- 501 :唯一ネ申Fa-Mas ◆x6eOofpZMo[sage] :2006/01/17(火) 00:26:08.71 ID:NYxymAH+0
- 第六羽が完成しますた。
投下おk?
- 502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 00:29:16.23 ID:F6uxu8aI0
- 人 ∩ アリーナの
( (●))/ 人 ∩
⊂ 桃ノ ( (●))/ 新顔に
(つ ノ ⊂ 桃ノ 人 ∩
(ノ (つ ノ ( (●))/ 負けるわけには
(ノ ⊂ 桃 ノ
(つ ノ 人 ∩
(ノ ((●))/ いかんな
_| つ/ヽ-、_ おやすみレイヴン達
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] :2006/01/17(火) 00:33:00.74 ID:4AJ44B8B0
-
>>500
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
- 504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 00:37:33.21 ID:TsrnZ3vy0
-
>>501
オッケーーーーイ!
- 505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 00:37:58.60 ID:asUU35y60
- 弾切れか…
後は頼んだぞ
- 506 :唯一ネ申Fa-Mas ◆x6eOofpZMo[sage] :2006/01/17(火) 00:41:24.00 ID:NYxymAH+0
- 本当にいいんだな?
投下するぞ、しちゃうどー
- 507 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:42:09.77 ID:NYxymAH+0
- ネオ・アイザック郊外の巨大ACガレージ兼居住施設。
レイヴン三銃士、又の名を『ARMORED GUNNERS』本拠地
「…へえ。おい、お二人さん」
端末を操作していたトーマスがカードをしている二人に声を掛ける。
「ちょっと面白そうな依頼が来てるぞ」
「どんな?社長令嬢救出作戦とか?」
「いや、スペシャルアリーナの参戦依頼だろ?二週間後の」
コルト、ラッシュが己の願望のような依頼を期待している。
「どっちもハズレだ。正解は…
『ディソーダー』の排除、でした」
「でぃそーだー?」
「それって、火星の無人自己進化型テラフォーミング用メカが、
本来の目的からはぐれちまった、いわば暴走体だろ?」
「へぇ、意外と物知りなのね、コルト」
『ディソーダー』先程コルトが言った通りの生体無人兵器である。
人類が大破壊によって生活の場を大地の底へと移す以前、
火星への移住計画によって送り込まれた無人自己進化型テラフォーミングメカ。
人類が再度地上へと進出し、その生活の場はテラフォーミングの完了した火星にも移って行く。
- 508 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:42:26.00 ID:NYxymAH+0
- 『火星』LCC直属の特殊部隊「フライトナーズ」
火星での日々激化する企業間の争いを重く見た地球政府が火星へと送り込んだAC部隊。
その隊長「レオス・クライン」による地球政府への独立宣言クーデター。
ある一人のレイヴンにより、解決した『過去』の事件である。
「…結構前の話だぜ、そろそろ半世紀ぐらいは経つんじゃねえか?
なんだってそんな昔のシロモノが今出て来るんだよ」
「その通り。…だがよ、何で今更出て来たのか、知りたくないか?」
「…あんま興味ねえ。」「俺も」
あっさりと否定され、半ば諦めたように端末へと視線を戻す。
「…ラッシュ、二週間後のアリーナ、出たいのか?」
「モチのロンさ。今回はチーム戦らしいじゃねえか。
チーム戦で俺達に勝てる奴なんかいやしねえ。賞金もがっぽりだぜ?」
嬉しそうに語るラッシュ。
「…アリーナのチケット、取れるぞ」
「マジかよ!?そういう事ぁ、早く言えってんだ!」
「…なら、ディソーダーのお掃除だな」
「へ?」
- 509 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:42:49.94 ID:NYxymAH+0
- 「…何処まで行っても砂、砂、砂…
こないだは雪原で今回は砂漠かよ」
ザーム砂漠を南下し、バロウズヒル近辺のギエンクレーターへの道のり。
砂と残骸が広がる世界を、三機のACがやはり低速で進んでいる。
「ぼやくなって。報酬はおまえさんが一番欲しがってたじゃねえか」
「砂嵐も殆ど無いし、楽な方だと思うぞ」
「…あいよ。で、この作戦は俺達、何すりゃ良いんだ?
依頼主から詳細、聞いてんだろ?トーマス」
「簡単な話さ。ディソーダーの排除と、
それを邪魔をする存在を消せ…ってさ」
それを邪魔する存在…自分達とディソーダー、それ以外の第三者が現れる可能性がある。
クライアントであるジオ・マトリクス火星支社はそう言っていた。
「ふ~ん。とりあえず出て来た奴を片っ端からぶちのめしゃいいんだな」
「ま、そういう事になるな」
「けどよ、排除を邪魔する奴らがいるかもしれないってのは、
俺達がディソーダーを片付けちまうと都合の悪い奴らがいるって事か?
