術式
オメガの時代に存在した魔科学の一種。
魔力を結晶化させ、精製した「魔石」と呼ばれる結晶体に「制御石」と呼ばれる特殊な魔石を組み合わせることで術式となる。
魔力を結晶化させ、精製した「魔石」と呼ばれる結晶体に「制御石」と呼ばれる特殊な魔石を組み合わせることで術式となる。
魔石と制御石によって一定のプログラムを持ち、外科手術によって体内に埋め込むことではじめて術式として機能する。
こうして埋め込まれた術式は、制御石の性質によって様々な効果を持って機能する。
こうして埋め込まれた術式は、制御石の性質によって様々な効果を持って機能する。
制御石の性質には大きく次のようなものがある。
- 攻撃型
直接的な攻撃能力を持たせる術式。主として魔法を封入する。
肉体負担は少ないものの、特定の攻撃しか放てず、種類を増やすにはそれだけ多くの術式を埋め込まなければならない。
肉体負担は少ないものの、特定の攻撃しか放てず、種類を増やすにはそれだけ多くの術式を埋め込まなければならない。
- 強化型
奥底に眠る潜在能力を引き出すことで身体機能を強化する機能を持った術式。
劇的な機能強化を臨むことができるが、リミッターを外すようなもののため肉体の負担が大きく、長時間使用すると肉体を破壊してしまう。
劇的な機能強化を臨むことができるが、リミッターを外すようなもののため肉体の負担が大きく、長時間使用すると肉体を破壊してしまう。
- 脳制御型
脳とリンクするための術式。
主として生物で作られた義手・義足とのリンク用だが、定期的にメンテナンスをしないと暴走してしまう。
主として生物で作られた義手・義足とのリンク用だが、定期的にメンテナンスをしないと暴走してしまう。
- 常時起動型
破損しない限りは半永久的かつ自動的に機能する術式。
ただしこの性質を持った制御石は精製が難しいためあまり施されない。
ただしこの性質を持った制御石は精製が難しいためあまり施されない。
これ以外の性質を持った制御石もあるが、遠い昔の技術であるため全容が解明されたというわけではない。
上記の種類の中には同じ効果を持っていても性質が異なる術式もある。
例えば、肉体再生の術式の場合は一時的に発揮する強化型と永久に発揮し続ける常時起動型というような性質の違いもある。
例えば、肉体再生の術式の場合は一時的に発揮する強化型と永久に発揮し続ける常時起動型というような性質の違いもある。
この技術を知る人間は少なく、外科手術の技術とある程度の魔力センスがないと施すことは不可能と言われている。