『悪夢、破りし朝』
魔の沼地にてヴィンセントたちと離れ離れになってしまった
ナイトガンダム。
迷いの森と呼ぶに相応しい場所で彼はドラゴンルーラー遭遇し、窮地に立たされていた。
無我夢中で逃げ回るも、恐ろしい唸り声を上げながら迫ってくる黒緑の巨竜は
執念深く、ナイトガンダムはついに追い詰められるが背後に開いた穴からなんとかその場を
遁れることに成功する。
そしてその先で出会ったなんとも奇妙な謎の老人に助けられる。
少々、素っ頓狂な性格ではあったが傷心のナイトガンダムを自宅へ招き入れ、食事を振舞う。
だが、一体何者なのだろうか…?
一方の王都アーレス。
王城アストレア城へ侵入を試みた"悪夢を統べし者"フェイト―
ビオレッツェ・バロンだったが
黒猫のお忍びも許さない城の鉄壁の警戒心の前に、武力行使に出る。
堂々とヒューマンフォームにて王城の正門"アイアン・ルーク″に攻め込んだのだ!
突然の曲者に続々と集まる警備兵や守護騎士たち。騒然とする王国軍に対しバロンは冷淡に
その一太刀を浴びせる。
次々と薙ぎ払われる兵士等であったが、ついに王国第7騎士団団長"鋼のヒューマンウェポン"こと
【マキシマ】を本気にさせた。果たしてバロンの目的とは一体…?
最終更新:2008年03月21日 20:20