3月27日(火)
制作した新たな入り口(宇部カメラの)を貨物トレーラーにのせて、遥々1200キロを走り山口宇部に到着した。本日より山口大学付属病院脇の交差点付近のグリーンスペースに、2003年の宇部ビエンナーレにて受賞した作品《3,4,5角、宇部のカメラ》の常設設置作業に取り組んでいる。新たに制作したコールテン鋼の入り口も無事に接合できた。明日からは、レンズなどの設置作業。今週一杯の作業が必要だろう。夜は学芸員の藤井氏と美味しい魚とちょっとお酒。
3月26日(月)
卒業式、謝恩会。学長の式辞における“書”パフォーマンスは中々ヒートアップしている。どう受け止めるか戸惑いもするが、しかし、芸大教員ぽいアクションではある。謝恩会では、記念品として、
卒業生より銅の手打ちおろし金がプレゼントされた。私を理解したとっても嬉しい逸品。手打ちのため、ケガキ線まで残った工芸品のような道具。先ずは飾らせてもらいます。本当に有り難う。近藤君、クレイグ、藪さん。修了しても変らず元気に発表活動続けてください。それから、アメリカで大学院のインタビューを続けている志甫さん、さらに元気で米国での活動が成就する事を祈ります。
3月20日(火)
19年度入試も何とか終わった。現役の受験生にはすでに平成生まれも含まれている。新たな才能に出会ったわけだが、昨年の雰囲気とはまた違う綿々が新たに入学してくるだろう。4月が楽しみである。しかし女子が多い。年度末にあたり、展覧会が錯綜していて少々オーバーワーク気味である。久々に工作室にて金属加工作業。写真の制作と実材の制作は体も頭も使う部分が違うので、まあ、バランスかな。先週はVectorWorksでどっぷり仮想世界でのプランニングをして、今週は実体化するのだけど楽しみ。
2月19日(月)
新進気鋭のビールメーカーCOEDOが5月末に行う、《写真》見えるもの/見えないもの
の協賛をしてくれる事になった。本日専務取締役の方にお会いしたが、若くてやる気がありしかも良い方でうれしかった。オープニングが楽しみ。
2月18日(日)
佐藤研スキー合宿無事終了。思いきり身体を動かし、料理を作り、酒を飲んでリフレッシュできた。先端では初めての黒沢ヒュッテ行だったが、皆規則正しく小屋での生活を過ごし楽しい時間だった。岡本太郎は41歳で初めてスキーを始めたが、私は49歳でスノーボードに初挑戦し、2時間に渡る七転八倒の末(お陰で首筋と尻が痛い)無事ターンが出来るようになった!皆さんお疲れさまでした!太郎じゃないけど、スキーもスノボも全くもって自己表現である。スキーはカービングの板になって以前とは又別次元のスピードが体感できるようになったが、ボードも面白そうだ。
12月14日(木)
北海道教育大学の集中講義を行っている。雪の中でピンホール。日が短いのが難点だが、雪は何でもない景色を白の不可思議な物体として変容してくれるので、面白い写真ができあがる。青梅の後もアートパスやら各学年の講評会やら色々な催しがあって、あっという間に今年も年末になった。NYから帰国したのが去年の今ごろだから、もう既にNY滞在が2度終わってしまったような感じだ。窓からは舞う雪が見える。昨年の今頃も雪だった。雪国の人々にとっては長い暗い季節なのだが、たまに訪れる人間にとっては内省的な気分になれる貴重な時間。このままヒッキーになるのも良いか。しかし羽田に戻れば、また陽光が。戻るという後ろめたさ。
11月20日(月)
昨日と一昨日、アートプログラム青梅でサイトシーイングバスを走らせた。全くのパブリックへの開放なのだが、もう一つ工夫が必要だったな。天気はどうしようも無い。むしろ雨でも走れる事は素晴らしい。走る距離が短かく乗り降りが煩雑なので、なぜカメラバスであり、仕組みがどうなっているかなどの話ができない。結局パブリックで、こういった中へ連れ込むような装置は、楽しめる人とそうではない人がいて、そこが主催者として気持ちが揺れるところだ。プリシラのようにバスをしたてて、好き勝手に好きな場所ですきなひとに開放する、というスタイルが一番良いのだが。しかし、内田あぐりさんのバスガイドはうれしかった。
11月5日(日)
