烈車戦隊トッキュウジャー
情報
- 放送開始日:2014年2月16日
- 放送終了日:2015年2月15日
- メインプロデューサー:宇都宮孝明
- メイン脚本家:小林靖子
- サブ脚本家:大和屋暁(13-14話・26話・29-30話・34話・37-38話)、
- 會川昇(15-16話・36話)、毛利亘宏(鎧武との合体スペシャルのみ)
- 売上:約113億円<14.04~15.03>
- 平均視聴率:3.79%(前年-0.09%)
概要:
- 今回はタイトルバレが遅く、2013年9月26日に商標公開でタイトルが判明。
- 2013年12月7日、ついにカタログバレが判明。
- デザインは90年代以前の戦隊を思わせるようなシンプルなスーツに、ゴーグル部分に線路が横に敷かれている斬新なマスクである。
- 配色はゴーカイジャー以来となる「赤・青・緑・黄・桃」である。
- さらにメンバーも「〜レッド」などではなく「トッキュウ1号」などと呼称する。これは「乗り換え変身」という能力の設定により、各メンバーの色を入れ替えるためである。
- 放送開始前にも関わらず2月7日時点で「トッキュウ6号」のカタログバレが判明。近年は金銀だったが今回はオレンジ色と変則的にきた。
- 戦隊シリーズで「オレンジ」の色の戦士は『バトルフィーバーJ』のバトルコサック以来35年ぶりである。
- 近年の作品でよく見られた「動物モチーフ」を廃した、完全な「電車モチーフ」となっている。ただし劇場版では動物モチーフ(の烈車)である「サファリガオー」が登場する。
- ロボの合体方法もこれまでにない斬新なものになっており、「トッキュウレッシャー」が横に並んで合体する方式である。
- その合体ギミックの都合上、DX玩具は劇中の姿とは全く異なり「コレジャナイ感」で満ち溢れる事態に。
- 例年通り、ミニプラではDXよりも可動部が多く造形されているため購入者層の差別化は出来ている。
- 変身アイテムはゴーバスターズ以来のブレスとなる「トッキュウチェンジャー」。
- 今回のキーアイテムは「トッキュウレッシャー」。変身にも使われる他、トッキュウオーのパーツにもなる。
- 前作とは異なり、「ダイスオーEX(今年度より改称、最終弾)」との連動はなし。
- レジェンド商法を継続。食玩・カプセルにて過去のスーパー戦隊のレッシャーも発売。なおデザインは単なるラッピング烈車である。
- プレミアムバンダイにおいて「大人のための戦隊商品シリーズ」と題し、一部パーツがダイキャスト仕様になったトッキュウオーや光るレール(肘関節パーツ付)などが期間限定受注販売。
- キョウリュウジャーで復活した個人用武器が今回も健在。合体させることにより「レンケツバズーカ」となる。デザインはゴーオンジャーの「スーパーハイウェイバスター」に近い。
- スタッフ布陣は侍戦隊シンケンジャーと同じ宇都宮・小林に加えシンケンのP補だった石川啓が前半サブPに登用。後半サブPには東映アニメーションから出向の若林豪が登用。
- なお、小林・宇都宮コンビで他作品の企画が進められていたという話を宇都宮が雑誌で明かしており、ライター・Pとも実質的にはサブへ振る部分が多くなるのではという予想もされていた。
- 結果的には全47話中36話執筆と、ゴーバスターズと同じ執筆数になり、ここの所の小林作品では「若干サブ話数が多め」くらいになった。
- 当初は石川を次期メインに育成するための人事と見られていたが22話で石川は降板してアニメに出向になり、ここ数年の慢性的P人材不足を憂いていた住民の動揺を招いている。
- パイロット監督に中沢祥次郎、アクション監督に福沢博文。味方側にものまね芸人でおなじみの関根勤演じる男性の顔出しレギュラーが登場するが、敵側にも顔出しの首領として闇の皇帝ゼットが登場した。
- テレビ朝日の佐々木Pは「変身が面白い」と語っており、予告映像などでは明るい作風を予見させる演出が今の所目立っていた。
- 名乗りが特殊な物となっており、変身ブレスの音声が名乗る形となっている。またポーズを決めるメンバーの後ろで「トッキュウ〇号」の3Dテキストが流れる(色は各メンバーのイメージカラーに依存)。
