種族について



種族は大きく、8種に分かれる。

世界樹の国では、種族は大きく8種に分かれる。

○人間「器用にモノづくりをすることに長けている」
  身長はおおよそ1.4~2M程のか弱く、極めて数の少ない希少な種族。
  古くは他国か異世界から来た祖先が、客として招かれ独自の文化や伝統を築いている。
  他種族と子を為せる代わりに、純粋な人間は減少傾向にあり、一部の妖魔やエルフに愛好家がいる。
  (ヒトナー、人間信仰など)

○獣人(愛情深く誰かのために生きることを誉れとする)
  動物や魔獣を近縁種としている人型の種族。
  なによりも家を大切にし、家に属する家族を最優先にする愛情深い種族。
  寿命も人間と変わらず、多胎生の者も多いため、養うべくよく働きよく食べる者が多い。
  すべての種族のプロトタイプといえる。
  なお、体形は小型からヒト型、タウル型、鳥人型、怪獣型、竜人型など多岐にわたる。
  この国の約半数は獣人が占めている。  


〇竜種(氏神としての役目が持ち力がある)
  自然や天災そのものの偉大なるマナを世界樹より授かった、とされる神。
  全ての始祖である世界樹から、理を司る。
  始まりは不明瞭(胎生と卵生は確認されている)、終わりは自然現象そのものに成る。
  世界樹の国のシステムである以上他国には行けない者が多い。一部例外はいる。
  国が亡ぶと維持ができなくなり、存在はなくなる。

〇精霊(マナが意思を持ち、自然を豊かにする力を宿す)
  大気や土壌などにあるマナに変異が起き、発生したもの。
  浄化や維持など様々な力と使命を持つ。
  童子そのもののような天真爛漫さと、好奇心旺盛を持ち合わせる。
  国外に行く場合は、力を喪失していき、いずれ消えてなくなる。

〇妖魔(満ち溢れた光にある影が清らかな闇になるように守っている)
  妖怪や魔族といったマナを多く持った種族の総称。
  姿かたちは多岐にわたり、魔獣や獣人に近い姿のものもいる。
  長寿なこともあり、エルフと同一視される種族もいるが、そのことについては嫌悪を示す。
  世界樹信仰より、竜信仰の方が多く、俗っぽい為他国との貿易や交流を好む傾向にある。
  妖魔は貴族であり、長寿であるがゆえにコレクターが多く、博物館や美術館を経営していることも多い。
  世界樹の国で文化を創造し、発展、管理しているのは彼らだ。

〇エルフ(世界樹のすぐそばで生きる記録者たち)
  自国内の理についてを国の創造時から研究し続けている長命種。
  生涯を世界樹の洞の中で過ごすものが多く、かなり浮世離れしている。
  伴侶とほぼ同義の弟子を取り、研究を終えると世界樹に還る独自の生態を持っている。
  また、知能に適性がない場合は、世界樹の管理者として戸外で肉体労働する。
  彼らはダークエルフと呼ばれ、自称は「メラニー」。
  エルフのイメージとは異なり、屈強で色黒の明朗な者たちである。

〇ドワーフ(大地を掘り、恵みを共有する)
  先祖は草食の極めてか弱い種族であったが、槌を持ち、鋳造し、武装していく中で独自の屈強な戦士に育った種族。
  体躯は0.8M~1.3Mしかなく、女系種族のため、女が強く、男はか弱い。
  寿命も40年ほどしかないため、35歳頃までを全盛期で過ごし、それ以降一気に老化し、戦いの中で死んでいく過酷な生態を持つ。
  また、一妻多夫制であり、女が生まれることは少ない。
  近縁種にニンフとよばれる種がいるが、彼らは森にすむ臆病な種のためドワーフを畏怖している。

〇機工(作られた命だが世界樹に加護を与えられた)
  古くは土人形(ゴーレム)やホムンクルスなど、人に作られた種族の総称だった。
  現在は、他国からの移民も多少はいるので、機械から機械が生まれるパターンや、機械になった人間なども参入している結果、
  人工でなくても機械部分または別のパーツに交換、換装されている人たちも雑に機工種とカテゴライズされている。
  世界樹の国にはメカニックが少ないため、セルフで維持できるか、出張サービスをする者がメンテナンスしている。
  なお、機械と機工種の線引きは世界樹の国では「自我の有無」で決まる。



他に、魔獣、魔物がいる。

転移者については、この種族のうちいずれかとユグドラシルの民に認知される。

(例)ピ〇チュウ →魔獣or精霊or魔物 この内のどの属性に近い描写するかで変わる
   ドラ〇もん →機工種
   カ〇ナシ  →妖魔


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年03月05日 20:09