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日比谷線はなぜ遅いのか

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xgnakamechie

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日比谷線って駅数が多すぎませんか?
時間かかりすぎますよね

日比谷線の駅数が多い(=駅間距離が短い)ということはないはずです。
直線的でなく、遠回りが多い分、駅数が多いということはあるかもしれませんが。

東京の地下鉄のキロ数、駅数、平均駅間、評定速度(停車時間も含んだ平均速度)は以下の通りです。

路線名 キロ程 駅数 平均駅間 表定速度
銀座線 14.3 19 0.79 27.3
丸ノ内線 24.2 25 1.01 29.2
日比谷線 20.3 21 1.02 28.3
東西線 30.8 22 1.47 37.4
千代田線 21.9 19 1.22 34.4
有楽町線 28.3 24 1.23 34.2
半蔵門線 16.8 14 1.29 33.4
南北線 21.3 19 1.18 32.6
副都心線 11.9 11 1.19 34.7
浅草線 18.3 20 0.96 31.7
三田線 26.5 27 1.02 31.1
新宿線 23.5 21 1.18 34.4
大江戸線 40.7 39 1.07 30.1

■日比谷線は駅の絶対数が多いか
上の表を見る限り、日比谷線の駅数が突出して多いという事実はありません。日比谷線の21駅に対し、同じ時期に開通した浅草線(本線のみ)が20駅。同じく東京南西地区~霞ヶ関・銀座~東京北東地区を結ぶ銀座線が19駅、千代田線が19駅です。殆ど変わらないと言って良いでしょう。

■日比谷線の駅間が短いか
突出して短いわけではありません。古い地下鉄である銀座線よりは長い。同時期に開通した浅草線よりもやや長い。しかし日比谷線以降に開通した地下鉄よりは200m程短いと言えるかと思います。浅草線や丸の内線と比較すると、駅間はともに1キロ前後。よって、この時代は1キロ程度の間隔で駅を設けるのが普通だったと推測され、特に日比谷線が過剰に短い駅間とは言えない。

■日比谷線は遠回りか
同じく東京南西地区~霞ヶ関・銀座~東京北東地区を結ぶ、銀座線、千代田線とくらべると、銀座線は極めて短く14.3キロですが、日比谷線は20キロ、千代田線は22キロと大差はありません。日比谷線が遠回りしているというより、銀座線が極めて最短距離を走っていると見る方が適切でしょう。

■日比谷線の速度は遅いか
みなさん、カーブが多い日比谷線は速度が遅い、と述べられています。データでは銀座・丸の内・日比谷の旧式3線が28km前後なのに対し、他の地下鉄は32~34kmです。この差が顕著な差なのかは分かりませんが、確かに遅いとは言えそうです。

■まとめ
  • 同方向を走る銀座線は、駅間は短く、駅数・速度も日比谷線と変わらないが、最短距離を走っているため、日比谷線より早く感じるのではないでしょうか。つまり、日比谷線は銀座線に比べれば遠回りです。
  • 同方向を走る千代田線は、走行距離・駅数の点では大差ありませんが、駅間が長く、そこを日比谷線より高速で走っているため、早く感じるのではないでしょうか。日比谷線は千代田線に比べると速度が遅いです。
  • 同時期に開通した浅草線は、駅間は短く、直線的で、しかも速度は早いです。よって線路が平行する下町~銀座付近は、浅草線の方が早い可能性があります。

以上のように、データを見る限り、日比谷線だけが突出して劣っているという事実はありませんでした。が、逆にどのデータを取っても下位のイマイチな成績とも言えます。他の地下鉄線は弱点をカバーする優位点があるのに対し、日比谷線は弱点に弱点が積み重なっているため「遅い」「時間がかかりすぎる」「テンポが悪い」という印象につながっているのかも知れません。
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