随分と物好きな連中だね。出てくるとしたら」
- 510 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:43:13.45 ID:NYxymAH+0
- ギエンクレーターへと到着。
AG-3のレーダーに生体反応が表れる。
「生体反応だ。本当にいるぞ。データ照合開始…」
素早くCPUのデータベースへデータを送り込む。
「アーマイゼタイプだ。しかし、強化体のビーネはいないようだな、
…妙に反応が弱いな。衰弱しているのか?」
レーダーには、反応の弱い機影が8体。
周辺に他の反応は無い。第三勢力は現れない様だ。
「よし、一気に片付けるぞッ!」
AG-1を先頭に、三機のACがクレーター中心部へと突入する。
背面の追加ブースタを加えた機動力で、AG-1が駆ける。
左腕部から伸びた青い光が一体のアーマイゼを両断する。
「何だこいつら?全然抵抗する気配が無いぞ?」
仲間の一体が破壊されたというのに、
周りのアーマイゼは足をふらつかせるだけで、抵抗する様子は無い。
「好都合だ。ラッシュ、全部ぶった斬ってやれ」
「省エネって事か?まあいいや、任せとけ!」
無抵抗の無人機に弾薬を使う必要は無い。
AG-1のブレードのみでアーマイゼを駆逐する。
「…八つ目。これで終わりか?あっけねえ」
一分足らずで全ての目標を排除完了。
- 511 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:43:39.52 ID:NYxymAH+0
- やや拍子抜けだが、作戦終了。
「これでアリーナの出場権獲得!だな」
浮かれるラッシュ。しかし次の瞬間、全機のコクピットに警告音が響く。
「――上ッ!?それも、大気圏外から!?どういう事だ?」
遥か上空から、大量の突入カプセルが降ってくる。
最も地上に近いカプセルが割れる。
そして、上空から光の矢が降り注ぐ。
「――ッ!A、AC!?」
『敵ACを確認。コンコード所属、アントリオンです。
敵はレーザーライフルを装備、被弾時の熱暴走に注意して下さい』
AG-3のコクピットに解析結果を伝える電子音が鳴り響く。
凄まじい連射速度と爆風で、辺りに砂塵が広がる。
「っきしょう!いきなりかよ!」
AG-3のレーダーを注視するトーマス。
敵機らしい反応がAG-2へと接近して行く。
「コルト!正面だ!」
「真正面かよッ!いい度胸だ!」
機体を後退させつつ、肩のリニア砲の照準を合わせる。
「もらったッ!」
一発、二発と着弾するも、敵ACの勢いは止まらない。
三発目を発射した瞬間、視界から敵機が消える。
- 512 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:44:03.81 ID:NYxymAH+0
- 「アーマイゼは全滅…一足遅かったか。
まあ、今更ディソーダーなど必要無い。
俺は『こいつ等』を『蒔く』事が仕事だ」
「あの機体が頭の様だな。あいつを叩けば…終わる」
AG-3へと的を絞り、オーバードブーストを機動させる。
接近しつつ、水平四連ミサイルを発射。
「くそッ!俺を狙う気か!」
チャフを起動させつつ、回避行動を取る。
AG-3の武装では敵ACの突撃を止める事は、出来ない。
「ガンナー3!今行くぞ!」
腰だめにマシンガンを乱射しつつ、AG-3の援護へと向かう。
しかし、敵ACは止まらない。多少の被弾は無視し、一直線にAG-3へと突撃する。
チャフで撹乱し切れなかったミサイルが被弾する。
「くそッ、何とか距離を離さないと…」
目前に迫る敵AC。オーバードブーストを発動させるAG-3。
敵ACに対して正面からすれ違う様に距離を離す。
「オラオラッ!何だってんだテメエ!」
後方からマシンガンを乱射しつつ、AG-1が迫る。
アントリオンとAG-1、両機の左腕から光が伸び、閃光を放ちながら、交わる。
鍔迫り合いの形となった両機。しかし、AG-1のコクピットがアラートを放つ。
『左腕部、出力限界まで、後…』
「ちっきしょう!パワーは奴の方が上かッ!」
- 513 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:44:27.25 ID:NYxymAH+0
- 体勢を立て直し、AG-1の援護に向かうAG-2。
「ラッシュ、今行く、待ってろよ!」
突如、AG-2の周辺に機影が現れ、レーザーを放つ。
「うわッ、何だ?オービット!?」
凄まじい連射速度でAG-2の装甲を剥ぎ取って行く。
ブーストを全開させ、オービットを引き離そうとするが、
速度に劣るAG-2では振り切れない。
「ちっきしょう、これじゃジリ貧だ。
何とか敵ACの動きを止めないと…ッ」
オービットから逃れる事を諦め、リニア砲の照準を合わせつつ、ハンドミサイルを撃つ。
「よーし!くらえぇッ!」
リニア砲とミサイルを連射する。
衝撃で機体のバランスが崩れる。怯んだ隙にAG-1のブレードが閃く。
「チイッ!」
アントリオンがOBで離脱するのと同時に、
AG-3に依頼主から撤退命令が出される。
「…皆、撤退だ。俺達の役目は終わり…だそうだ」
- 514 :六羽目[sage] :2006/01/17(火) 00:44:49.64 ID:NYxymAH+0
- ザーム砂漠の合流地点へと向かう道中。
「…で、依頼としてはどうなるんだ?」
やや疲れた表情でコルトが訊ねる。
「ディソーダーの排除事態は完了している。報酬は全て払う…とさ」
「…納得いかねぇが、お偉いさんの指示じゃ仕方ねえか」
暫くの静寂の後、コルトが口を開く。
「…空から降ってきた連中、何が目的だったんだろうな」
「一応、あのAC以外のカプセルから出て来た奴、映像だけは撮っておいたんだが…」
トーマスの言葉が一旦止まる。
「だが?どうしたんだよ」
「ああ、小さくてよーわからんのよ。ガレージで解析してみないと。
ただ、あのACが火星仕様であることは間違い無さそうだ。
所属も、コンコード社になっている」
『火星』ディソーダーの発生元でもある人類のもう一つの大地。
『火星』で生まれた排除対象と、それを回収しに来たと思われる
『火星』のレイヴン。そして、依頼主はジオ・マトリクス
『火星』支社。
火星と地球で何が起こっているのか?
