【名前】保谷 州都(ほうや しゅうと)
【性別】男性
【年齢】19歳
【性格】短慮で直情的。だが根は素直で、情に厚い。自信に見せかけた空元気で自己を武装している。強者に媚びず、弱者を踏みにじらない一線を自分の中に持っているが、それを声高には語らない。信頼と力に飢えているが、それを表現する手段を知らない。
【容姿】褪せた赤のスカジャンを羽織り、ボロボロのブーツを履いた青年。頬には凍傷の跡が残り、左目は過去の喧嘩で白濁している。短く刈り込んだ黒髪と、やや猫背の姿勢が少年と男の中間の不安定さを印象づける。口調はぶっきらぼうだが、顔立ちはどこか優しい。

【神禍】
『模倣(ミラーコード)』
思想:お前みたいに強くなれたら、俺は彼らを守れたのに。

目を合わせて20秒が経過すると、対象の神禍を模倣・使用可能になる。
ただし持続時間は1回につき最大2分程度。コピーした神禍はあくまで“借り物”であり、精度や出力は本人には及ばない。

【詳細設定】
保谷州都は、全球凍結が始まったその日、偶然にもアメリカのホームステイ先にいた。
ホストファミリーとは英語もろくに通じなかったが、温かい毛布と飯をくれた彼らは、最初に彼が「守れなかった」人たちだった。
目の前で凍え、泣きながら崩れていく家族を、何もできずに見ていた少年は、5年間で“銃を取る意味”を覚えた。

雪と欲望に塗れたラスベガスで、”ハード・ボイルダー”を名乗る男が率いる組織が勢力を拡大していた。
混乱に紛れ、暴力で秩序を維持し、殺しで信頼を稼ぐその組織に、州都は拾われた。
初めは駒、次に盾、やがて“危険な神禍を相殺するピース”として重宝され、組織の幹部付きの用心棒になった。

だが、本人は自分を「何かになれた」とは思っていない。
他人の力を借りて立つ自分は、あくまで“誰かの影”。
“お前みたいに強くなれたら”という想いで模倣を繰り返すが、なろうとするほど、「でもお前は俺じゃない」と言い聞かせるジレンマを抱えている。
保谷州都は、いまだに本当の意味で自分の生き方を見つけていない。

ラスベガスに拠点を持つ無法組織で、州都は“見せ札”として雇われている。
自分が模倣能力者であることは隠されておらず、むしろ相手の神禍を封じる抑止力として使われている。
寝床は掘っ立て小屋、食事は配給と略奪。
誰かに命じられて動く毎日でも、それは裏を返せば“必要とされている”ことの証明でもある。
まともな人間関係はないが、拳で交わす信頼のようなものは、少しだけ感じている。

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最終更新:2025年06月07日 23:17