通常罠
モンスター1体の攻撃力は、発動ターンのみ500ポイントアップ!
罠カードで、しかも500ポイントアップというこの効果では、簡単に返り討ちにされるように思えるかもしれない。
しかし考えてほしい。このカードを序盤に引けたらどうだろうか?
例えば、
サイバードラゴンを特殊召喚されたとする。こちらの場には攻撃力500の
とろける赤き影が一体。
自分の場には
突進2枚しか伏せられていない。このような状況で展開に大きく差をつけられたプレイヤーは多いだろう。
だが、そんなときに合わせてこのカードを発動できれば、弱小攻撃力のとろける赤き影でも攻撃力が2400という帝ラインを突破するのだ。
そういう意味では、何故採用が見送られるのか甚だ疑問でもあるカードの1枚だろう。
余談ではあるが、このカードはダメージステップにも使える。ほとんどのカードがその存在を無同然に扱われる時間の中で、悠然と闊歩するこのカードには目を見張るものがある。
カードゲーム、という存在にはもうひとつの魅力がある。イラストだ。
手前の戦士は健康そうな歯茎を剥きだしにして相手を威嚇している。奥の兵士は大口を開けて旗を振っている。
剣を構えた兵士は口の描写がないことから、無口でみんなの頼れるリーダーといったところだろうか。
なによりも目が妖しい黄色に光っている。これはオネストやthe splendid VENUSなどの高貴なる天使族を象徴する「光」をあらわしている。
「光」といえば、ご存じアニメ遊戯王GXでもキーワードとして「破滅の光」があった。幾度も主人公たちの前に立ち塞がる強大な存在だ。
果たしてそれだけの存在を内包する彼らを描いた「援軍」は、どれだけの可能性を秘めているのだろうか・・・・・・・・・。
昨今のコナミは中々迅速な制限強化を施しているように思える。次回、トリシューラなどとともに禁止指定されないことを祈るばかりだ。
3スレ目 751 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2010/05/31(月) 22:00:05 ID:NhlTCe/+0
最終更新:2018年06月19日 11:55