ゼノシリーズの鍵となる金色で長方形のプレート状の物体。無補給疑似永久機関といわれ、事象変異機関ゾハルとも。

現在を含むごく近未来の事象を、可能性事象としてとらえ、ゾハルを利用する人、モノにとって最も都合の良い事象を顕在化させる。
簡潔にいえば、利用者の願いを叶えることができる機関である。

太古の昔、ロスト・エルサレムで発見される。明らかに人工物でありながら、46億年前の地層から発掘された。
だが計測の結果、ゾハルは150億年前、つまり宇宙創世の刻から存在していたことが明らかになった。
地球時代は、異常磁気物質(MAM)と呼ばれ様々な実験が行われたが、結局その正体を解明することはできず、研究は放棄され、ゾハルは一旦封印されることになる。

それから5000年後、フェイの時代の約1万年前、考古学研究者らの手により、巡礼船団の貨物船から発見され、研究が再開された。
その過程で事象変異理論が生み出され、これを利用した兵器の開発「プロジェクトゾハル」が開始されるが、研究が行われていた惑星が原因不明の事故により消滅。
その後統御システムであるカドモニを埋め込むことで安定し、デウスの主動力として採用された。

しかし、デウスからの無限のエネルギーの要請という、可能性0の事象を要求されたゾハルは、可能性事象面を水平にまで傾けたことにより、本来交わることのない高次との間にセフィロートの道を生み出し、波動存在を取り込み、その結果デウスを暴走させてしまう。
軍部はデウスとゾハルを解体し、原因究明のためエルドリッジに乗せ別の惑星に輸送を試みるが、デウスがラジエルをハッキングしたことによりエルドリッジは墜落。
ゾハルはカドモニと分離し、ベツレヘムの地に落下した。

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最終更新:2017年06月09日 22:44