太陽光発電 > 太陽光発電普及へ 兵庫県、最大60万円の補助制度

兵庫県はこのほど、中小企業やマンションの管理組合などが太陽光発電システムとその他の省エネ・断熱設備を組み合わせて導入する場合、最大60万円を補助する制度を設けた。
国から11億円の配分を受けて創設した「地域グリーンニューディール基金」を使い、一般住宅と一定規模以上の事業者のみを対象とする国の補助制度のすき間を埋める。

県の補助制度は、県内に工場などを持ち、事業を営む中小企業▽NPO法人、マンション管理組合など営利目的でない民間団体-のいずれかを対象とする。

最大出力1キロワット以上10キロワット未満の太陽光システム設置に、1キロワット当たり3万5000円(上限35万円)を補助する。
省エネ・断熱設備は、LED照明や潜熱回収型給湯器、太陽熱温水器などが対象で、設置費の3分の1(上限25万円)を補助する。

国は一般住宅の太陽光システム設置に最大出力1キロワット当たり7万円を補助、出力10キロワット以上のシステムを設置する事業者には費用の3分の1または1キロワット当たり25万円までを補助するが、10キロワット未満のシステムを設置する事業者やマンションは補助の対象外だった。

兵庫のほか、岩手、静岡、鳥取の3県と姫路市など18市区町村が、こうした補助の「すき間」を埋める制度を導入している。県の制度の受け付けは2月26日までだが、応募多数の場合、締め切りを前倒しすることもある。
最終更新:2010年01月19日 12:50
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