岩手。アート@つちざわ、『街角美術館』最終日だった。オープンしてから見ていなかったので、何が起こっているのかを知らなかった。こういった町を使った展覧会の中で、これまでで一番、目に見える盛り上がりがあった。何よりも小さな町に、200名のアーティスト。もちろんプロフェッショナルのアーティストばかりではなく、学生も、趣味の人も、玉石混交状態ともいえる。しかしながらそれが良い。つまり町が、何だか分からないが蠢いているのだ。単純に言って200人の出品者がいて、そのそれぞれの知り合いが10人来れば、2000人の観客が町に訪れる。実際、会期中に町に訪れた人は人口一万人の町に対して、その倍近くにのぼったようだ。寂れた町のあちこちに異物(作品)が仕込まれ、人々がうろうろうろうろ町を歩いている。だんだん、植木や何でもないトタンのめくれ、洗濯物まで作品に見えてくる。しかし、その眼こそ、アートの一歩だ。紅葉も奇麗で気持ちの良い一日だった。活性化とは化学用語だが、異質な物質が出あう事により科学反応が起こる事であり、町の活性化も、町に異物が出会う事だと誰かが言っていたがその通りだと思った。写真は私のリキシャカメラ
11月2日(木)
無事展覧会もオープンし、学校の事前審査会も終了した。岩手の土澤の展覧会も今週で終わる。事前審査で学生の作品を見ていて、私は少ない方だと思うが(笑)教員も価値観の違いはそれぞれあるから、好き嫌いも当然ながらある。しかし、評価される作品はやっぱりそれを越えて訴えかけてくる。作品から発するのっぴきならない勢いの行き所みたいなものか。写真は、青梅のインスタレーション。
10月27日(金)
青梅制作中。集中して出来る日が少なく苦労している。今日も青梅泊まり。伯耆田と泊まった東青梅の青梅シティホテルは、その名と違いデビットリンチの映画の老人のような支配人が居る、とっても怖ーいホテルだったが、昨日と今日は、隣の河辺駅前の普通のビジネスホテル、ロイヤルイン菊水に宿泊していて熟睡出来る。シティホテルから、ロイヤルへのグレードアップか?(笑)しかし、ロイヤル(王室)とイン(木賃宿)の言葉の組み合わせの落差の妙は日本ならでは。スゴイね。明日はBankArtschoolだけど、夜は再び青梅。何とか、オープニングに間に合わせよう。
10月23日(月)
青梅制作3日目。峠を越えた。女子更衣室の窓枠14コに箱をはめて、全てがカメラになった。といっても、見なきゃ分からないので、ぜひ
ARTPROGRAM青梅に来てください。
さて、下記の写真、3点透視図法の写真です。要するに3holesカメラで撮影したものです。青梅の旧家。昨日は、石山君と伯耆田君そして日比野研の八幡さんが手伝ってくれた。明日は藤本君。皆さんありがとう。それにしても、今回のタイトなスケジュールで、順調に進んでいる。雨がチョイと困り者ですが。
10月21(土)
BankARTスクールも3回目。本日より撮影。参加者の皆さんの興奮が心地よかった。しかし、だんだんと日が短くなる日々。時間帯を少し早めようかな。デジタル時代の現在に、なぜにピンホールが人気があるのか。参加者のどなたかが、ピンホールはロハスだ、といっていたのだけど、まあ廻り廻って時代の先になっちゃったんですね。
青梅の展示も、金曜日から始まった。明日から本格的に始めるのだけど、一人では作業効率が悪く、研究室の皆さんよろしく。
こないだの日曜日にピンホールで青梅を撮影したので、写真をアップしてみます。
10月16(月)
最近は、針の穴に糸を通すようなスケジュールなのだが、何とか小原君のドキュメンタリー作品『カメラになった男 写真家中平卓馬』を見た。久々に行った下北沢も学生時代以来か。小原君のレンズの距離感が絶妙だった。provoke以来常に突っ走っていた、時代と合わせ鏡だった男は、言葉を失い歳老いてチャーミングに映りながらも尚挑発的である。長期間に渡って良い空気感を漂わせる映像は監督の性格なのだろう。見ごたえがあった。
10月15(日)
