【名前】城崎 仁(しろさき じん)
【性別】男
【年齢】62
【性格】
 気さくであり、独特の訛りを持つ。
 表面上は人当たりのいい気さくな人物だが、その実自分以外の全てを信用しておらず、他者は全て駒だと認識している。
 人心を掌握する術に長けており、気が付けば蛇のように心へと這い寄っている。

【容姿】
 老体でありながらそれを感じさせないほど鍛えられた肉体をしており、身長は180を越える。
 左目を眼帯で覆っていて、雪景色に溶ける白いスーツと、同じ色の中折帽を被っている。髪は黒髪のオールバック。
 スーツで隠れているが、背中には天狗の刺青が彫られている。

【神禍】
『風読み(かぜよみ)』
 思想:この世の風向きは、己の意のままに。

 場の流れを読む、ただそれだけの能力。
 つまり、自身の都合のいい方向へことを運ぶことが出来る。いわば最適解を導き出せる異能。
 あくまで脅威的な直感のようなものであり、未来予知が出来るわけではない。
 しかし城崎自身のスペックが合わされば、それはもはや因果律操作にも匹敵する。

 そして城崎は、特筆すべき膂力を持ち合わせているわけではないが、我流の暗殺術を会得している。
 詳細は不明だが、この技が同じ対象に二度振るわれることは無いという。
 その理由は、彼が『風読み』によって一度振るう事を決断した時点で、その対象の死は確定しているから。

【詳細設定】
 日本最大規模の極道組織、『久藤会』五代目会長。
 元は直系団体の『城崎組』の組長で、同じ直系の『秋山組』組長、秋山重蔵と跡目争いをしていた。
 面子を重んじる正統派な極道である秋山組と違い、城崎組は名を売る為であれば手段を問わない武闘派として知られており、看板を背負うにあたってやや劣勢であった。
 それを疎ましく思った城崎は、無関係なカタギの人間を捕まえて得意の人心掌握術により、己へ忠誠を誓う『駒』を作り出した。
 そうして作り出した『駒』を秋山組へと送り込み、スパイとして秋山組内部の情報を取得。
 匿名で警察へと売り込み、組長逮捕のきっかけを作り上げた。

 その後、最大の敵対勢力がいなくなったことで城崎は順当に五代目会長へと成り上がる。
 しかしそのわずか一年後、全球凍結によって『久藤会』が壊滅。
 これにより組員の殆どは行き場を無くすが、事前に地球全土の混乱を予期していた城崎は、即座に周囲の信頼を得る道を選ぶ。

 城崎は当初、神禍を自覚していなかった。
 それも当然。彼は天性の勘の良さと先見の明を持ち合わせていたがゆえに、神禍の異能性に気づけなかったのだ。
 神禍を自覚した後は、それを使いこなしより自身の都合のいい世界を築き上げることに尽力する。

 人類史において最も生存、繁栄が絶望的とされた荒涼の大地。
 誰もが今を生きる事で必死で、一日後の自分など想像すら出来ない世界。
 この男は、全球凍結以前と大差ない不自由のない暮らしを続けている。
 それは彼が築き上げた周囲からの崇拝じみた信頼と、答えを導く神禍あってのものである。

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最終更新:2025年06月12日 11:22