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【名前】イエティ(本名不明)
【性別】男
【年齢】15
【性格】寡黙で無表情。言葉より拳を信じており、敵には容赦がない一方、弱者や仲間に対しては不器用な優しさを見せる。物事を善悪で判断せず、状況と力のバランスで判断するタイプ。人間としての情動を内に閉じ込め、化け物であろうとする自覚がある。
【容姿】全身に原始的な防寒具と獣皮をまとい、常にフードを深く被っている。痩せているが、脱げば筋肉質な肉体が現れる。表情に乏しく、話す際も短くぶっきらぼう。普段は15歳には見えないほど年齢不詳の雰囲気を醸している。

【神禍】
『白き咆哮の護り手(イエティ・プロテクト)』
思想:恐れられても、生きねばならない。

発動と同時に全身が白い毛に覆われ、身長は3メートルを超す巨体へと変貌。筋出力、耐久性、瞬発力が飛躍的に上昇し、雪原においてはさらに強化される。叫び声は周囲の聴覚と感覚を一時的に麻痺させ、敵意を向けた者に対してのみ、自動的な迎撃行動を行う防衛型の異形化能力。

【詳細設定】
イエティは本名すら知られぬ存在として、終末の雪に埋もれた世界に現れた。彼が生き延びた地域は旧東欧の寒冷地帯。全球凍結後、文明は崩壊し、生存者たちは小規模な群れで争い、奪い合い、そして死んでいった。10歳の彼は、凍えた家族を看取った最後の生き残りだった。

彼の神禍は、世界が凍結して半年が経つ頃、強盗に襲われていた年下の子どもをかばった際に発現した。それは怒りでも憎しみでもなく、ただ「死なせてはならない」という本能に近い衝動だった。変貌した彼は襲撃者を惨殺し、その姿を見た周囲から「イエティ」と恐れられるようになる。
流浪の末、ピクシーズの武装キャラバンに捕らえられるが、彼らはイエティを殺さず、「使える」と判断。以降、彼は用心棒として護衛、拷問、戦闘要員として商団に仕えることとなる。最初は野獣として扱われたが、徐々に任務をこなす中で信頼と評価を得ていく。

外の世界では“雪山の怪物”として語られるが、内部では「義に報いる化け物」として部下から密かに尊敬されてもいる。本人は他者との繋がりを極力拒むが、時折見せる不器用な気遣いや行動が、彼の中の“人間”を証明している。

全球凍結後の初期、凍死しかけた妹を背負い、彼は三日三晩吹雪の中をさまよい続けた。最後には妹も自分も命を落としかけるが、彼の中には「誰にも頼れなくても、自分だけは自分を裏切るな」という信念が芽生え、それが神禍の核となった。

イエティはピクシーズの用心棒として、武装キャラバンの護衛や敵勢力との戦闘に従事している。金には無関心だが、食糧と居場所を得るための対価として働いている形。必要とあらば人を殺すが、自分に助けを求めた者を見捨てたことは一度もない。夜には雪の上で一人、空を見上げて座っていることが多い。

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最終更新:2025年06月07日 23:22