青梅で久々にPin-holesの撮影をした。青梅の町も、江戸を彷彿させる町並みだが、時間の染みついた古くからの木の家と薄っぺらい今の家が混在しているところが谷中などとにている。日本の家並みは木だから欧米の石の家のように長持ちしない。したがって、芝居の書き割りのようになる。しかしながら、湿度を感じさせる古びた家は深い味わいがある。
10月13(金)
後期が始まってから、飛ぶように日々が過ぎて行く。10月29日からは青梅の町を舞台にした展覧会が始まるが、その準備で忙しい。青梅は青梅街道でずっとインプットされて来たが、奥多摩の玄関みたいな位置で、東京の周縁の町である。今回は、繊維工場の跡地にある「女子更衣室」を作品にする。特別な響きがあるが、集団就職などで全国から集まった工員の更衣室が良い味を出していて、その雰囲気に+αの部屋とする予定。しかし、学校のカリキュラムも重なっているし、後期に入れてしまったBankArtschoolも毎週土曜日に横浜であり、ああ多忙。工作室の講師をしてくれた三橋さんから便りがあり、ブログのアドレスをアップしたが、川上史也くんの近況もわかり、楽しそう。取手も楽しくしたい。
10月3(火)
昨日は、久々に学生達の懐かしい顔に会えた。佐藤研の近藤君は一年半ぶりの復帰。修了まで頑張りましょう。おととい土澤から戻ったのだが、土澤は遠野の隣ぐらいの場所に有る。土澤の成島毘沙門堂に出かけた時に出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)との関係を示す石碑があった。出羽三山と言えば、私の故郷であり、真言密教山伏に馴染みが深い。私の実家の寺は新しい日蓮宗だが、隣の真言宗海向寺にはミイラが安置されている。山伏が山脈沿いに駆け巡っていたとの説が有るが、信憑性が高いように思った。遠野物語の様々な物語の一部は、山伏達が秘密の場所に対して、デマを流して人々を立ち入らせないように封じたという説である。東北も面白い。一緒に行ってくれた、伯耆田君と投石くんもご苦労さんでした。ありがとう。
10月2(月)
9月27日に土澤にでかけ、4日間お寺に泊まりながら作業し、昨日帰ってきた。小さな町だが、色んな場所に不思議な物体(作品)が存在している。有名作家が制作した物だけではなく、200名近くの若手からベテラン作家までの作品なのだが、町全体が何となくホンワカとした感じが良い。実際には招待作家と一般参加があるのだが、何しろ、ポスターにも作家の名前が出ていないぐらい平等感が高く、町が主体であり、作家個人は問題にされていないようだ。初めての体験。久々に田中泯さんの踊りに立ちあえた。
今日から新学期。皆に会うのを楽しみにしている。
9月22(金)
10月7日より、岩手県花巻近郊で、アート@つちざわが始まる。今回は商店街に面する民家の空き店舗のような部分をカメラにする。そして,久々にリキシャをはしらせる。今日は自宅で、汚れてしまった黒カーテンを交換する。ついでに色々と整備。明日は、写真センターの公開講座でピンホール。
9月20(水)
院試中。しかし相変わらずIMAからの受験生は少ないね。他の科と同じぐらいになるのはまだ時間がかかりそうだ。
9月16(土)
父親の本葬のために実家のある酒田にきている。坊さんの葬式だから、密葬があって、今回は本葬だ。坊さんが沢山集まって壮観なんだが、自身の内なる宗教である《アート》をやってる自分にとっては、なんだか居心地が悪い。
8月は目一杯自分の仕事をしていたので、(なにしろ自分教のアート。アートは自身の哲学を信仰することだと思っている。)学校の事は一時的に脳内ポジションが小さくなる。しかし、来週から大学院試験が始まるし、少しずつ気分を教員モードに戻します。といっても、後期は忙しい。展覧会も沢山あるし。学校の行事も。まあ、皆さん頑張りましょう。
8月2日(水)
8月に突入、札幌は日中は暑いが夜になると涼しい風が吹いている。札幌大谷大学での特別講義2日目。昨日は個人のピンホールによる撮影をやってもらったが、今日は、その全員のカメラをイグルー積みして360度のパノラマ撮影を行う。どうなるか楽しみ。それにしても、お世話になっている岡部昌生氏とともに連日の飲み会は痛快。東川以来、私の胃袋にはすまないと思っているが。
