『魔の沼』


謎の怪物の襲撃に怯えるランス村の住人達。やり場のない怒りと不安を余所者である
ヴィンセントやナイトガンダムらにぶつける。
ナイトガンダムは村を守ったヴィンセントらに対して冷たく当たる村人等の薄情ぶりに業を煮やし、
自ら怪物討伐を買って出る。
ヴィンセントらの事情に理解を示す村長は、一旦村人達を諌めナイトガンダムを止めようとする。
そこへ、自らの宿命を受け止めたヴィンセントがナイトガンダムの一人出の無謀さに危機感を感じ、
彼と同行する事を決意する。
ヴィンセントの意を決した言動に村長の心は折れ、怪物討伐を依頼する。
―そのときである。怪物が放って行った血の臭いに誘われて一匹のモンスターが村を襲ってきたのだ!

双頭の竜<ツインヘッド>はパニックに陥る村人を襲おうと咆哮する。
ヴィンセントらはいち早く反応し、モンスターを村人の居ない方向へ誘い込もうとするが、先の怪物との
戦いで傷ついていた彼らは思わぬ苦戦を強いられる。
彼らの戦いを見ていた村の若い衆は、村を守るのは自分たちの役目だと奮起し、他の住人を
立ち上がらせる原動力となり、ついに村人達は団結してモンスターに立ち向かってゆく。
そんな彼らに勇気を貰ったヴィンセントらは、今持つ最大限の力を振り絞りモンスターと相対した。
追い詰められるモンスターの弱点は「火」だった。
ナイトガンダムとヴィンセントの援護を受けた村人達はついにモンスターを討ち果たす。
ランス村の住民はその手で村の安全と平和を勝ち取ったのだった……!
最終更新:2008年01月28日 02:22