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ヴィクト=ウェンコムド

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製作者:海斗


データ


○ヴィクト=ウェンコムド


「別に、金目当てでこの仕事をやってる訳じゃないんだけどな。
俺は、あの人の様に……人の命を救う事の出来る、強いバウンティハンターになりたいだけだ。」

性別:男性
年齢:二十二歳
一人称:俺
二人称:同い年、年下は呼び捨て、もしくは「お前」
    年上、目上の人に対してはさん付け。
性格:クールでいつも落ち着いている。
   冷静に物事を捉え、合理的に考えがちな面がある。
   しかし、その内には熱い思いを秘めており、どんな状況下でも、
   人を見捨てることだけは絶対に出来ない、お人好しでもある。
身長:179cm
体重:66kg
職業:バウンティハンター(賞金稼ぎの事)
趣味:釣り、チェス
特技:ダーツ

世界各地を渡り歩いている、盲目のバウンティハンター。
賞金の掛けられている犯罪者、凶暴なモンスターを倒して生計を立てている。
鋭い切れ味を持つ漆黒のチャクラム「新月輪」を扱い戦う。
その腕前と新月輪の見た目から、「漆黒の月」と呼ばれていて、
大陸でも指折りの賞金稼ぎとして数えられていた。
そんなある日、とあるモンスターの退治に出向いた時。
無事にそのモンスターを撃破こそしたものの、
その際に毒性のある体液を両目に浴びてしまい、視力を失ってしまった。
この事件が切欠で、ヴィクトは賞金稼ぎから身を引かざるをえなくなってしまった。
それからしばらくの間は、盲目でも普通に生活が出来るようにと、リハビリに励んでいた。
その結果、徐々に生活にも慣れてきたのだが・・・
逆に、それが彼に退屈を齎してしまった。
感覚が掴めるようになるに連れて、以前と同じバウンティハンターとしての生活を、
いつしか求めるようになっていた。
以前に比べれば、確実に実力は落ちている・・・上手くはこなせないかもしれない。
それでも、バウンティハンターとして、再起してみたい。
そう感じて、再びバウンティハンターの世界に足を踏み入れた。
周囲からの復帰に関しての意見は賛否両論であり、
また復帰の正否関わらず、以前よりもやはり腕は落ちているという意見は多数ある。
勿論その原因は、大きく分けて二つ。
まず一つ目が、視力を失ったこと。
そしてもう一つが、視力があった頃には二つだった新月輪を、一つに減らしたこと。
新月輪を二つから一つにしたのは、盲目では扱いきれないと判断したから。
何とか今のままでも二つの新月輪を扱えないかと、訓練はしつつある。
ちなみにヴィクトがバウンティハンターという職業に就いた理由は、金が目当てではない。
彼がまだ幼かった頃、モンスターに殺されそうになったのを、
とあるバウンティハンターに助けられたのが切欠である。
その姿に憧れを覚えて、ヴィクトはこの世界に足を踏み入れた。

後に、オメガの遺産であるムーンアイを手に入れ、視力を取り戻す。

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