ブリーザー(息する者)
Kidnapperと共に敵二大巨頭を務める殺人鬼……と言いたいところだが、実はバージョン2.0からの参戦。
深層Webの訪問者及びヒッチハイカーの皆様を端から襲いまくる殺人鬼。
スキンヘッドの白人男性で、フード付きのジップアップパーカー・サージカルマスク・黒スウェットパンツ・黒いコンバットブーツ・手術用手袋という出で立ち。
なまじマスクをつけているせいで、茶色い瞳の大きな目が際立って怖い。
服も服で血に染まりエラくボロボロである。
そして手には肉切り包丁という分かり易さ。
コンセプトアートでは更に酷く、マスクにまで血が飛んでいた。
その見開かれた眼と不可解すぎるハイテンションな言動から、アンフェタミンなどの覚醒剤をキメていると思われるが定かでは無い。
予めプレイヤーに電話をかけてくることがあるが、出ると特段何も言わずにゼーハー呼吸しているだけ。
これがBreather(Breath(息)+er(人))と呼ばれる由縁。
なおヒッチハイカーの皆様まで襲っているのは、『Rides With Strangers』ネタである。
攻略
アダムがチュートリアルで述べている通り、玄関が破れなければ帰る。
つまり玄関さえ守れればいいのだが、その
防衛に当たっている間は一切パソコンの操作・部屋のライトのオンオフが出来ないことが厄介。
部屋に戻ろうとしたところで、侵入していた
Kidnapperに拉致られたプレイヤーも多いと思われる。
「電話をかけてくる」と説明されているが、実際はかけてこないこともザラ。
寧ろ聞くべきは、車のドアを閉める音と何かが軋む音である。
ブリーザーは車で乗り付け、その後玄関まで歩いてきてドアノブをガチャガチャやり出すため、前者が到着の印、後者がドアノブを弄っている証左である。
よって、妙な音が聞こえたら玄関に行こう。
パソコンから右クリックで離れ、A、S、Dキーで部屋を見回す。
座っている位置から右斜め後ろの出入り口にカメラを合わせると、移動のトリガーが表示される。
トリガーを押せば自動で玄関までまっしぐらに行ってくれるので、到達後はドアノブにカーソルを合わせて左クリックを押しっぱなしにする。
押している間は「Holding......」と表示されるが、これがドアノブを押さえている状態。
やがてブリーザーがやって来てドアノブを弄り出すが、この間ホールドをやめないこと。
やめた瞬間に踏み入られてゲームオーバーとなる。
暫くガチャガチャやると、ブリーザーが覗き窓越しに家の中を窺ってくる。
この時にこちらも覗き窓を見てしまうと、ブリーザーがこちらを発見し、ドアノブ弄りをやめて蹴り破ってこようとする。
防衛難易度が上がるので、ガチャガチャが終わって足音が遠のくまでは絶対に窓を見ないことが肝要。
但しマイクを接続してプレイしている場合、音を感知されてしまえば同じく蹴り破りに移行する。
無事に防衛に成功すると、ブリーザーは撤退する……と思いきや、近場の茂みに身を隠すだけという引っかけをしてくる時がある。
これをされてしまうと、時間経過で再びドアノブ弄りを始める上、到着の証だった車のドアを閉める音が鳴らない。
そうすると軋む音だけしか手がかりが無くなるだけでなく、この音が鳴っていると侵入まで数秒も無いことが問題。
当然だがブリーザー到達に気づけなかった・防衛をしなかった場合、侵入されてゲームオーバーである。
ちなみにブリーザーがいない状況で玄関に向かっても、そもそもドアノブホールド自体ができない。
いる・いないが簡単に分かるので、参考までに。
台詞
【電話時】
(激しい呼吸音が鳴り響くだけ)
【電話時(低確率)】
I found you.
(アイ・ファウンド・ユー)
→「見つけたぜ……」
【電話時(極低確率)】
I'm coming for you.
(アイム・カミング・フォー・ユー)
→「来たよぉ!」
【電話時(稀に入る台詞)】
Hide and seek say I to myself, and step out of the dream of wake into the dream of sleep.
(ハイド・アンド・スィーク・セィ・アイ・トゥ・マイセルフ、
アンド・ステップアウト・オブ・ザ・ドリーム・オブ・ウェイク・イントゥ・ザ・ドリーム・オブ・スリープ)
→「かくれんぼしよう、目覚めの夢から眠りの夢へ一歩、隠れよう」
I'm getting closer.
(アイム・ゲティング・クローザー)
→「近くにいるよぉ!」
Knock knock. Who's there? I'm here!
(ノック・ノック。フーズ・ゼァ? アイム・ヒァ!)
→「こんこん。だーれだ? 俺だぁ!」
【プレイヤー発見時(ジャンプスケア・初回)】
Night night.
(ナイト・ナイト)
→「おやすみぃ~」
【プレイヤー発見時(ジャンプスケア・二度目以降)】
(高笑いしながら襲ってくる)
【プレイヤー発見時(防衛時・目視された場合)】
I can see you in there!
(アイ・キャン・スィー・ユー・イン・ゼァ!)
→「見つけたぞ!」
【プレイヤー発見時(防衛時・音を聞かれた場合)】
I can hear you in there!
(アイ・キャン・ヒァ・ユー・イン・ゼァ!)
→「聞こえてンぞ!」
余談
Twitch関連の2.1アップデートにおいて、窓の外からジャンプスケアを発動してくる(但しそれでゲームオーバーになることは無い)という無害且つ絶妙にイラッとする行動を取ってくるが、尚も窓から侵入してくることは無い。
そんな徹底的に玄関に拘る彼のモデルと思われるのが、連続殺人鬼
リチャード・チェイス。
『The Vampire of Sacramento(サクラメントの吸血鬼)』と呼ばれたコイツは、玄関のロックが外された=ヤッていいという招待状と判断して殺戮の限りを尽くしており、まさしくブリーザーそっくりである。
最終更新:2020年07月24日 15:16