7月30日(日)
東川、いよいよ本番が終わった。本日のメインは、インデペンデント参加の学生作品の講評と、午後は受賞作についてのラウンドトーク。当然ながら得意な作品も苦手な作品もある。展示された学生の作品は60%から80%の世界。その世界に留まるタイプは世の中に溢れている。そこから先の90%の内容表現に至る道は険しい。受賞作は98%の世界。その世界は例えタイプが違っていても厳然としいて、その世界に対峙する私自身の言葉によって鏡のように照らし出されてしまう。
7月29日(土)
今日から、北海道東川町の写真フェスティバルに来ている。今年の受賞者は国内作家賞:鈴木理策 新人作家賞:安楽寺えみ 特別賞:綿谷修 海外作家賞:Ketaki Sheth 昨年参加出来なかったので2年ぶりだが、初めての人や懐かしい顔、沢山の写真関係者に会えるのは嬉しい。以前よりも町のお祭り感が増しているのは、何よりも町自身の努力。今回芸大学生がボランティアに参加していないのが、ちょっと寂しい。
展覧会オープニングとともに町の方々手作りの美味しい料理の数々と上手い酒。夜は花火。安楽寺さんの作品がなんとも謎めいていて魅力的。写真は具体的なものが写っているだけに、分かりやすいものに思えるが、彼女の作品は謎だらけ。理策氏には展示スペースが狭かったかな。6×7のコンタクトの作品もデカさとの対比で興味深いが。
7月20日(木)
いよいよ、夏休みに入った。天気はまだまだ梅雨だけど、それぞれ個人の制作に励んで欲しい。志甫さんはハンガリーのアーティストインレジデンスに参加中。皆も、夏休みを有効に使ってください。計画、進行中の制作などについて、報告してくれると安心できます。
sato
7月14日(金)
展示空間以外を使う時や、他者の領域を侵すときは、特に神経を使わなければならない。残念ながら、屋上、そして裏側の車の場所に道具がおき忘れられていた。屋上は、伊東、小原助手が鍵のかかったフェンスの下から潜り込み片づけた。裏は私のトレーラーの上に載せておこう。sato
7月12日(水)
4年wip展。志甫さんのたっての希望の展示も無事終了。手伝ってくれた皆さんも志甫さんもご苦労さん。もうすこし、現場の作業に慣れて行かなければなりませんね。特に今回の志甫さんのように、スケジュールに余裕が無いことが解っているならば、ギリギリの計画はすべきではありません。特に他人を巻き込むならば、参加者や他者への対応、後片づけなど、全てを含めて作品としての作業ととらえるべきです。バタバタだったけれども、しかし、それでも何もやらないよりはよほど良い。 志甫さん、ハンガリーでもケガしない程度に頑張ってきてね。sato
6月29日(木)
今、北海道岩見沢。火曜から日曜まで北海道教育大学での、写真集中講義を行っている。メディア教育棟のように、引伸し機が30台近くも並んだ暗室があるわけでも無く、広い部屋に暗幕で作り上げただけの暗室で何ができるか。写真は器具、設備というメカニズムが間に入るメディア表現の原点だが、今回は、段ボールでピンホールカメラを制作し、作品を制作する。印画紙で撮影し、そのネガとさらに印画紙を密着し、20ワットの電球で感光させる。写真の基礎とはいえ、写真の全てを一週間で学ぶといえる濃い一週間。カメラも手作りなら暗室や引伸し機も手作りだから、写真メカニズムに関する極めて本質的な体験ができると思う。
カプセルホテルのように机もないウィークリーマンションに滞在している今週の楽しみは、朝や、夜に訪ねる、近くの温泉。お世話になっている先生から借りたレガシーアウトバックを駆って、北村温泉、月形温泉、新篠津温泉など巡っている。sato
6月24日(土)
出張のため、しばらく皆に会えないのだが、帰るとすぐにwip展がある。クレイグはこないだプリントの概要は把握した。藪さんは今新しく制作している作品を見る事ができないので、心配である。7月12日の4年のwip展は、志甫さんのメディア教育棟車吊りプロジェクトが今から心配、楽しみ、心配、楽しみ。心配。sato
6月20日(火)
3年諸君、今日は遅くまでプレゼンご苦労さん。