- なお敵側は白線の内側まで下がらなければいけないルールが設けられている…が、トッキュウジャー側もクライナーの「黒い線」の内側まで下がらなければいけないルールがあることが判明した。
- ワゴン役に堀江由衣氏、悪の路線「シャドーライン」側のネロ男爵役に福山潤氏といった人気声優を起用。
- なおメインキャストの山口勝平、堀江由衣、福山潤は30分前の「最強銀河 究極ゼロ〜バトルスピリッツ〜」でもメインキャストで参加しているという流用疑惑が立つほど重なっており、ゼロ側でライバル役として参加している諏訪部順一氏もトッキュジャーの闇の皇帝の配下の怪人という役柄でゲスト参加した。
- また堀江は劇場版ハピネスチャージプリキュアに出演が決定しており、前作キョウリュウジャーの戸松と森川を含め、例年になく同放送枠のキャスト被りが多い。
- 「仮面ライダー大戦」にて同じ電車モチーフの仮面ライダー電王とのコラボが実現。これは「デンオウレッシャー」がトッキュウオーと合体することによるものである。
- ただし、この2つだけで構成されているわけでなく、「キョウリュウジャーレッシャー」も合体用のパーツに加わる。
- 玩具オリジナルとしてゴーオンジャー~ゴーバスターズのレッシャーも発売された。こちらは本編未登場。
- OPのフォーマットがゴーバスに似たような造りになっており、タイトルコールはメンバーによるものではなく歌詞の一部を利用する形でOPラストに移動(タイトルロゴ事体は初めと終わりに表示)。
- 「スーパー戦隊シリーズ」のロゴもこれまでにない演出となっており、その後「♪7:30発~、烈車戦隊トッキュウジャーが発車~いたします、お乗り遅れのないようにご注意~ください」というナレーションが流れる。しかし毎回リアルタイムに合っていないのは気にしてはいけない。
- 第5話よりメンバーが線路を走るシーンで右上に「みんなは線路内で遊ばないでね!」という字幕が追加された。これは近年多発している鉄道内での死亡事故の防止に配慮したものと思われる。
- メンバーの後ろで爆発するシーンにおいて、ランダムでメンバーの一人が転ぶ。
- EDも特殊である。従来作品よりかなり短く、次回予告もシンケンジャー同様ED内で行われる。また実在の路線を紹介するコーナーが設けられている。
- 従来の作品とは異なり、回により2パート編成か3パート編成に変動する。現時点では3パート編成が基本となっている。
- その影響かアイキャッチは2作品ぶりに右下にロゴが表示されるだけとなっている。
- 前半は従来の小林作品に比べれば比較的低年齢層を向いた展開にはなっている。但し、メインキャラ達が既に死亡か半死人状態であることを匂わせる設定や死に場所を求める追加戦士、前半で敵幹部が残酷な死亡退場など、良くも悪くも「いつもの小林」節が無い訳ではない。
- 終盤には1号の闇化など重苦しい展開が続き、結局は「いつもの小林」節となっていった。
- 3月30日には劇場公開記念として「春休み合体スペシャル」と称して仮面ライダー鎧武とのコラボレーション回が1時間枠で放送された。なお、この回は特別編であるため通常の話数にはカウントされていない。
- 長らく戦隊レッドやライダーなどを務め、本作で1号を担当した人気スーアクの押川善文が2015年2月をもって引退したため、戦隊レッドとしての彼の最終作ともなる。
- 玩具売上は前番組のキョウリュウジャーよりは落としたが小林の前担当作品であるゴーバスよりは前半の貯金がきいて上回った。
- 後半の下降は大ヒット作である「妖怪ウォッチ」関連が子供向け市場を食いまくった影響もあるとみられている。
- 平均視聴率は3.79%と僅差ではあるが前作より落ち、歴代最低記録を更新してしまった。
- ゴーバスターズに続き、「パワーレンジャー」化が見送られた。新幹線は日本固有の鉄道システムであり、シリーズ定番の自動車・恐竜・和風に比べ米国に馴染みが無いモチーフであることが理由の一つと考えられる。
- CSの東映チャンネルで再放送が多いが、2020年からのCMではレッドに当たる志尊淳に加え、人気が出たグリーンポジの横浜流星の名前を読み上げるというおかしなものになっている(出演リスト上は横浜は四番手)。
