概要

フェイの父親。
シェバトの武官を務めていた時、ニサン正教の修道女だったカレンと結婚、翌年フェイが生まれた。
ゼファーからの要請もあり家族とともに地上へ引っ越すが、仕事に忙殺され、家庭を顧みない日々が続いた結果、ミァンとなったカレンの変化に気づけず、その結果、フェイは解離性同一性障害となってしまう。
グラーフ襲来時に、家族を守るために戦うが、妻を死なせてしまい、息子はイドとなり、グラーフに連れ去られる。
その後グラーフの行方を探し求め、3年前にグラーフとイドに再戦。イドを封印することに成功するが、肉体をグラーフに乗っ取られてしまう。
以後、グラーフの支配が弱まっているときはワイズマンとしてフェイを守り導くことになる。

作中

ゾハルとの接触を試みたイドを妨害するため、原初の地へ向かい、フェイの前にワイズマンではなく、初めてカーンとしての姿を見せた。
イドと戦いながら、イドの奥に眠るフェイに対して1つになる(人格統合)よう説得を試みる。
その結果、フェイは人格を統合することに成功するが、負傷したカーンはグラーフを抑えきれず、グラーフの姿でフェイに戦いを挑む。
最期は、姿こそグラーフであったが、父親としてゾハルの吸収から命を懸けて息子を守った。
最終更新:2017年05月27日 19:02