そして、火星から降りて来た『なにか』とは?
次回!『俺達レイヴン三銃士』第七羽!内容は未定だけど、ヨロシクゥ!
- 515 :唯一ネ申Fa-Mas ◆x6eOofpZMo[] :2006/01/17(火) 00:45:55.01 ID:NYxymAH+0
- 以上、ありがトーござ-いました。
勢いだけで書くとこんなのになるのか…
保守age
- 516 :唯一ネ申Fa-Mas ◆x6eOofpZMo[] :2006/01/17(火) 00:50:53.76 ID:NYxymAH+0
- Wikiに追加してきます。
- 517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 00:51:02.34 ID:asUU35y60
- 乙彼様、レイヴン
ほんとにねむいや
<⌒/ヽ___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 518 :唯一ネ申Fa-Mas ◆x6eOofpZMo[sage] :2006/01/17(火) 00:57:12.55 ID:NYxymAH+0
-
人いねeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
- 519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:07:35.73 ID:Uj+Q5Fb6O
- 俺がいる
- 520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:10:50.45 ID:oxI0Ojzr0
- wikiに動画追加しますた。
寝るぽ。
- 521 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 01:13:45.42 ID:t3OhfIFQ0
- ストリーミング再生に断念。
エンコードして自分のPCで再生するまではできたけど、
公開の方法わからない。
しかもすごくPC重くなるし。or2
- 522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:20:07.41 ID:pkxU9Zi+0
- このスレもとうとう終わったか・・・
- 523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:27:36.98 ID:3nquW9nyO
- 今北 同時に撤退します
- 524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:48:35.45 ID:oM6jTkoH0
- ほ
- 525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:49:21.20 ID:3nquW9nyO
- ネタと人が少ないのがこのゲームの常とはいえ…
だがこの瞬間は…保守こそが全てだ
- 526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:53:21.12 ID:NIgRSAzQ0
- ACしりとりー ヽ(゚∀゚)
アーマードコア
↓
- 527 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 01:54:31.50 ID:t3OhfIFQ0
- アンタレス
- 528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:56:56.12 ID:oM6jTkoH0
- スティンガー
- 529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 01:59:41.21 ID:N9bA/71e0
- ガルガンチュア
- 530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 02:01:11.46 ID:F6uxu8aI0
- アーカイブ強襲
- 531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 02:03:24.16 ID:pkxU9Zi+0
- ウォルター資材保管区
- 532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 02:08:56.62 ID:N9bA/71e0
- クレッセントIb
- 533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 02:25:54.51 ID:F6uxu8aI0
- (言えない…Ibをなんて読めばいいのかなんて…)
- 534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 02:45:24.35 ID:340WEvY9O
- 保守
- 535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] :2006/01/17(火) 03:03:20.58 ID:WgzMIy310
- アイビーでヨクね?
- 536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:21:05.51 ID:/Q5VKHgl0
- ほ
- 537 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 03:21:28.15 ID:t3OhfIFQ0
- フォボスほしゅ
- 538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:28:29.77 ID:Ir7fmI6O0
- 俺となら満足~みたいなこと言う奴って誰だっけ?
- 539 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 03:31:02.53 ID:t3OhfIFQ0
-
>>538
ウォーンたん
- 540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:31:40.05 ID:n5KKS48C0
- とりあえずIDチェックして筋トレして寝る
- 541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:32:01.84 ID:Ir7fmI6O0
-
>>539
マジか…いつ言うんだろう
まぁいいか。バリオスクサンクス
- 542 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 03:38:24.39 ID:t3OhfIFQ0
-
>>541
たしか、
「この程度の戦力じゃ、お前さんには失礼だったな。
俺となら満足してもらえると思うがね。」
って言ってたような気がする。登場した時に。
- 543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:40:48.59 ID:F6uxu8aI0
- たしかダムの大型ミサイルが飛んでくるほうだな
ヘリ撃墜→出現の方じゃじゃ言わなかった希ガス
- 544 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:48:16.16 ID:340WEvY9O
- 問題。
以下のパーツに共通するものは何?
CR-C90U3
C05-SELENA
B01-BIRDIE
ANOKU
YASHA
あまり難しくないと思われる
- 545 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 03:53:21.32 ID:t3OhfIFQ0
-
>>544
わかった!