教員も10時から9時まででへとへとでしたが、徐々に皆の作品に我々も真剣に向き合う批評をして行かねばならないと思っています。
それぞれ、自身の作品について問題点や可能性など自覚できたと思うけれども、古美研以降少々頑張って行きましょう。
古美研、楽しみ、そして十全に様々なものを見てきてください。
日本の古いものにも、感動できると思います。
飲んで楽しむのも良し、研究するのも良しの2週間。
それではまた来月。sato
6月17日(土)
http://www14.atwiki.jp/tokihirosato/pages/1.html
に佐藤研wikiを作りました。まだまだ、途上ですが、卒業生も含めた場をつくりたいと思います。皆さんも積極的に情報など公開してください。
新しいページなどもどんどん作っていってください。
このページは、誰でも見られるように設定していますが、書き込みは研究室メンバーだけにとどめています。
登録名とアドレスを書き出しますが、携帯メールのアドレスの人は
今後、PCのアドレスに変更しますので、教えてください。
ユーザー名の表記に問題があれば、直しますので知らせてください。
それでは、よろしく!!sato
6月11日(日)
先週のミーティングの時は何だか忙しくて、せっかく映画を見てもらったのに感想を聞くことを忘れていました。
ちょっと、我々にとって距離的に遠い中米のキューバを描いた映画でした。
欧米の情報は沢山あるけれども、以外にその他の文化圏については知識が少ないと思うので先ずはドキュメンタリータッチでしかも音楽が楽しめるベンダースの作品を観賞してもらいました。
アメリカとの微妙な関係と貧しさとは裏腹な文化の高さを知ってもらいたい
と思いました。次のキューバ系の映画は、「モーターサイクルダイアリーズ」と「苺とチョコレート」機会をみて。
さて、今度の水曜は「Stones and Flies」リチャードロングのアーティストドキュメンタリーです。30分ほど。特に移動、変容をテーマにしている石山くんのリファランスの一つとして。時間が許せば、ロバートスミッソンの「Spiral Jetty」も
そして、wip展などが近づいてきていますので、色々な確認作業を研究室として行う必要があります。sato
●3年生はプレゼンに向けて、その確認をしたいと思います。計画等の資料を持参してください。
●4年志甫さんは、wip展へ向けて具体的な制作計画を立てて行きましょう。
●院一石山君も、最近の資料なども含めて何かを見せてください。
●クレイグ、藪さんは、wip展へ向けての計画をチェックします。
14日(水)は5時からですが、早めに来てくれれば、個人的な話も可能です。
4×5に関して、さらに興味が有る場合は、もっと早い時間帯に個人的に指導します。
以上。
6月4日(日)
6月7日(水)は3時ごろから、集まってもらい、ミーティングを済ませ
午後5時から第一回映画上映会とします。
『BUENA VISTA SOSIAL CLUB』1999年
ヴィムベンダース監督、ライクーダープロデュース
私がキューバのハバナに行った年に撮影していました。
60年代のアメリカ車の走るハバナの町や、キューバ音楽にライクーダーも参加。音楽好きの
佐藤研メンバーなのでとても楽しめると思います。
911 前のNYの風景も。アメリカ、沖縄、キューバ、と風土も関係もお酒も似ていて考えさせられる事が多い。この次に、『The Motorcycle Diaries』も良いかな
当日、プロジェクターの準備手伝ってください。
6月3日(土)
来週のミーティング6月7日(水)5時からの予定でしたが、
5時から、1年生のアートパスガイダンスに参加しなければなりません。
当日石山君が欠席予定ですが、水曜日来れる学生は3時ぐらいに来てください。5時にしか来れない学生はそのままで構いません。30分から1時間ほど抜けますが、すぐに戻ります。皆の予定を知らせてください。
志甫さんの作品の現場確認も出来れば3時頃から、出来ればと思います。
●課題:月、火、時間をつくって4×5ポラの撮影をしてみてください。
