ガーディアン・スタチュー




効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻 800/守1400
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、
相手フィールド上モンスター1体を持ち主の手札に戻す。


4スレ目 877 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2012/01/30(月) 02:06:59.66 ID:3YdhwGTX0

サイクルリバースの1体であり、クリッター巨大ネズミ、ローズ・トークン1体分の蘇生に対応したステータスを持つなかなかに拡張性の高いカードである。
だがこれらのサポートカード全てを受けられ、守備力以外が完全一致という上位互換カードに番兵ゴーレムが存在する。
アタッカーの基準値が上がった現在、番兵ゴーレム自体の採用率が下がり、4枚はおろか2、3枚積まれる事すら少ないのが現状。
優秀な岩石族が増えた今となっては数合わせに採用する事すら難しい。

このカードはガーディアンの名を持つため、ウェポン・サモナーでサーチできるという利点がある。
しかし、コアキメイル・ガーディアン守護者スフィンクスといったカードのほうが強力であり、加えてウェポン・サモナー自体があまり強力なカードではない。


だが石の上にも三年、カードプールの増加はこのカードに思わぬ恩恵をもたらした。
第一が、エクシーズ召喚の登場。これによりウェポン・サモナーをリバースさせる事で即座にランク4へ繋ぐことが可能となった。
これ自体はコアキメイル・ガーディアンでも代用できるが、このカードの利点はそれだけではない。

第二が岩投げエリアの登場。自身やウェポン・サモナーの微妙な守備力を補いつつ、それぞれの効果を補助できる強力なサポートカードである。
そして第三が、先史遺産コロッサル・ヘッドの登場である。
あちらの効果を利用することで、ウェポン・サモナーの効果を使い回し、毎ターンガーディアンをサーチできるのだ。

こうなれば、コアキメイル・ガーディアンに加えてこのカードを採用する理由は十分。
当然ながらあちらの維持コストとしても利用可能である。
極めつけにコロッサル・ヘッドは岩投げエリアによる防御と同時に墓地へ送る事が可能。
毎ターンのバウンスとサーチでこちらは一方的にアドを稼ぎつつ、破壊効果や2体以上の同時展開をコアキメイル・ガーディアンで抑制する。
まさに鉄壁の布陣である。

岩投げエリアは相手に攻撃表示モンスターがいないとコロッサル・ヘッドを墓地へ送る事ができない欠点があるが、裏側守備表示で出そうものならウェポン・サモナーとコンボできるカオス・インフィニティの餌食である
カオス・インフィニティ自体、このカードの起動効果で柔軟に条件を満たせる事からも相性が良い
相手がまったくモンスターを出さないとあれば、ゲート・ガーディアンガーディアン・オブ・オーダーをサーチしてズババジェネラルによる直接攻撃をお見舞いしよう。

このカードは確かに単体では貧弱であり、尖った能力も持たない石ころに過ぎない。
だがそれら小さな石が積み重なることで、上記のような堅牢な城壁が築き上げられる。
役割そのものは依然として目立つものではない。しかしそれこそ、このカードが縁の下の力持ちとして、守護者の役割を全うしている事にほかならない。
6スレ目 184 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/12/12(水) 12:49:20.05 ID:Zopq0/pW0
  • よ、四枚……?
    • あー悪い、言葉足らずだ
      スタチューは4枚目以降の番兵ゴーレムになりえるが、そもそも番兵ゴーレム自体を複数積む事の有効性が失われているため意味が無い、的なことを言いたかった



最終更新:2018年07月14日 17:14