聖杯戦争
本来はゲーム『Fate/stay night』における用語。
魔術師達がサーヴァントと呼ばれる使い魔を召喚し、あらゆる願いを叶える万能の願望器・聖杯を賭けて戦う儀式である。
この言葉がパロロワ界隈の用語として定着したのは、2011年にスタートした『
二次キャラ聖杯戦争』が発端である。
これまでのパロロワスレと異なり、2人1組のペアバトルで展開された同スレは、界隈に大きな話題を呼んだ。
同企画が完結まで行き着いたことで「リレー作品でも聖杯戦争が可能」ということの実証となった。
その後2014年に、『
第二次二次キャラ聖杯戦争』が開かれたことで、聖杯戦争熱は一気に加熱。
登場話コンペが新たな聖杯戦争を呼び、多くの企画が発足されるようになった。しかし、その一方で企画の大半が『第二次二次キャラ聖杯』の登場話コンペの流用であり、元の
書き手が参加していることも少ない為、進行具合に大きな差がついている。
また2015年8月から聖杯戦争、ひいてはFateの本家であるTYPE-MOONが発表した『Fate/Grand Order』に注目が集まり、それと対照的に火付け役となった『第二次二次キャラ聖杯』を筆頭に多くの企画が長期間投下のない過疎化、ひいては事実上の打ち切りが後を絶たないのが現状である。まぁ、大人の事情で完結が取り消されて黒歴史になるやつもあるし、
書き手のほとんどが素人だから是非もないよネ!
聖杯戦争スレの大きな特徴は以下の通り。
- 参加者はFate原作のルールに則り、マスター・サーヴァントの2人1組で参戦する。
- 参戦作品の投票は基本設けられず、直接登場話候補が書かれ、その中から採用される話が選ばれる(通称「登場話コンペ」)。
- 上記特色から参戦作品の縛りがなく、単独参戦が大多数を占めている。
- 会場は街が殆ど。更に会場内に参加者以外のNPCが存在しており、日常生活を営んでいる。
- 参加者(マスター)もまた街の住民としてのロールが聖杯から与えられている。
これらの特徴は基本パロロワスレにはないものであり、聖杯戦争スレを独自のジャンルとして確立させている。
- あくまでも聖杯戦争の形式を借りた二次創作なため、パロロワに原作バトロワ勢が必須でないように、Fate勢が必須ということもない。
- 参加者以外の人間がいない隔離空間で殺し合うパロロワと異なり、会場内で一定の社会が形成されていることが殆ど。そのためインフラや経済などが生きており、参加者(マスター)は『日常生活』を送って身を潜めながら戦うことになる。
- パロロワと比較して能力制限が緩い、または殆ど存在しない。特にサーヴァント側で参加したキャラはステータスのシステムによって逆に原作以上に能力増強が為されているパターンが少なくない為、パロロワ以上にバトル色が強い。更にランダム支給品が存在しない事もあって、純粋に主従の戦闘力・知力・権力等といった総合力が有利不利に直結する。
一覧
聖杯戦争-(マイナス)1/「はじまり」の短編集(登場話のみ) →
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士郎「知っているのか、セイバー!?」(他聖杯のサーヴァント紹介)
Fate/XXXX 聖杯戦争・断片集(フラグメンツ) (途中話・最終話のみ) →
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その他したらば
Fate/Another factor →
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聖杯戦争っぽいオリロワ →
wiki
その他(創作発表板)
最終更新:2021年09月09日 19:38