特撮!板、他所での扱い:
- デザインは上記の通り賛否両論だが、突飛なデザインはよくあること(特にライダーは)なので平常心の住民も。
- 小林のアニメメイン担当が立て込んでいる最中ということもあり、サブに振る話数が多めになる予想もされている。
- 結局執筆数は36話と前作ゴーバスターズと同じであり、当時の多忙ぶりを知らしめた。
- しかし本作終了後は特撮にはタッチしておらず、若手の後継者たちが次々とメインライターになっていることから本作が小林の特撮最終作であるという予想もされている。小林自身も後継者の必要性や特撮は最後にしたい旨を訴えていた。
- 「メインキャラクターが過去の記憶がない」という設定から「小林路線らしい作風」を予想されていたが、結局それが後半の鬱展開へと繋がり予想は的中した。
- 乗り換え変身に関しては「必要あるのか?」等と賛否両論。
- 第5話にてカップラーメンを地面にこぼしたり、第9話にて弁当を踏み潰すなど食べ物を粗末的に扱う場面が多く一部で批判の声が上がっている。
- 最も、同期ニチアサでは物資が不足しているさなか、カレーに文句を言って残すライダーや、自分の好物が食べられないと駄々をこねるプリキュアなど食べ物に対する扱いの酷さは戦隊に限った話ではない。
- 鉄ヲタ兼業の一部には、自分達の期待と違った(もっと鉄分の濃い内容を妄想していた)と零すものもいるが、これは枠の特性も考えれば制作上止むを得ない話でもある。
- 本スレのコピペ荒らしが悪質化しており、トッキュウジャーと無関係なスレから引用して爆撃するという横暴に、小林信者以外の普通の住民さえも非常に迷惑している。
- 本編の放送は終わった現在もなお、荒らし被害は沈静化していない。
- ゴーバス放送期にも同様の手口による荒らしが見られたため、同一犯ではないかと疑われているが真偽は不明。
- とうとう37スレ目はコピペ荒らしによって容量オーバーにされるという異常事態に。
- 現在は外部に機能不全となった本スレの避難所が作られている。
- 2015年2月1日のイスラム国の日本人人質殺害事件による放送休止で波紋が広がっており、本スレ32・33両目はほぼ愚痴やテレビ朝日への文句で埋まってしまった。
- しかし、トッキュウジャーは最終回まで撮影が終わっていたこともあり、放送を延長し、予定回数分放送することになった。そのため次作ニンニンジャーが割を食った形となり1回分少なくなった。とはいえ本作は特別番組で放送を見送ることがなにかと多く、鎧武との合体スペシャルを入れても全48話とそれでも少なめである。
- なお34両目の終盤に差し掛かったタイミングで再放送のスケジュールが決まった。
- 割を食らったとはいえ、放送前という早い段階での1話短縮とイベント延期のみで実影響はあまりなく、心配された実質的放送前に販売されたニンニン玩具展開も売り上げ低下などの影響も無く好調で、蓋を開けてみれば単なる通り越し苦労だったようだ。
- とはいえ、鎧武での放送休止騒動でニチアサ休止を休止を許さない層を大量に浮き彫りにした背景もあり、ツイッター内での事情が事情とは言え大人気ない文句や対応が非常に多くニチアサ民度の低下は明白な形となった。
- 玩具サイトの「冷やし牛乳やってます。」(http://blog.livedoor.jp/kanata_ss/)の管理人カナタ氏は「テレ朝編成部の編成担当部長の名前は私の絶許リストの中に刻まれた」等その際の愚痴や非難の代表格のような大人気ない発言をしている。(https://twitter.com/SSNo_03/status/561886860310360064)
- しかし後に「たかだか2~3週ニチアサ見れないくらいで騒ぐなって思ってるし後で放映するだけマシじゃねえかって」という過去の発言と矛盾するような発言をしている。(https://twitter.com/SSNo_03/status/632705942396645376)
- 最終回は殊更物議を呼ぶ展開も目立たず、味方の死亡退場者も出なかったため本スレは比較的平穏であった。