、、AC用
- 546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:55:39.93 ID:C4MsgTQNO
- 禁断症状が出てきた
- 547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 03:59:26.61 ID:340WEvY9O
-
>>544にヒント
IWATOも仲間
- 548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:09:41.86 ID:C4MsgTQNO
- 何だろう…
ACとか関係ない?
- 549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:12:29.16 ID:340WEvY9O
- 最大のヒント
WL-MOONLIGHT
全部装備して出撃すればわかるw
- 550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:14:09.40 ID:C4MsgTQNO
- キングスフィールド?
- 551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:30:22.10 ID:340WEvY9O
- YASHAとBIRDIEはやや違ったかな?
問題が悪かったかもしれん。
答えは「青」
- 552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:32:16.96 ID:C4MsgTQNO
-
>>551なるほ
心置きなく寝れる
- 553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:34:56.02 ID:340WEvY9O
-
>>552
お疲れ。
CR-C90U3が解りにくかったかもしれん。
これは迎撃レーザーが青い。
- 554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:44:39.06 ID:1qTfrX4G0
-
>>553
それが解るのはフリークのレベルじゃよー
色だと考えれば思いつくかもしれんが
- 555 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 04:56:49.78 ID:t3OhfIFQ0
- |∧∧
|・ω・) ダレモイナイ...
|⊂ バルタン スルナラ イマノウチ...
|
- 556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 04:59:10.02 ID:F6uxu8aI0
- 「こちらバルダー、まもなく到着します」
- 557 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[バルタン イマノウチ !!] :2006/01/17(火) 04:59:35.70 ID:t3OhfIFQ0
- あらすじ
カナミ、レイヴンとして、すくすくと上達中!
ミッションはレンナからのOKが出てからでないと禁止。
牧場のPCに謎のメールが着信。何か依頼が入っているようだった。
- 558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] :2006/01/17(火) 05:00:03.44 ID:Y8QBMTyA0
- そうはいかんざき
- 559 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:02:16.65 ID:t3OhfIFQ0
- 第十話 罠
「え、依頼を受けた?!」
レンナは驚いた。自分の許しも無いのに、カナミが依頼を受けてしまったからだ。
それは、ある一通のメールが原因だった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
From:レイヤード○○シティガード
To:寺杷
こちらレイヤード○○シティガード。我々の町に、謎の生物兵器が侵入している。
幸い生物兵器の進入に気づくのが早く、住民はシェルターへと進入し、被害者はゼロだ。
だがしかし、生物兵器の攻撃力は高く、奴らの吐く酸はシェルターの装甲さえも溶かそうとしている。
我等も撃退しようと奮闘したが、彼らを無力化する事はかなわず、仲間も数名殉職してしまった。
我々は奴らを許す事はできない。だがしかし、我々ではどうする事もできない。
そこでレイヴンに彼らの駆除を依頼する事にしたのだが、
我々の町からはあなたのガレージが一番近い事もあり、あなたに依頼をする事にした。
緊急の依頼だ。
頼む、我々を、そして我々の町を救ってくれ。
成功報酬:50000C
――――――――――――――――――――――――――――――――――
- 560 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:03:27.27 ID:t3OhfIFQ0
-
カナミはそのメールに目を通すと、いてもたってもいられず、
すぐにレイヴンズアークのレンナへ通信を通すと、出撃してしまった。
「どうして私の許しが無いのに!」
レンナはカナミに激昂を飛ばす。
『ごめんなさい。でも、何もしないなんて出来なかったの。これを見て。』
そこで初めてレンナは、カナミ宛ての依頼メールの内容を見る。
さすがのレンナも、これにばかりは口を出すことができなくなった。
「仕方ないわね、、。だけどこの依頼、レイヴンズアークを通してないわね。」
レイヴンズアークを仲介しない依頼、それはレイヴンズアークへの裏切りを意味する。
