『西の森の冒険者たち』
魔纏の城を探索するシェゾ一行。
様々な神秘を目の当たりにする彼等に一つの疑問が過ぎった。
―『魔王アリストエンペラー』の正体は魔族なのか?
魔王と銘打たれた存在は本来ならばこの城のような聖なる空間に居続ける事は困難である。
その本質が魔族であるなら… しかし、実際にこの居城は聖なる力に護られており、さらには
高位の精霊が彷徨う場所であった。
疑問を残しつつ彼らは階段を上へ上へと上がっていく。そして不思議な力の重圧を感じながら
玉座の間に辿り着く。そしてそこに待ち受けていたのは、高位の術式を操る竜のような存在―
『聖帝アンバーコロナ』であった…!
一方のグラディニア山脈では邪教の首領である
魔女ザンビアの放った黒いワイバーンと戦っている
ゼロガンダムと
ダンテたちは苦戦を強いられていた。
強力な魔力と攻撃力を有するワイバーンは、ゼロの召喚した魔龍ドラグーンでさえも中々打破できない
強敵であった。そしてダンテとロコはゼロと協力してザンビアの刺客と戦うことに。
その戦いの最中、ザンビアは語り始める。
皇帝フィルスと魔王マグレスの間で交わされた本当の契約の謎、自らの目的と共に。
果たして、ザンビアの本当の狙いとは何なのか…?
最終更新:2008年05月09日 20:39