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アドランド冒険者訓練センター

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アドランド冒険者訓練センター

 剣術や魔術等、冒険者に必要な技術や知識を学習するための施設。

元々はアドランドで引退した冒険者が私塾として開いたのが始まり。

 後にその私塾を迷宮ギルドが纏め、一つの訓練センターとして運営している。

 通称、アドランド学院と呼ばれている。


 似たような施設(剣術訓練、魔術訓練等)は他国でもあるが、

 大半は軍属か貴族、あるいは魔術学院学徒にしか公開されておらず、

地位や職業に関係なく、一般に公開してるのは、ここのみである。

 

 当初は迷宮探索に必要な技術や知識の無い冒険者に、

簡易レクチャーする施設であったが、今日に至っては冒険者育成、

ならびに「冒険者モドキ」を追い返す目的で運営されている。

 前者はその名の通りで、主要産業が迷宮探索なアドランドにとって、

冒険者育成は他国で言う「農地開墾、産業開発、商業発展」と、

同レベルで重要な責務とも言える。

 後者はわりとよくくる勘違い野郎…迷宮探索の利点のみに目が眩み、

経験も技術もないド素人を諦めさす目的で運営されている。

………もと軍属で剣術を学んだとか、魔術学院を中退したけど、

若干の魔法は使えます等ならまだ良いが、酷いのになると、

「喧嘩は町(村)一番、だから迷宮探索させろ」とか、

「魔術学院では僕の実力は発揮できない、だから迷宮探索をさせたまえ」…

等、「お前の脳味噌は砂糖漬けか? 夢見る若者」に、

寝言は寝て言えド阿呆! 現実の厳しさを訓令」する施設になっている。

 

今日も今日とて訓練センターには、

多くの冒険者の卵(同時に腐った卵も)が通い詰めている。


訓練センターの職務一覧(簡易)

※訓練内容によっては、他ギルドからの協力や技術指導してもらっている。

・冒険者技能検定

 外部からきた冒険者の実力を測る部署。

 全ての冒険者は、ココで実力を確認され、

 「迷宮に挑める程度の実力がある」と判断されたら、

 迷宮ギルドより「探索許可証」が発行される。

 ちなみに、認定難易度自体は(まっとうな冒険者にとっては)低い。

 ここで認可されない場合は、以下の訓練センターのどれかを勧められる。


・長期訓練課(4年制)

  アドランドで生まれた子供達や、

 冒険者としての技術や知識を、”正しく学びたい”と言う素人相手の施設。

 最初の1年は基礎訓練、のこりの3年は適正や本人の希望に応じて、

 専門の科(戦士育成や魔術師育成等)にまわる。

  実際に迷宮探索をする冒険者だけでなく、

  それらをサポートする職業(鍛冶、治癒師等)の訓練施設もある。

 訓練センターが「アドランド学院」 と呼ばれる所以。


・ 専門技術訓練課(期間は自由)

 すでに冒険者として活躍している者を対象とした訓練課程。 

 新たな技術や知識の習得、不足している技術や知識の訓練等を行う。

 「探索許可証」を所持している冒険者なら、誰でも利用可能。


・超短期訓練課程(2ヶ月)

 「お前の脳味噌は砂糖漬けか? 夢見がちな若者」相手の訓練課程。

 徹底的に厳しく指導、僅かな妥協も許さない。

 訓練が厳しい事で有名な某国の軍属が訓練課程を見て、

 「これに比べたら、わが国の軍事訓練はぬるま湯だな」と言わしめた程。

 ココに回された多くの者は一週間も経たず脱落するが、

 まれにコレを乗り越える輩もおり、その場合は素質アリと見なされ、

 「探索許可証」、あるいは専門技術訓練課の方に回される。


設定:神楽有閑 

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