だがしかし、○○シティのガードはアークを介する時間もなく、仕方なくカナミに直接依頼を申し出たようだった。
「私も鬼じゃないわ。この事は、アークには黙っておいてあげる。」
アークを裏切るという事は、カナミはアークからの粛清対象になり、
アークの全レイヴンから首を狙われる状況になる。レンナはカナミにそんな立場になってほしくなかった。
カナミのAC、INNOCENTが作戦領域に到達する。
「メインシステム、戦闘モード起動します。」
カナミがこの音声を聞くのは、試験の時に続き、二度目だ。
ついに本当の実戦、カナミはそう思うと、試験の時の恐怖がこみ上げてきたが、
人々を早く救いたいという気持ちが、恐怖に対して一歩踏み出そうという勇気を湧かせていた。
「護衛対象を最優先に行動して。護衛対象はこれよ。」
レンナがINNOCENTにMAPデータを送信する。
INNOCENTの頭部COMがMAPデータを受け取り、オートMAP機能がそれを保存していく。
すると、コクピットのディスプレイに街の地図が映り、DEFFENCE TARGETという印がシェルターに表示される。
カナミはそれを確認すると、すぐさまACを移動させ、シェルターへと向かう。
- 561 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:04:50.28 ID:t3OhfIFQ0
- 「キシャァァ、、、ン」
AMIDA達はカナミのACに抵抗したが、
さすがにACには分が悪かったようだ。みるみるその数を減らしていく。
だがしかしその時、まったくの予定外の事が起きる。
「北に熱源を確認。ACのようね。アークの機体ではないわ。何をしに現れたのかしら、、。」
レンナはすぐさまそのACへと連絡をとる。
「現在、我々レイヴンズアークのレイヴンがこの領域で作戦行動を行っています。
あなたにそれを妨げる意思が無いのなら、直ちにこの領域から離脱してください。」
、、、返事はない。
レンナが続けて警告を呼びかけるが、そのACはついにINNOCENTに向かって発砲してきた。
「どうやら交戦の意思があるようね。無理に相手をする必要はないわ。
残り少ないAMIDAを先に倒して、すぐに帰還しましょう。」
『わかりました。』
カナミは了解すると、ビルの陰に隠れながら器用にAMIDAを駆除していく。
数秒後、特に被害もなく、AMIDAを全て駆除する事に成功した。
「やるわね。すぐにここから離れましょう。」
カナミがそこから離れようとすると、敵ACはシェルターに攻撃をし始めた。
『なにやってるの?!』
カナミは怒りの声をあげた。すると、
「貴様が私と戦わないというのなら、私はこのシェルターを破壊するまで。
貴様に拒否権は無いのよ。」
返事があった。どうやら、女のようだ。
『どうしてそんな事を?』
カナミが女に問いかける。
「貴様の実力を見たいだけ。ま、見るだけでなく、殺すつもりでもあるんだけどね。」
そう言うと、敵ACは再び襲い掛かってくる。
カナミはやむを得ず、応戦した。
- 562 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:06:16.48 ID:t3OhfIFQ0
-
INNOCENTの武器の弾と、敵ACの武器の弾が交差していく。
二機のACは互いにほぼ同じ機動性をほこり、距離を縮めもせず開きもせず、
一定の距離での撃ち合いを展開していく。
「なかなかやるわね。でも、このままだと私の勝ちね。」
女が自信満々の言葉をカナミに投げかける。実際、カナミは今圧倒的に不利であった。
近~中距離において抜群の効果を発揮する武器、アサルトライフルが敵ACには二丁。
INNOCENTが装備していたのはそれに対してエネルギーマシンガンだった。
近距離では他の追随を許さないマシンガンだが、敵に距離を離されると圧倒的に無力になるのが弱点であった。
そして、敵ACの機動性はINNOCENTとほぼ同じかそれ以上、距離を詰める事はできなかった。
女が高笑いをあげながら、INNOCENTに銃弾を浴びせていく。
『どうしたら、、。』
四苦八苦しながら回避していると、カナミはあるものに気がついた。
『あれは、、。』
カナミはすぐさま、退避行動をとる。
「逃がさないわ。」
そんなカナミを女が追いかける。
「逃げても無駄よ。逃げ切れるはずがないし、隠れられる場所もないわ。」
女の言葉どおり、この街にはビルは多かったが、隠れる場所はまったくと言って無かった。
ゲートはいくつかあったが、ゲートを戦闘中に開ける余裕もなく、
ビルの陰は回避には使えても完全に逃げ切るのには効果が無かった。
「いつまでそうしているつもり?!イラつくわね!!」
『今だ!!』
INNOCENTが急に振り返り、あらぬ方向へ弾を飛ばす。
「なにをしてる、、、ッ?!」
女が気づいた時には既に遅く、工事中のビルが、支える柱を破壊され敵ACの上へと崩れて行く。
ビルの残骸は敵ACの脚部を捕まえ、敵ACはうつぶせに倒れる形となり、背中を完全にカナミに捉えられてしまう。
『勝負あり。』
カナミがエネルギーマシンガンの銃口を敵ACのコクピットへ向け、投降を女に呼びかける。
「殺せ!でなければ、私はお前を殺す!!」
女は、カナミが一番されたくない返事をしたのだった。
- 563 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:08:38.46 ID:t3OhfIFQ0
-
沈黙がいつまで続いただろうか。カナミには永遠に感じられただろう。
だがしかし、その動揺を女は見逃さなかった。
「甘いわね!」
女のACは上半身だけを背中に向け、両腕のアサルトライフルをINNOCENTに連続で発砲。
発射された弾はINNOCENTの右ひじの関節部分に直撃し、そこから下が吹き飛んでいく。
