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Linuxでシステム情報を調べる


「uname」で調べる

カーネル、CPUのアーキテクチャ、ホスト名などの調査

「 uname 」コマンドを使用すると、OSやCPUのアーキテクチャ、ホスト名、カーネルのバージョンなどのシステム情報が表示されます。 「 -a 」を指定すると全ての情報が表示されます。
引数 説明
-m, --machine マシン (ハードウェア) のタイプ
-n, --nodename マシンのネットワークノードのホスト名
-r, --release OS のリリース
-s, --sysname OS の名称
-v OS のバージョン
-a, --all すべての情報
--help 使用方法のメッセージを出力
--version バージョン情報を出力

[hoge@localhost ~]$ uname -a
[[Linux]] localhost.localdomain 2.6.15-1.2054_FC5 #1 Tue Mar 14 15:48:33 EST 2006 \  
i686 i686 i386 GNU/Linux

「 -a 」を指定した場合のコマンドの出力結果の意味は、
左から、
OS の名称, ホスト名, OSのリリース, OS のバージョン, マシンのタイプ(アーキテクチャ名), CPUのタイプ, マシンのプラットフォーム, OS名
となります。

このやり方だと、どのディストリビューションを使っているのかわかりません。
そのマシンがどのディストリビューションを使用しているかは、以下の様にして調べる事ができます。
[hoge@localhost ~]$ cat /etc/redhat-release
Fedora Core release 5 (Bordeaux) ← ディストリビューション名


「 /proc 」配下のファイルから調べる


「 /proc 」配下のファイルは、linux上で見た場合、通常のファイルに見えます。
しかし、実際は物理的にHDDに保存されていません。
「 /proc 」配下のファイルは、仮想ファイルといって、論理的なファイルであり、 プロセスやOSの状態やカーネルの情報を見たり設定したりする為に使用されます。

メモ
ちなみに「 ps 」コマンドなども、「 /proc 」配下のファイルから情報を得ています。
/proc/プロセスID/ 配下の仮想ファイルに対して読み書きを行う事によってプロセスへ
アクセスできます。

おもしろそうなところだけ。「 cat 」コマンドなどで中身を確認できます。

ファイル 説明
/proc/[number]/cmdline プロセスの完全なコマンド行
/proc/[number]/environ プロセスの環境変数
/proc/[number]/maps 現在マップされているメモリ領域とそのアクセスパーミッション
/proc/[number]/stat プロセスの状態についての情報(ps コマンドが使用)
/proc/pci すべての PCI デバイスのリストとその設定
/proc/scsi/scsi カーネルが知っているすべての SCSI デバイスのリスト
/proc/interrupts IRQ ごとの割り込み回数の記録に使われる
/proc/ioports 現在登録され使われている I/O ポート領域のリスト
/proc/meminfo システムの未使用および使用中のメモリ量 (物理メモリとスワップ) と、カーネルに使われている共有メモリとバッファの情報
/proc/swaps 使用中のスワップ領域
/proc/cpuinfo 各 CPU についての情報
/proc/version 現在稼働しているカーネルのバージョン

[hoge@localhost ~]$ cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 15
model name      : Intel(R) Xeon(R) CPU            5130  @ 2.00GHz
stepping        : 6
cpu MHz         : 1995.008
cache size      : 64 KB
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