仮面ライダーゼロワン/ KAMEN RIDER ZERO-ONE
情報
- 放送開始日:2019年9月1日
- 放送終了日:2020年8月30日
- メインプロデューサー:大森敬仁
- メイン脚本家:高橋悠也
- サブ脚本家:筧昌也(4・5話)
- 売上:
- 平均視聴率:
概要:
- 2019年5月14日に商標公開。「令和ライダー」の第一号となる。
- 2019年7月17日にネット配信で正式発表が行われることが告知されていたが、食品通販サイトで丸美屋カレーの画像で6日前にフライングバレしてしまった。
- なお、このフライングは丸美屋のミスであり丸美屋が即座にお詫びコメントを出している。
- メインスタッフは仮面ライダーエグゼイドの大森・高橋がふたたびライダーでコンビを組む。
- さすがに今回は高橋の全話執筆ではなくサブライターを置いている。
- テーマは「AI」で主人公がアンドロイドの開発や派遣を行う企業の青年社長設定。スタメンに女性ライダー(仮面ライダーバルキリー)を含む。
- 2020年3月下旬に発生した新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの影響によりテレビ朝日及び東映の撮影が停止されたため2020年5月中旬の放送から延期、魔進戦隊キラメイジャーと同様に今後の放送が危惧される事態となった。6月1日より撮影が再開、通常回オンエアは6月21日から再開されたが、それまでは総集編や特別編で凌ぐことととなった。
- 次作の「セイバー」のスケジュールもすでに動かすことが困難な時期だったため、当初の予定より1ヶ月半以上話が短縮されることになった(なお、放送終盤には東京オリンピックが想定されていたため、真偽は不明だがゼロワン超全集では全50話だったとコメントしている)。
- 延期されていた劇場版は冬映画枠での公開が発表されたため、当初の冬映画が煽りをくうことになった。
評価:
基本的なテーマである「AIを搭載されたロボットが人間社会に登場したらどうなるか」という問題に真っ正面から向き合い、序盤から中盤では彼らヒューマギア達の怒涛で悲劇的な展開、中盤以降は彼らに悲劇をもたらした側のロボットたちの苦悩を通じて、人工知能にシンギュラリティ=心が芽生えた時の人間の向き合い方、ひいては「心」とは何かを真っ向から描写している。
裏で暗躍する黒幕に踊らされつつも主要人物たちが活躍する第一部、賛否両論でありながらもうまく伏線を盛り込み見事に回収し、現実の非情さを描いた第二部、今までになかった主人公の敗北と後の決意や苦しめられたキャラクターの一矢報いる展開が多い第三部、衝撃の展開を通じて視聴者に痛切なメッセージを投げかけた最終章など、平成ライダーからストーリー構成の良点を継承しつつ平成ライダーでは描かれなかったストーリーを描いた。
洗練された仮面ライダーのデザインや、ありそうでなかったあまりにも容赦のない行動を取るライダーの存在や、ライダーの必殺技時の文字演出など、今までになかった仮面ライダーの魅力を引き出した。
以上の様に、主に作品の大まかなストーリー面や仮面ライダーの演出部分などが、本作を語る上で外せない長所となっているものの、それらの評価を打ち消してしまうだけの難点も存在する。
終盤の展開に関してはコロナ禍による内容の大幅短縮・変更を余儀なくされたと思われる展開が多い。
小林信者からの扱い:
- 「歴代最低」「平成はよかったのに」「小林を呼び戻せ」等、もはや老害と言って差し支えない彼奴らから”大人気”になっている。
コメント
- 劇場版公開延期。 -- 名無しさん (2020-06-23 13:26:39)
最終更新:2022年01月02日 13:33