沢山使って構いませんが、1枚500円以上のコストである事を解っていてくださいね。つまり、今回は絶好のチャンスって事です。出来れば都合を合わせてやれば、お互いに教えあえるでしょう。
7日のミーティング、山口さんは、4芸の報告と、見せたい作品集や写真集などの資料を持ってきてください。
これから、ボチボチと映像の作品などを見せていきたいと思います。
今後の予定
○ストーンズ&フライ リチャードロング →主に移動をテーマにしている石山君向け
○spiral Jetty ロバートスミッソン →昨年没後35年でホイットニーで回顧展が行われたし、私も見に行ったので
○ラ・ジュテ/サンソレイユ →クリスマルケル、すでに木幡研上映会で見ていたらパス。
○東京画 ヴィムベンダース 小津リスペクト東京風景。サンソレイユから2年後なので、比べるのも一興。
○コヤニスカッティ コッポラが参加している映像詩。重たい文明批評なんだけど映像テクニックが84年頃驚きだった。
○モーターサイクルダイアリーズ 97年にキューバに行ってからこの国の文化が大好きです。これは、チェゲバラの
学生時代の南米の旅を描いたロードムービー。無垢な正義感から革命家を目指すゲバラにほれる。同名の日記からわりと忠実に新人監督が描き、ロバートレッドフォードがバックアップして映画化された。キューバ映画などもあり。
まあ、その他、タルコフスキー、ジムジャームシュなども。皆もお勧めがあったら教えてください。
そういえば、昨年いなかったので知らなかったんだけど、「下妻物語」 ジス・イズ・ジャパン・トゥデイですね。面白かった。NYでは、パッチギに涙しました。フォーククルセイダーズ知ってますか?
長々と失礼。
6月1日(木)
5時より、私自身の美術史的文脈について、1980年代〜今(30分程度)のち、4×5講習 8時過ぎに終了。
5月28日(日)
これまで、自己紹介と、それぞれの気にしている資料を見て、お互いの起点が少し分かったと思います。
それぞれが多様な興味を持ちながら表現活動に携わろうとしているわけです。しかし、表現とは自身の発露で有りながら、自らが時代や集団の中で
生かされているわけで、当然の事ながら自分だけのものではあり得なく
さまざまな影響下にあるわけです。
したがって、なぜ今の時代があるかという事を探らなければならないでしょう。つまり歴史です。特に美術史的にお互いが存在する同時代としての美術、アートについて考えていきたいと思います。
何故美術か? なぜ写真か? なぜコンセプチャルか、なぜポップか?
突然我々が存在するのではなく、どこにその幹や根がつながっているのでしょうか?
クレイグがいるので、特に日本の美術について、相対化出来ると思いますが、日本の社会は欧米の生活様式の輸入、また西洋美術の輸入によって成立しています。しかしながら、全てが西洋の文脈なのかというとそうではなく、『和魂洋才』こそがその最大の特質と言えるでしょう。しかしながら、それは日本だけではなく、ヨーロッパの印象派の画家達が日本の美術に影響を受けた事も周知の事実だし、現在は、もっと地域的な情報が身近になった結果、自然にお互いを受け入れているのかもしれません。
今後は特に戦後、アメリカ美術の全盛時代やヨーロッパとの関係もふまえて
少しずつ我々の足場について、作家検証をしながら検討していきたいと思います。先週出た美術様式用語、→アルテポーヴェラ フルクサス もの派
つねに、
なぜ? という問題意識を持ってください。答えはすぐにでないかもしれませんが、皆で考えていきましょう。適宜映像資料なども見ながら。
5月26日(金)
本日は、片づけご苦労様でした。
肝心な高山研のメンバーがいなかったので、感謝されましたよ。
さて、来週は6月1日(木)5時からです。
私の見せたい歴史的な1冊、2冊、3冊ぐらいを見てもらってから、
4×5のレクチャーします。さまざまなタイプの4×5を(写真演習室の2台+私の2台)をみてもらいいじってもらいながら、4×5で取る意味、あおりの操作と意義などについてをポラを使いながら話します。これから数回やる予定です。
5月25日(木)
佐藤研に新メンバーが加わりました。