「右碗部破損。」
INNOCENTが衝撃を受けた反動で体勢が整わぬうちに、敵ACはブースターでビルの残骸から脱出しながら、
アサルトライフルの弾をコンスタントにINNOCENTに当てていく。
みるみる削られていくINNOCENTの装甲。
APが10%を切り、もはや戦闘不可能に近いダメージを負ってしまう。
「カナミちゃん!」
レンナはカナミに大声で呼びかけるが、どうやら気絶しているようだった。
「これでトドメね。」
女のACがアサルトライフルの銃口を、INNOCENTのコクピットへ向ける。
さきほどの状態から、完全に立場が逆転した。
「さようなら。」
アサルトライフルから銃弾が放たれる。
- 564 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:10:32.89 ID:t3OhfIFQ0
-
その瞬間、どこからともなく何かが飛来、発射された弾を遮る。
それは、AC用のエクステンションシールドのようだった。
レンナがINNOCENTから送られてくる映像を確認すると、そこには重量二脚の漆黒のACが立っていた。
「なんで邪魔するんだよ!!」
女がそのACへ通信を送る。どうやら女の仲間らしかった。
「感染体No.00、No.02の安全を確認したら、No.02と共にすぐに帰還しろ。余計な行動はするなよ。」
彼らへと送られた命令のような通信が、レンナにも聞こえてくる。指揮官だろうか。
「レイヴンズアークのオペレータへ。今回の依頼の件については彼女がやった独断行為である。
我々が行った契約違反行為ではない故、申し訳ないが、水に流して欲しい。」
どうやらカナミの受けた依頼は、ACに乗っていた女が仕掛けた罠だったようだ。
それを水に流せとは、なんとも虫の良い話である。
だがしかしカナミとレンナもアークに対して秘密裏に行ったミッションであった為、彼らを追及する事はできなかった。
「チッ、、悪運の強い奴ね、、。」
女は不機嫌そうにそう言うと、漆黒のACと共に帰還していったのだった。
「助かったみたいね、、良かった、、、。」
レンナは安心し、ホっと胸をなでおろした。
- 565 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:11:52.42 ID:t3OhfIFQ0
- 「気がついた?」
カナミが気がつくと、そこは寺杷牧場の自室のベットだった。
レンナが介抱したらしく、いつの間にかカナミは包帯を巻かれ、パジャマを着ていた。
「なんとか生きながらえたわね。」
『あの、、どうして、、、。』
カナミはレンナに自分が生きながらえた理由と、その後の事を聞いた。
あの依頼はカナミに対しての罠であり、報酬は受け取れなかった事、
そしてそもそもあの場所は、人類がレイヤード時代に地殻変動を理由に閉鎖された区画で、
○○シティなど元から存在していなかった事が後にわかった事。
『そっか、、騙されちゃったんだ。』
カナミはなぜそんな事を自分がされたのかが、まったくわからなかった。
「さて、カナミちゃんも もう大丈夫そうだし、私はそろそろアークの本部に戻るわね。」
レンナはそう言うと、その場を立ち去ろうとしたが、カナミはレンナの服の袖を掴み、それを阻んだ。
『あの、行かないで、、。』
カナミはレンナの腕にしがみつく。
「どうしたの?」
『一人になると、怖いから、、。』
今回の戦闘は、カナミにとっての本当の初めての実戦だった。
それも、本気で自分を殺そうとしてくる相手と戦い、死ぬところだった。
カナミは戦闘が終わった今、その時の恐怖が蘇ってきたのだった。
レンナは、すっかり弱弱しくなったカナミを、そっと抱き寄せた。
「やっぱりまだまだ子供ね。」
レンナが思わずそう言うと、カナミはレンナの胸に顔をうずめ、恥ずかしそうにそれを否定した。
- 566 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:13:09.69 ID:t3OhfIFQ0
-
夜は更けていた。今日は帰れないかな、とレンナは思った。
カナミを脇にかかえ、レンナが言う。
「何か、お話してあげようか。かなみちゃん。」
カナミは今まで知りたかったレンナの事を、聞こうと思った。
『レンナさんの昔の話が聞きたいな。』
「昔って、レイヴンの頃とかの?」
『うん。いろいろ。』
レンナは少し困った顔をしたが、再び優しい顔になり、語り始めた。
「私はね、キサラギの幹部の娘だったんだ。」
『キサラギって、あのキサラギ?』
「そう。
だけど私は、キサラギのやり方、父のやり方が気に入らなかった。
だから、家出をしてしまったんだけれど、その時レイヴンに拾われてね。
私と彼は、恋仲になった。だけど彼は殉職してしまったの。
後から知った事だけど、運命って皮肉ね。彼は、キサラギの専属レイヴンだったんだって。」
そう語るレンナの瞳は、悲しみに満ちた色をしていた。
多くは語らなかったが、壮絶な人生であった事、どれだけそのレイヴンを愛していたかを、瞳が語っていた。
「彼だけ死んで、ACだけが残ったわ。それからは、かなみちゃんと似てる。
私は、彼の生きた証をこの世から消したくなくて、彼の名と彼のACでレイヴンを続けた。
MTに乗ったことも無かった私だけど、なんとか生き残ってこれたわ。
ただ、生き残っていく事はできても、借金が増えていき、ついに、、。」
『ついに?』
そこでレンナの語るペースがいったん止まったが、再び語り始めた。
「ついに、この身をとある研究機関に売り渡さなければならない状況になったの。
そこで私は、強化人間手術というものの実験を受ける事になったわ。
だけど、私は手術を受けずに済んだ。
なぜならその研究機関はキサラギの傘下で、父の管轄だったから。
