xg_nakame 知恵袋メモ

日比谷線の運転はなぜスムーズじゃないのか

最終更新:

xgnakamechie

- view
管理者のみ編集可

東京メトロ日比谷線に乗っていつも気付くことですが、自社地下鉄線内に入線をしてから頻繁に小刻みの加速、減速を繰り返しておりスムーズな走行がされていないと感じますが、線路上の問題それとも車両の構造に理由があるのでしょうか?

日比谷線の駅間が短いというのは、必ずしも正しくないと思います。
日比谷線の平均駅間距離1.02kmは、銀座線より長く、丸の内線・浅草線・三田線と大差ありません。それ以降の割りと新しい地下鉄は1.2~1.3kmと200m程度駅間が長いのは確かですが、その分、走行速度も速くなっています。また都心部分での駅間が短いのは日比谷線に限らず、他の地下鉄でも同じです。

運転がスムーズでない理由は、急カーブとアップダウンの影響が大きいかと。
日比谷線は開削工法ですから、基本的に道路の下を通ります。故に90度曲がるような急カーブがあちらこちらにあります。また開削工法故に、地上の道路のアップダウンに影響を受けやすいという点もあります(シールド工法なら、同じ深さを掘り進むこともできる)。

というわけで日比谷線は、カーブで速度制限を受けては減速し、制限解除で精一杯加速、次の速度制限でまたブレーキ、加速したと思ったら上り坂で減速し、再加速、ところが今度は急な下り坂で速度制限に当たってブレーキ…と加速・減速を繰り返す運転になっているわけです。
目安箱バナー