通常モンスター
星3/水属性/雷族/攻 350/守 750
電気ウナギが進化すると雷ウナギになると言い伝えられている。
レベル3で攻撃力350。これはこのカードの登場当時からしてもあまりに低い数値であった。
そのため、このカードは昔から存在意義の問われるようなカードであった。
しかし、登場から7年以上も経った後、この事態は急変する。
墓地の攻撃力500以下のモンスターを蘇生できるデブリ・ドラゴンが登場。
雷ウナギは、その恩恵を受けられるようになったのだ。
蘇生されれば、即座にレベル7のドラゴン族モンスターのシンクロ召喚に繋げる事ができる。
このカードは、アニメでも言われている「不要なカードなど存在しない」という言葉を体言したカードなのである。
レベル7のドラゴン族シンクロといえば、全体除去効果を持つブラックローズドラゴンが有名。
このモンスターが水属性である事を注目すると、氷結界の龍グングニールのシンクロ召喚に使うのがオススメである。
攻撃力が2500と高く、強力な破壊効果を備えているのだ。
このカードは、デブリドラゴンからグングニールをシンクロできるモンスターの中では唯一の通常モンスターである。
よって、通常モンスターを軸としたデッキでグングニールを使う場合は大きく役立ってくれる事だろう。
その場合、魔の試着部屋などでフィールド上に展開させる事も可能である。
また、水属性・雷族という事で、サルベージとバッテリーリサイクル、2種類の方法で墓地から手札に回収できる。
よって、グングニールのシンクロ召喚後も手札コスト要員として大いに役立つ。
この場合、同じくレベル3・水属性・雷族のボルト・ペンギンもぜひ合わせて採用したい。
このカードは「ウナギ」と名のつくモンスターであるが、最近それを差し置いてよく「ウナギ」呼ばわりされるモンスターがいる。
「エンシェント・フェアリードラゴン」である。
このエンシェント・フェアリーもレベル7のドラゴン族であるので、デブリ・ドラゴンから雷ウナギを蘇生させれば即座にシンクロ召喚が可能である。
このモンスターは1ターンに1度下級モンスターを特殊召喚できるので、モンスターの大量展開に大いに役立つ。
ついでに、他のウナギモンスターについても見ていこう。
「深海の大ウナギ」は、墓地へ送られた時に、全ての水属性モンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで500ポイントアップさせる。
この値は、雷ウナギの受けられる雷族サポートの
「電撃鞭」の+値と、「
海」または「
山」の+値の合計値に等しく、強力なのは言うまでも無い。
この効果はもちろん水属性の雷ウナギにも対応しており、効果を受ければ攻撃力は何と倍以上にまで膨れ上がる。
値は850となり、場持ちの良いチューナーである
氷弾使いレイスを倒す事が可能となる。
一気に複数体を墓地へ送れば、更に心強い。3体墓地へ送られた場合雷ウナギの攻撃力は1850にまで達し、
下級メリットアタッカーのラインである攻撃力1800のモンスターを殴り倒せるまでに強化される。
続いてのウナギモンスターは
「竜宮の白タウナギ」。
攻撃力は1700と高く、下級アタッカーとしても通用する数値である。
レベル4のチューナーでもあるが、他のシンクロ素材は魚族でなければならない。
ウナギとなの付くモンスターの中では、雷ウナギだけが魚族ではないので、残念ながらシンクロ素材となる事はできない。
しかし、デブリ・ドラゴンと違ってシンクロ先の種族は問わない。
DNA改造手術を使って雷ウナギを魚族に変更しシンクロ召喚し、相手の不意を突くのも面白いだろう。
以上のように、この雷ウナギに始まったウナギモンスターは現在では様々な種類が登場しており、
いずれもこのモンスターを中心とした運用が可能である。
これらのモンスターの活躍するデッキ・【ウナギ】が環境を制する日は、そう遠くない。
3スレ目 410 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2010/01/24(日) 16:32:35 ID:Wg/JA2Qr0
最終更新:2018年07月04日 20:52