私は大嫌いな父に命を助けられ、借金はキサラギが払ってくれたわ。
その代わり、私はキサラギ専属のレイヴンへなる事になった。主にしたのは、とある研究所の警備。
でも、私はその研究所でしていた研究や実験の内容を知らなかった。」
- 567 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:14:28.01 ID:t3OhfIFQ0
「専属になってから、三ヵ月後くらいかな。
その研究所でしている事を知る機会があった。
していた実験の内容は、生物兵器や細菌兵器の研究。
その時AMIDAのプロトタイプと、ある細菌兵器の書類を見ることが出来た。
私はそれを見て恐ろしくなって、研究所を破壊したわ。人道的に許されないから。」
「だけど、私は、その研究所を破壊した時、取り返しのつかないヘマをしてしまった。
後悔しても後悔しきれない。数多くの人が犠牲になってしまったわ。
私はその責任の重圧から、普通の生活が出来なくなり、レイヴンを続けられなくなった。死のうかとさえ思った事もある。」
- 568 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[居たけど引き続きバルタンするお!] :2006/01/17(火) 05:15:29.81 ID:t3OhfIFQ0
「けれど、そんな時だった。レイヴンとしての経験を活かして、オペレータをやってみないかと、アークに誘われたのは。
そして私はオペレータになり、今の私がいる。」
レンナは長い話を終え、深いため息をついた。
「ごめんね、退屈な話だったでしょう?」
レンナがカナミのほうを向き話しかけると、カナミは眠ってしまっていた。
「あら。いくら退屈だからって、そこまで、、。」
『んん、、。』
カナミが反応する。
レンナはカナミが起きてるのかと一瞬思ったが、どうやら寝言のようだった。
『レンナさん、、お姉さんみたい。』
無垢な寝顔でカナミは、幸せそうに言う。
「私だって、、妹が出来たみたいなんだから。」
レンナはそんな、カナミを抱きしめ、言う。
『お父さん、、私は大丈夫だよ。』
どんな夢を見ているのだろう、笑顔だが、カナミの頬から涙が一筋流れる。
レンナはその涙を指でそっと拭き、カナミを布団の中に入れ、部屋を出る。
カナミはその日の任務が、これから自分が巻き込まれていく運命の序章だとは、まったく気づいていなかった。
そして、レンナが一つの決意を、その時固めていた事にも、、。
続く
- 569 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 05:16:41.01 ID:t3OhfIFQ0
-
長いバルタンですまなかったのう、、。フォフォフォ...フォフォフォフォ.......
- 570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2006/01/17(火) 05:17:00.53 ID:340WEvY9O
-
>>568
お疲レイヴン。
面白かったよ
- 571 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 05:26:13.27 ID:t3OhfIFQ0
- もしや再びバルタンチャンスが
- 572 :アルス ◆yjl9e7P/sY[スタードラゴンMk-Ⅲ] :2006/01/17(火) 05:35:03.45 ID:t3OhfIFQ0
- バルタンするとします。
- 573 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[] :2006/01/17(火) 05:37:21.92 ID:t3OhfIFQ0
- 第十一話 レンナ=フォーチュン
レンナはカナミを妹のように思っていた。
初めて会った時、レンナはカナミを、なんて世間知らずの子だろうと思った。
レンナはレイヴンになった日から、その日まで、力の無き者は全て見捨ててきた。
それが、この世界での自分のできる在り方だと思っていたからだ。
それは非常な心からではなく、全てに絶望し、他人に構う余裕すら無かったレンナの心がそうさせていた。
だがしかし、カナミに会った日、レンナにはどうしてもカナミを見捨てる事ができなかった。
レンナはいつまでもその理由がわからなかったが、カナミと付き合い始めてから流れた時は、悪くないと思っていた。
「ターゲットの消滅を確認しました。テストモードを終了します。」
空色に統一されたカラーリングのACのCOMが、自分の主人に対して告げる。
「腕は衰えてないわね。」
その声の主は、オペレーターになってからしばらくACに乗っていなかったが、操縦の方法は体が覚えていたようだった。
「さぁ、よろしく頼むわよ。今度こそ、私は運命に決着をつけるんだから、、。」
声の主は自機にそう言うと、アークのAC用ガレージから出撃していった。
『ん、んん、、、。』
少女が目を覚ます。自分の部屋、もう見飽きたようにも思えるこの空間。
だがしかし前日、生と死の狭間にいた少女には、妙に目覚めの朝の光が、まぶしく感じられた。
『レンナさん、、、?』
少女はふと胸に寂しさを覚え、呼びかけるが、返事は無い。
少女が探しに行くと、リビングの机の上に、一枚の書置きがあった。
- 574 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[] :2006/01/17(火) 05:39:11.20 ID:t3OhfIFQ0
-
―――――――――――――――――――――――――――――――
かなみちゃんへ。
あなたがこれを見ている時は、私は再びレイヴンになっているでしょう。
と、言っても今日が、本当に最後の仕事。
