[名前]エルシア

[出典]戦闘城塞マスラヲ

[性別]女性

[年齢]不明(みーことの関係から推測すると二千歳以上?)

[立場]リュータのパートナー・魔界の王女・展望階の君

[一人称]私

[二人称]あなた、呼び捨て



“聖魔杯”参加者であり、同じく参加者の人間であるリュータ・サリンジャーのパートナー。魔王制時代最後の魔王フィエルの娘である魔族だが、説明するのが面倒臭いために通常は魔人で通している。同世界観において、魔族は魔界に住む純粋種で、魔人は太古に人間界に来た魔族と人間が交わって生まれた雑種。通常純粋種の魔族の方が遥かに強大な力や長寿を誇るがそのことを知る者は魔人にも少ない。なお、みーこやマリーチのように、魔族が現れる以前から魔人と呼ばれる者もいるが、彼女達は広義の意味の「魔導力を内蔵した人」という意味の魔人であり、種族としては魔人とも魔族とも別である。
 リュータのパートナーとして大会に参加しているが、基本的に自ら戦うことはない。性格の問題だけでなく、オーバーパワー過ぎて殺しは厳禁の“聖魔杯”で戦うには不向きと言う方が正しい。
 しかし「参加者でないなら殺しても失格にならない」という理由で、大会以外の場ではその力を揮って好き勝手に振る舞っている。例えば会場入りが遅く居住区の確保に難儀していた際、アパート暮らしが嫌だったためにリュータを放っておいて最上級ホテルのロイヤルスイートに居を構えようとしたが、法外な料金、さもなくば強制労働を、と魔殺商会に要求されるもその過剰な戦力で撃退、その力に怯えたオーナーの「代金は結構です」という対応を気に入り、無銭飲食しながらそこで暮らすようになり、この暴君ぶりから「展望階の君」と隔離空間都市で恐れられる。

 しかしネタにも事欠かず、二巻では拉致されたリュータを面倒臭いからと見捨てようとしたことがあったが、偶然子供向けアニメを見て、仲間を助けようと力を尽くすことが自身が興味を払っている人間の“熱”の理解に繋がるのではと考えて、ノリノリで(しかし無感動に)魔法少女トワイライト・エルシアンに仮装して助けに行ったこともあった。基本的には無感動で、グレイタイプの宇宙人なんかもご存じのようだが、ウィル子が電子ウィルスの精霊と知った際はさすがに驚いていた。

『レイセン』でも登場、いろいろと凄いことになった。

[身体的特徴]

 如何にも魔法使いというような恰好をした、冷たい印象の美女。外見から伺える年齢は二十歳前後と思われる。髪については長いとしか描写されていないがイラストでは銀髪として描かれている。

[性格]

 優雅な外見とは裏腹に、その性格は過激。その一方で非常に冷めており、人間の持つ“熱”に強い興味を示す。リュータのパートナーになったのも彼の復讐の業火に中てられたためで、“聖魔杯”自体はお遊びと見なし、参加者の“熱”を観察している。
 アウターの例に漏れず、気紛れかつワガママでもある。

[能力]

 武器として神器“666”、またの名を“獣の書”を所持している。“666”の該当するページを開いてその番号を読み上げることで様々な魔法を発動する。しかし神器とは名ばかりで、その正体は「面倒くさいから」という理由だけで力加減をしないエルシアの魔法を調整する為だけの拘束具である。本気を出す際には本を閉じ、内包する純粋かつ強大な魔導力をそのまま垂れ流し、そのエネルギー量のみで敵を攻撃する。簡単に連射しているが一発一発が原爆級の魔法に相当するらしい。
 また単純な身体能力も暗殺者として鍛錬した魔人の知覚を越えて移動し、彼らを地面に叩きつけてクレーターを形成する程度は容易に行える。
 みーこ以上に本質を見透かす能力には長けている様子である。魔界からの顔馴染みとはいえアーチェスの真意を唯一見抜き、ヒデオの魔眼の噂が嘘であることにも最初から気づいていた。


以下、クロス・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む


+ 開示する

エルシアのクロスロワにおける動向

初登場話 000:オープニング
登場話数 1
スタンス 不明(見せしめ)
死亡話 000:オープニング


キャラとの関係

キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話
川村ヒデオ 友好 川村ヒデオ あなた 元“聖魔杯”参加者 未遭遇
ウィル子 友好 ウィル子 あなた ヒデオのパートナー、新種の精霊
リュータ・サリンジャー 友好 リュータ あなた、リュータ パートナー
北大路美奈子 友好 不明 不明 元“聖魔杯”参加者
みーこ 友好 みーこ みーこ、あなた 母の元配下、古い顔馴染
ヴィゼータ 友好 ヴィゼータ ヴィゼータ 兄の部下
アーチェス・アルエンテ 不明 アーチェス、バーチェス、あなた アーチェス 母の元配下、暗黒祭司
マリーチ 不明 不明 不明 母の元配下、古い顔馴染 000:オープニング



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最終更新:2013年02月26日 20:52