生い立ち

解離性同一性障害によって分かれたフェイの人格のうちのひとつ。
ミャンとして覚醒した母カレンの精神結合実験によって耐え難い苦痛をうけたフェイ(基礎人格、イドは臆病者と呼んだ)は、その苦痛を肩代わりしてくれる人格として、イドを形成した。
フェイが4歳の時グラーフが襲来し、接触者としての力を暴走させたフェイはカレンを殺してしまう。そのショックから基礎人格は深層意識の殻に閉じこもり、イドに母殺しの記憶を押し付け、表の人格へと押し上げた。
(実際はカレンはフェイを守るために命を落としたのだが、その情報がイドへ開示されることはなかった)

その後グラーフと行動をともにし、暗殺者として鍛え上げられたイドは、エルル粛清時に姿を現し、エルルを壊滅、ソラリス軍も崩壊させた。
15歳の時カーンによってイドの人格は封印され、作中のフェイ(第三の人格)が表出。
しばらくイドが出現することはなかった。

作中

ラハン村でイドの力が表出し、暴走したことがきっかけとなり、フェイが現実逃避するなど意志を弱めたときイドの人格が出現するようになる。
キスレブ国境の砂漠や、キスレブD区画、アクヴィエリア教会発掘現場で姿を現したイドは、ソラリスでほぼ完全に覚醒、その力でソラリスを崩壊させた。
その後イドは、フェイを封じ込め、ゾハルとの接触を試みる。しかし、父カーンと仲間の呼びかけに応えたフェイが、イド、基礎人格と対話し、イドに優しかった母の記憶を公開。母の優しさに触れたイドは、記憶をフェイに譲りわたし、統合された。

戦闘

搭乗ギアは真紅の機体のヴェルトール・イド
凄まじい攻撃力で、バルトとの対戦時は9999ダメージを連発。
ヴェルトール・イドは無人の状態でも強く、イドのもとに駆け付けるを待ち構えていたラムサスを、一撃で倒している。

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最終更新:2017年05月27日 18:54