昨日の任務で出現した部隊は、昨日私が話した施設の生き残りのようです。
再び彼らが私の前に現れた時、私は私の運命に、決着をつけなくちゃならないと思った。
だからちょっと、お出かけしてきます。
そうそう、牛泥棒についてですが、私が独自に調べた情報によると牛泥棒はどうやら、
これから決着をつけにいく施設の所属部隊だったようです。
ついでにやっつけてきます。
おそらく私は帰らないでしょう。
今日まであなたと一緒にいて、楽しかったです。
久しぶりに、人としての普通の幸せに気づけた気がします。
ありがとう。
少しばかりのお礼に、私のレイヴンとしての残った全財産を、かなみちゃんに寄付しておきました。
牛泥棒もいなくなるし、金銭面でも寺杷牧場は安泰になると思います。
かなみちゃんは、もうレイヴンなんて辞めて、普通の幸せを掴んでください。私からのお願いです。
かなみちゃんは、私にとって妹みたいな存在でした。
寝言とはいえ、お姉さんみたいって言われて、すごく嬉しかったよ。
さようなら。
―――――――――――――――――――――――――――――――
- 575 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[] :2006/01/17(火) 05:40:59.36 ID:t3OhfIFQ0
-
カナミの顔が、その書置きを見て、みるみる青ざめていく。
カナミはすぐにレンナを追いかけようと、支度をしに急いで部屋へ戻ろうとする。
『痛ッ、、?!』
全身に激痛が走る。先日の影響だ。たまらずその場に、うつぶせに転んでしまう。
カナミの目から涙が出てくる。
『なんで、、なんでいつも、こういう時に無力なの、、、?』
父が死んだ時、そしてレンナが危険であろう今、カナミはあまりにも無力だった。
それでも、カナミはなんとかしたかった。そして、我が身にムチを打つ気持ちで立ち上がった。
支度をなんとか整えたカナミは、ふらふらとACのガレージへ行く。
『よかった、、修理終わってる。』
カナミはAC・INNOCENTに乗り込んだが、ここにきて重大な事を思い出した。
『あ、、レンナさんの行った場所がわかんない、、。』
万事休す、と思ったが、カナミは閃いた。
『キサラギの研究機関を調べればいいんだ、、。
ここの近くで、前の依頼のACが来た方角にある施設を、、。』
カナミはACのCOMをネットワークに繋げ、アークがレイヴンに無償で提供しているデータバンクにアクセスする。
カナミは自分の住む場所付近の、キサラギの研究所の検索を開始し、その間に自分の貯金額を確認した。
すると、カナミの目に、とんでもないものが目に入る。カナミは思わず、目を疑った。
『ひゃ、1250000C、、、?』
とんでもない金額だった。レンナが寄付した金額だとすぐに察したが、
長年レイヴンをしないと貯められないような大金だった。
『そっか、、レンナさんの恋人が残した遺産も、この中に、、。』
そう思うと納得できる金額だった。
『もらえないよ、レンナさん、、。』
- 576 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[] :2006/01/17(火) 05:42:12.36 ID:t3OhfIFQ0
検索が終了し、キサラギの研究所のデータがディスプレイに表示される。
表向きは環境改善のための実験施設らしく、かなりの大規模のもので、キサラギの重要施設の一つだと思われた。
その分、データに表示されている警備網も厳重で、
詳細な数は不明だったが、かなりのMTと、少数のACに守られている様子だった。
『こんなの死んじゃうよ、、!レンナさん、、、。無茶だよ!!』
すぐに助けに行こうと思ったが、レイヴンとして赤子も同然のカナミが助けに行っても、
足手まといにしかならない事が予想できた。
『どうしたら、、。』
苦悩し、アークの端末をいろいろいじって模索し始める。
すると、ディスプレイにレイヴンに向けられた数々の依頼が表示された。
『そうだ、依頼だ、、!私もこのお金で、凄腕のレイヴンを雇えばいいんだ!!』
カナミはすぐに行動を移した。
アークに緊急の依頼を送り、返事を待つ。
カナミは焦った。こうしている間にも、レンナは討ち死にしようとしているからだ。
一分一秒でも惜しい。そう感じられた。
「ピコン!」
突如、メールが届く。
『誰からだろう。』
- 577 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[] :2006/01/17(火) 05:42:54.31 ID:t3OhfIFQ0
―――――――――――――――――――――――――――――――
From:リム・ファイヤー
to:寺杷
アークが珍しい依頼にレイヴンを募集していたが、
レイヴンがレイヴンへ、レイヴンの救援の依頼か。
笑わせる。
こんな罠としか見えない依頼、誰が受けるというんだ。
リスクから考えて、おそらく誰も受けないだろう。
受ける奴がいれば、よっぽどのお人よしだ。
だがしかし、興味が湧いた。
俺が受けてやる。
もしも罠ならば、そんな姑息なレイヴンは、
貴様とグルになったレイヴンを含め息の根は俺の手で止めてやる。
覚悟しておくんだな。
―――――――――――――――――――――――――――――――
- 578 :寺杷さんと愉快な牧場の牛達[] :2006/01/17(火) 05:45:03.50 ID:t3OhfIFQ0
『こ、怖い、、。』
レイヴンに脅されたことが今までなかったカナミにとって、そのメールはあまりにもショッキングだった。
しかもリム・ファイヤーはランカーレイヴンだった。
今にもカナミは逃げ出したい気分だったが、耐える。
複数のレイヴ
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