学部4年の
志甫和美さんです。
志穂さんをメーリングリストに新たに登録したので、メッセージが
届いていたら返信願います。
よろしく。
5月21日(日)
金曜日3時からのミーティングに先立って招集している片づけについて、
断片的にしか、話しをしていませんでしたが、詳しくこの理由を説明します。一連のやり取りの発信元の助手石川君のメールにあるように、この片づけは、今後のメディア教育棟作業空間拡充計画の一環になっています。
音楽環境創造科の夏の移転に伴い教室として貸している場所や、野外のプレファブ、仮想現実感室も藤幡さんの移転に伴いそれぞれの使用用途を再検討し、圧倒的に不足している学生のスタジオ、アトリエに、変更して行こうというものです。以前にもあった、『場所プロジェクト』の2006年版ということになります。
現在私が中心になって、計画を進めているので、ぜひ研究室の皆さんにも力を貸して欲しいのです。
先ずは、写真スタジオの隣りの倉庫を、大きなエッチングプレス機を設置した、ちょっとした作業場所に変更しますので、それに伴い、倉庫にあるモノを、外のコンテナ倉庫や他の場所に移設しなければなりません。
佐藤研の皆さんには、写真スタジオの機材などをスタジオ内に移動したいのでその辺りを手伝ってください。
よろしくお願いします。
5月19日(木)
先ずは研究室の今年度が動き出しました。
今後も、それぞれの制作が発展するように努力していきましょう。
☆☆注意!! 連絡なしの遅刻は、社会人として失格です。
今後繰り返さないように自覚してください。
昨日決めた日程を確認します。
5月26日(金)3:00~
6月 1日(木)5:00~
6月 7日(水)5:00~
6月 14日(水)5:00~
6月 22日(木)3:00~
※昨日決めた7月の日程は講評会と重なっている為、再度検討します。
●次回のゼミ内容は、それぞれが気になる、あるいはあこがれる
アーティストなり、表現者の資料を持参してください。写真集や
作品集です。それについてお互いに紹介しあい、見せっこをしましょう。
また少しずつ、私の仕事も紹介していきます。
○皆さんには、出来るだけ多くの引き出しを作って欲しいと思っています。
前期中に、下記の指導を行いますので、積極的に参加してください。
- 大型カメラについて
- 工作技術(特に金属溶接、木材加工等)
5月8日(月)
今週木曜日が教授会の日で、学科会議が行われます。
その会議上で所属研究室の最終決定が行われることになりました。
それは、現在のところ、研究室によって所属人数の多寡にばらつきが大きく
調整するためです。(佐藤研究室の場合平均的な人数なので問題無いと思いますが。)
その為、研究室の初回ミーティングは来週18日(木曜日)3時より。にする事にしました。
初回ミーティングでは自己紹介と、研究室の掃除等行い、その後場所を替えて
(取手駅前?)にて歓迎の宴としましょう。
必ず出席してください。
その他今週は、水、木、金と取手にいますので、個人的に研究室に顔を出してください。
初回ミーティングまでに研究室の鍵を渡しますが、研究室運営に皆さん
協力願います。
ところで、伯耆田くんと投石くんに連絡が取れていないので、3年の諸君もし連絡が
とれたら伝えてください。
それでは、会うのを楽しみにしています。
よろしく。
5月3日(水)
皆さん、いよいよ研究室'06が始まります。
楽しく有意義な一年にしたいと思います。よろしくお願いします。
さて、早速ですが研究室MLを設定しますので、メールが届いたら必ず返信ください。
尚、投石君のメールアドレスが不明です。誰か知っていますか?
伯耆田君のアドレスは芸大のものですが、これで大丈夫ですか?
連休中なので連絡がつきにくいかもしれませんが。
それでは、連休明けにミーティングを始めたいと思います。
先ずはメールで調整をしましょう。
10日(水)3時から
11日(木)3時から
12日(金)3時から
のうちどれかにしますが、不可能な日にちがあれば、知らせてください。
研究室メンバー'06
大学院1年
石山和弘
最終更新:2010年03月30日 21:53