【名前】猿田 玄九郎(さるた げんくろう)
【性別】男
【年齢】71
【性格】酒と煙草を愛する豪快な老人だが、それら趣向品の嗜み方は優雅で気品に満ちている。天狗への憧憬と修行への執着が強く、求道者としての誇りを持つが、若いころから世俗と距離を取っていたため自己中心的な言動が目立つ。
【容姿】白髪白髭の痩身な老人。黄色い袈裟を纏い、背中に大きな羽団扇を背負う。年齢に似合わぬ鍛え抜かれた肉体と鋭い眼光を持つ。
【神禍】『風神の軽業(パヴァナ・チャラナ)』
思想:重い肉体を脱し、風に乗りて歩きたい
触れた物体の重量を操作する能力。
特に重量を減らすことを得意としており、物体の重量を完全に無にすることが出来る。
一方重量を増やすことはさほど得意ではないが、それでも元の重量より数倍程度まで重くすることができる。
自身の体重を軽くして羽団扇で風を起こし、空中を自在に飛び回ることが可能。
敵対者に対しては体重を無にして吹き飛ばし、高所で能力を解除して墜落死させる戦法を得意とする。
ただし生物に対する重量操作は「相手の背中に右の手のひらで触れる」ことが発動条件となるため、彼は巧妙な立ち回りで相手の懐に潜り込む技術を磨いている。
【詳細設定】
幼少期に牛若丸と天狗の伝説が残る鞍馬山にて「黄色い袈裟を纏った人物」が空を飛ぶ瞬間を目撃。
それ以来半世紀以上にわたって山籠もりをしながら独自の修行を続けてきた武道家。
肉体的な研鑽の成果は感じつつも、あの日見た「天狗」に近づけないまま、老いによって肉体が重くなってゆくことに歯噛みする毎日を送っていた。
そして世界が凍りついた後、猿田はついに天狗の力の片鱗を得たと歓喜し、より一層の修行に励んでいる。
酒と煙草を愛するが、その嗜み方は茶道のような優雅さを持ち、一服一杯に深い精神性を込める。
タツミヤとは文明崩壊後、複数の生存者グループを巻き込む大規模な物資の奪い合いの中で出会った。
互いに単独で生き延びてきた両者は周囲の敵を蹴散らしながら戦い続け、ついに二人を残して物資を狙う者がいなくなったため、一時的に矛を収めた。
しかしそれ以来、二人は何かと顔を合わせては小競り合いを続けている。
氷河を這う若き蛸と、吹雪を飛ぶ老いた天狗、世代も生き様も合わない両者は致命的に相性が悪い。
最終更新:2025年06月07日 23:26