BR Class 31

基本情報
運用者 EWS
FM レール
メインラインレール
ネメシスレール
ネットワークレール
製造所 ブラッシュトラクション
製造番号
形式 Class 31
車両番号 D5500~D5699,D5800~D5862
後年:31001~31970
製造年 1957年~1962年
製造数 263両
愛称 Gyole(ゴイル:ガーゴイルの短縮形)
Pedalos
(ペダルス:水上自転車,縮めてPeds)

初期のヘッドコードがないもの
Toffee Apples
(トーフィーアップルズ:リンゴ飴)
性能諸元
軸配置 A1A-A1A
軌間 1,435 mm
全長 56ft 9in(17.30m)
全幅 8ft 9in(2.67 m)
全高 12ft 7in(3.84 m)
機関車重量 108.4t br()115t
車輪径 動輪:3ft 7in(1,092mm)
従輪:3ft 3 1⁄2in(1,003mm)
軸重クラス RA5(31/0,31/1,31/6)
RA6(31/4,31/5)
燃料搭載量 650ガロン(3000L)
動力伝達方式 電気式
機関 マーリーズJVS12T(クラス30)
イングリッシュエレクトリック12SVT
機関出力 JVS12T
1,250hp(930 kW)
1,365hp(1,018 kW)

12SVT
1,470hp(1,100 kW)
1,170hp(870kW)(レール上)
主電動機 直流電動機4機
制動装置 真空ブレーキ/デュアル
保安装置 AWS
最高速度 90mph(145km/h)
D5500~5534:80mph(129km/h)
最大引張力 35,900lbf(159,691N)
暖房装置 蒸気暖房
ETH(31/4)
BR Class 31(イギリス国鉄 クラス31)は1957年から1962年にかけてブラッシュトラクション社で製造された電気式ディーゼル機関車である。ブラッシュタイプ2としても知られている。

概要

初号機は1957年9月最終週に完成し、10月31日引き渡され、1957年11月より運用を開始した。その後登場したクラス20と共に蒸気機関車牽引を置き換えるための先行導入機関車の一つであった。

エンジン

当初はマーリーズ社JVS12Tエンジン(1250hp(930kW),D5500~D5519は1365hp(1,018kW))とブラッシュ社製の電装機器を搭載してクラス30としていたが、このエンジンは成功といえるものではなかった。そのため、1964年にD5677をイングリッシュエレクトリック社製12SVTエンジン(クラス37と同等)を1,470hp(1,100kW)へとデチューンしたエンジンへと換装を行った。この結果は良好であったので1965年から1969年にかけて全車イングリッシュエレクトリック社製のエンジンへ換装、同時に形式もクラス31へと改められた。エンジンの出力に対し、電気機器の容量はすでに最大であったためエンジンは全車デチューンのまま使用された。
この機関車はイースタンリージョンでの活躍を意図されていたが、ウエスタンリージョンやロンドンミッドランドリージョンでも徐々に一般的に活躍するようになった。

サブクラス

クラス31は以下の通りいくつかのサブクラスが存在する。
  • 31/0 先行量産車。電磁制御装置を備え、MU ワーキング記号は赤い丸印であった。特殊な為1970年代に全廃。RAは5。
  • 31/1 標準的な機関車。電空制御。RAは5。
  • 31/4 31/1にETHを追加したもの。RAは6。
  • 31/5 元31/4。保線部門で使用。RAは6。
  • 31/6 31/1にETHの引き通し線を設けたもの。 RAは5。

外部リンク

最終更新:2017年09月17日 16:21