- 東映ヒーローMAXのインタビューで小林が「子供であるという設定から、小林は人間ドラマが描写されるシャドー幹部らはトッキュウジャーに殺させない」と語っており、特撮と無関係のアフィブログにも取り上げられるなど話題になったが、雑魚怪人は普通に殺すなどファイズのように模写として徹底しているわけではなく案の定ツッコミを食らっている。
小林信者からの扱い:
- スタッフバレがまだこなかった時期には鎧武叩きと小林のジョジョ続投に忙しかったため基本眼中に無い模様であった。しかしネタバレスレで何かにかこつけゲキやゴセイをこき下ろす画策は忘れていない。
- とある雑誌でメインライター小林靖子と発表されたため、全力で信仰する可能性が濃厚となった。
- それに伴い、前番組のキョウリュウジャーと横の鎧武はこれまで以上に叩く危険性が高まった。
- なお、失敗した場合はPの宇都宮やサブライターのせいにする予定であった
- 結局売上は爆死でこそないもののキョウリュウに及ばなかったが、宇都宮や前半サブPの石川を叩くと信者の愛するシンケンに類が及ぶため、後半着任したサブPの若林のせい、キョウリュウと同じメインスタッフのドライブのせいにすることにした。
- 典型的な小林信者であるレオンチャンネルはトッキュウジャーのデザインを酷評していたが、脚本が小林靖子と判明したとたんに「トッキュウ1号さん マジかっけっす」「大ヒット確定!」「全力で推します!」と掌を返している。もちろんこの時点ではまだ放送もしていない。
- さらにレオンチャンネルは放映期間中はtwitterやUuumの自分の画像にトッキュウ1号の画像を使用していた。許可はとっていたのか不明である。
- トッキュウ1号に変身するライトは「無駄に熱いタイプ」という設定ながらも草食系男子っぽい外観なことから、数年前のレッドが引き合いに出される可能性が高い。
- ゴーバスターズの時と同様、サブに振る話数が出る事を嫌がり全話執筆を希望する者も。御本尊の過労はやはりどうでもいいらしいが、信者の仇敵である三条陸がキョウリュウで全話執筆したことで対抗意識を燃やしているものと思われる。
- 2014年3月24日にトッキュウ5号を演じる森高愛氏のアンチスレを立てる。
- 「第13回 日本鉄道賞 特別賞」を受賞したことにより調子に乗って他の作品を見下すことが懸念される。
- 上記、最終回前の放送休止により波紋が広がったが、ニンニンジャーを減らすことで予定通り放送することが分かり安堵している。
- シンケンやタイムの路線を好む信者にとっては「低年齢層への配慮がある設定」「大和屋脚本回のギャグ」「味方側の死亡退場者無しの比較的きれいなハッピーエンド寄り」「能天気なレッド」「欝成分薄め(特に前半)」など不満要素もありながら商業的実績がそこそこの結果になったため「成功作としておきたいがイマイチ熱心に支持しきれない歯切れの悪さ」の残る作品となった模様で、信者のツイやブログでは微妙な不満を漏らす者もちらほらいる。
- 商業的成績で安堵したのもつかの間、ゴーバスに続く小林作品のパワレン飛ばしが確定、さらに小林脚本の「トッキュウvsキョウリュウ」が信者の仇敵下山脚本の「ニンニンVSトッキュウ」に売上で水をあけられたため、放送終了から大分経って信者に屈辱を与える結果となった。
コメント
- 放送が一週延期になった位でテレ朝に文句をぶつける信者も痛いし鬱陶しいな -- 名無しさん (2015-10-01 12:19:10)
- 今日なんかこの作品関連でザワザワしてるって思ったら、とあるアイドルがジャケットで「超トッキュウジャー」ってパロキャラ -- 名無しさん (2019-06-26 23:40:49)
- にしたら「東映に許可取ったのか?」とか「パチモンじゃなぇか」みたいな事で騒いでいたので「あー……やっぱこの脚本家の信者は厄介だわぁ……」って再確認した(しかもトッキュウジャーで名称も数年位の差だけど向こうのが使い出したの早かったって言う……) -- 名無しさん (2019-06-26 23:43:14)
- ↑なお、トッキュウジャーの戦士には超トッキュウ7号ってキャラがいるんだけどな。 -- 名無しさん (2019-07-05 16:12:33)
最終更新:2021年06月19日 17:57