ダンスホール・レゲエ(dancehall reggae)
  • 別称:ダンスホール(dancehall)
  • 1979年頃に登場し、1980年代から現在までもてはやされているジャマイカ音楽のジャンル。

登場の経緯

  • 1970年代後半、社会の行き詰まりや政治的弾圧などから、ラスタファリズムや社会批判を含んだルーツ・レゲエは衰退し、ダンスホール・レゲエへと移行した。
  • CASIO社製のキーボードに付いていた「Sleng Teng」という種類のリズムを用いてKing Tubby?が制作した打ち込み楽曲が、ダンスホール・レゲエの元と言われている。

発展


音楽的特徴

  • リズムはルーツ・レゲエよりもはるかに速く、ドラムマシンが用いられる。バンドによる演奏は無い。
  • 楽曲のほとんどはサウンドシステムの現場で流されることを意識して制作されている。そのため、アナログ?盤のシングル盤でリリースされることが多い。ただし人気の高い曲については、後にコンピレーションの形でCDやLP盤でリリースされることもある。
  • 歌詞の内容は、日常的なものが中心。初期の歌詞には、スラックネスがよく見られ、ジャマイカの若者の間で非常にポピュラーになった。

アーティスト


プロデューサー



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最終更新:2007年06月15日 19:38