。

曲目リスト

1. おやすみネグリータ
2. 山の中へ
3. ロス・トゥワンゲロス
4. パトリシア
5. カバージョ・ビエホ~年老いた馬
6. マンボ・シヌエンド
7. 金婚式
8. エチャレ・サルシータ
9. 君の瞳の中の月
10. シークレット・ラヴ
11. ボレロ・ソナンブロ
12. マリア・ラ・オ

詳細

CD (2003/2/19)
ディスク枚数: 1
レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン
収録時間: 50 minutes
ASIN: B00007M8SP

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その他の紹介文

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ライ・クーダーの説明は省かせていただくとして、まずマヌエル・ガルバンについて触れよう。彼は、60年代に活躍したキューバのフィーリン系男性コーラス・グループ、ロス・サフィーロスの音楽監督だった人物。近年はギタリストとして、歌手のイブライム・フェレールやベース奏者のオルランド“カチャイート”ロペスのアルバムに参加してきた。この共同名義作は、基本的にはセクステート編成のバンドによって録音されている。主役である二人のギタリスト以外のメンバーは、ライの息子のヨアキム・クーダー(ドラムス)、ジム・ケルトナー(ドラムス)、前述したカチャイート(ベース)、そして元イラケレのアンガ・ディアス(コンガ)という布陣。演奏曲目は、50~60年代のキューバの曲を中心に、ベネズエラの有名曲(5)やジャズ・スタンダード(10)などが取り上げられている。
約2年前にマーク・リーボウから聞いた話だが、ライとヨアキムは、車のラジオで偶然マークのイ・ロス・クバーノス・ポスティーソスの演奏を聴き、わざわざラジオ局のスタジオまで訪ねてきたという。もしかするとその時にライは、早い時期からキューバ音楽に着目してきたギタリストとしての自尊心を刺激され、このプロジェクトに取り組もうと思ったのかもしれない。ま、それはともかくとして、あえてマークの“偽キューバ人たち”と比較すると、こちらはより南の島のホテルのラウンジに似つかわしい音楽を奏でている。端的に言うと、スライド・ギターやトワンギー・ギターなどを軸としたキューバ風ムード音楽だ。ただし、このムード音楽とは、何かと何かの“つなぎ”のような音楽のことを指す。現に(10)は、キューバ音楽風であると同時にハワイアン風。いわば架空のエキゾティック・サウンドである。その意味でも、これは50年代のムード音楽とけっこう近い音楽、と僕は受け取った。そう、たとえばアーサー・ライマンやマーティン・デニーなどの音楽と。 (渡辺亨) --- 2003年03月号


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